本サイトにはPRを含みます。なお、掲載されている広告の概要や評価等は事実に反して優遇されることはありません。

太陽光発電にかかる保険料の相場はどのくらい?2024年以降の値上げの背景や災害時の補償内容を解説

相次ぐ自然災害で、いつ何が起こるかわからない中、保険に入らずメーカー保証だけで安心していませんか?

「自分の管理している太陽光発電所は大丈夫!」と思っていても、想定外のことが起こり後悔…なんてケースも少なくありません。

太陽光発電所の自然災害における被害は、パネルやパワーコンディショナーの修繕費だけではありません。

太陽光発電を稼働停止するため、売電収入がゼロになってしまう可能性もあるんです。

備えあれば憂いなし!いますぐ保険加入を検討してみましょう!

当記事の監修者

監修:石野拓弥

エレビスタ株式会社(https://erevista.co.jp/)代表取締役。2009年から起業14年目のWEBマーケッター兼 連続起業家。2013年から太陽光発電所の売買仲介No.1プラットフォーム「SOLSEL(https://solsel.jp/)」を運営。累計の流通総額は1,400億円を超えている。

「世界をもっと”もっとも”に。」というミッションのもと、再生可能エネルギーと金融の分野でメディア事業を展開し、「業界No.1プラットフォーム」を目指して、日々奮闘中。

経済誌「Forbes JAPAN」や「ベストベンチャー100」「アジアの注目企業100」の選出などメディア掲載多数。

X(旧Twitter) Linked In

太陽光発電の保険料金の相場

動産総合保険の年間保険料の相場は、設備規模によって異なります。

太陽光発電所の規模が大きくなればなるほど保険料は高くなりますが、自己負担になると考えると保険に加入しておくことをおすすめします。

ただし、全ての保険に加入する必要はないので、発電所を設置している地域によってどの保険が必要になるのかを考え、保険会社と相談して決めるようにしましょう。

また、ローンを組んで太陽光発電を購入した場合は金融機関の保険で適用できるケースもあるので、内容を確認するようにしてください。

太陽光発電を運用するなら保険に加入したほうがいい?

太陽光発電を運用するのであれば、保険加入は必須と言っても過言ではありません。

よく、メーカー保証があるなら保険に入る必要はないと思っている方もいますが、メーカー保証と保険は補償内容が異なります

そのため、災害など予期せぬ事態に遭ってしまった場合、メーカー保証の対象外となることもあります。

メーカー保証の対象になるケースとならないケースを比較してみましょう。

メーカー保証の対象となるケース

通常、太陽光パネルには各メーカーの保証が付帯しています。

メーカー保証には、2つの保証があります。

  1. システム保証:パネル自体の問題で故障や破損し、発電量が低下した場合に受けられる保証
  2. 出力保証:太陽光パネルの出力値がメーカー規定の最大出力値を下回った場合に受けられる保証

メーカーによっては自然災害補償や施工保証が付帯しているケースもあります。

しかし、多くの場合はメーカー保証は自然災害による補償は対象外となるので、万が一台風などで太陽光パネルが故障すれば自腹で修理代を払わなければいけなくなるので、かなりの損失となります。

それらを補償してくれるのが太陽光発電の保険です。

メーカー保証では対応できないケース

では、実際太陽光発電の保険に加入するとどのようなことを補償してくれるのでしょうか。

保険に入ると、以下のようなケースで補償を受けることができます。

(ただし、加入する保険によって内容は変わります)

・火災における設備の破損
・自然災害(台風地震など)による故障の修理費
出力抑制にかかり売電収入を得られない
・パネルやケーブルなどの盗難
・故障や修理中の稼働停止期間の収入

次にどの保険に入れば、どのような補償が受けられるのか詳しく説明していきます。

太陽光発電に関する保険の種類・補償内容

太陽光発電に関する保険にはいくつかの種類があります。

大きく分けて4つの保険を紹介します。

①企業総合保険

いわゆる事業体の火災保険です。

太陽光パネルはもちろん、太陽光発電設備にあるパワコンや架台、ケーブルなどが、以下のトラブルで破損や故障した場合に補償対象となります。

  • 火災による損害
  • 落雷による故障
  • 台風や雪による破損
  • 盗難
  • 飛来物体が衝突したことによる破損
    (※上記は一例です)

ただし、企業総合保険は地震による故障や破損は補償対象外となるので、別途で保険を追加する必要があります。

②動産総合保険

動産総合保険で補償されるのは以下の通りです。

  • 火災による損害
  • 落雷による故障
  • 台風などの自然災害による損害
  • 雪による故障
  • 外部からの物体の飛来や落下による損害
  • 盗難

企業総合保険の内容と似ていますが、動産総合保険の場合、草刈りなどでパネルやケーブルが破損してしまったというような機械的事故は補償対象外となるケースがあります。

③施設賠償責任保険

台風や地震などで太陽光発電設備が破損し、飛散してしまった際に、他人に怪我をさせたり、他人の物を壊してしまったときに治療費や修理代を補償してくれる保険です。

太陽光発電所の周りに住宅がなかったり、人通りが多くなければ加入しなくてもいいでしょう。

④休業損害補償保険

太陽光発電設備が故障すると、設備が復旧するまで発電できないので、当然収入もゼロになってしまいます。

収入がないのに修理代やローンの支払いをしなければならない分、収支はマイナスです……。

このような状況で、収入を補償してくれるのが休業損害補償保険です!

企業総合保険や動産総合保険と合わせて休業損害補償保険に加入しておけば、万が一の事態が起こっても支出を抑えることができます。

太陽光発電に関する保険を取り扱っている保険会社・保険代理店

下記の保険会社では太陽光発電における保険を取り扱っています。

  • 三井住友海上
  • 東京海上日動火災保険
  • 損保ジャパン日本興亜
  • あいおいニッセイ同和損保

新規太陽光発電ではなく、中古で太陽光発電を購入する場合はあらかじめ保険がついている場合もあります。

物件の購入時に保険の内容と保険料を業者に確認し、不要なものは外すようにしてください。

また、収支シミュレーションをする際は、保険料も含めた実質利回りで計算し、どのくらいの利益が出るのかを算出しておくのがおすすめです。

まとめ

太陽光発電の故障や破損は、製造の問題であればメーカー保証が適応されますが、それ以外はメーカー保証では補えないことがほとんどです。

保険への加入は任意で、追加で費用がかかる分、加入するかどうか迷う方もいるかもしれませんが、近年自然災害が増加していたり、感染症の流行で市場が不安定になっていたりと金銭面での不安が大きくなっています。

安心して太陽光発電を運用していくために、少しでもリスクを減らすことを目的に保険加入を検討しておくことをおすすめします。

関連記事

関連記事

太陽光発電

記事一覧へ
記事一覧へ

節税・節約

記事一覧へ
記事一覧へ

資産形成

記事一覧へ
記事一覧へ

SOLACHIE presents

  • 太陽光投資の「失敗確率を下げるノウハウ」を一冊の本に!無料の限定資料をプレゼント

  • 投資スタートした場合の、実際の利回りシミュレーションをプレゼント

  • 太陽光投資プラットフォーム「SOLSEL」非公開物件をご紹介

SOLSELコンシェルジュに
太陽光投資の相談

コンシェルジュがサポートいたします。
まだサイトに掲載されていない投資物件も多数ございます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。