不動産投資のローン審査に落ちたらどうする!?特徴や審査基準、審査落ちした場合の対応について解説
不動産投資について色々勉強して融資を申し込んだのに審査で落ちてしまった!
不動産投資はローンでレバレッジをかけられるのが魅力なのに、審査で落ちたら元も子もありません。
しかし、不動産投資のローンは金額も高く、銀行側の審査が厳しいので、初心者がいきなり借入するのは難しいのです。
不動産投資のローンの特徴や審査のポイントなどについて詳しく解説していきます。
不動産投資で利用するローンの特徴
不動産投資のメリットの1つは、金融機関からローンを受けてレバレッジをかけた投資ができることです。
しかし、不動産投資のローンは金額も高く、専門的な知識を必要とするので金融機関側の審査も厳しくなります。
不動産投資で利用するローンの特徴をまとめると以下のようになります。
- 融資元は銀行
- 審査が厳しく時間がかかる
- 物件についての詳しい資料の提出が必要
- 収益性や事業計画を説明する必要がある
- 変動金利のものが多い
不動産投資のローンを行っているのは多くが銀行です。一部、ノンバンクで不動産担保ローンを行なっているところもありますが、金利が高く融資額も限られています。
不動産投資のローンは高額で専門的な知識が必要なため、銀行の審査は厳しく、審査に数週間から数か月かかることもあります。
審査には、属性に関わる証明資料などの他、物件の登記簿謄本や建築済証など様々な書類提出が必要となります。また、物件の収益性を説明するために、レントロールや周辺家賃の調査、キャッシュフローや事業計画書などが必要になることもあります。
住宅ローンではフラット35など固定金利のものも多くありますが、不動産投資のローンは長期となり事業性が高いため、変動金利のものが多くなっています。
不動産投資の審査は厳しい?審査落ちする原因
不動産投資のローン審査は厳しいと言われますが、本当でしょうか?
結論から言うと、不動産投資の審査は確かに厳しいです。
特に投資初心者がいきなり高額の融資を受けることは難しいと言えます。
不動産投資のローン審査の難易度や審査に落ちた場合どんな原因が考えられるかを探ってみました。
審査難易度
融資の目的 | 難易度 | |
ソーラーローン | 太陽光発電を設置する費用 | ★★☆☆☆ |
住宅ローン | 自分が居住する家を購入する費用 | ★★★☆☆ |
不動産投資ローン (事業用ローン) |
不動産収入・コインランドリー・駐車場など収益を得るために借りる費用 | ★★★★★ |
不動産投資のローン審査は、よく自己居住用の住宅ローンと比較されますが、住宅ローンと比べてはるかに審査は厳しいのが実状です。
自己居住用の物件は自分が住めなくなると困るので返済の確実性が高いですし、住宅金融公庫などからの公的支援も受けられるので、住宅ローンの審査は比較的緩めで金利も低い設定になっています。
不動産投資のローンは、あくまで事業用ローンです。
ですから、金融機関は、借入する人の属性はもちろん、物件の担保評価や収益性を厳しく評価します。
不動産投資ローンの審査は、通常の住宅ローンの審査とは全く別ものであることを理解しておきましょう。
審査基準
不動産投資ローンの審査基準はどんなものなのでしょうか。
不動産投資ローンの審査基準は大きく3つのポイントに分けられます。
- 属性
- 滞納の履歴
- 投資物件としての評価
不動産投資の融資で審査に落ちる原因は、この3つのポイントにあります。
順番に詳しく説明していきましょう。
①属性
属性は、不動産投資融資の審査でも一番大きなポイントとなります。
特に、初めて不動産投資をする人は、投資や事業の実績がありませんから、金融機関からすると属性をメインに評価せざるを得ません。
逆に、多少投資物件の収益性に疑問があっても、属性が良ければ審査に通る確率はアップします。
審査にあたって属性を判断するポイントとしては以下のようなものがあります。
- 収入
- 雇用形態と勤続年数
- 資産の状況
- 家族構成
- 健康状態や将来性
中でも1番目の収入と、2番目の雇用形態と勤続年数がポイントです。
勤続年数が一定期間あり、年収が500万円以上の正規雇用サラリーマンなどは、属性としては有利と言えます。
雇用が安定していない人や、個人事業主で収入が不安定な人などは、審査に通りにくい可能性が高いです。
金融機関は、いざという時に返済してもらえるかどうか、借入する人の収入だけでなく資産状況でも判断しています。
預貯金や持ち家など担保にできる資産がある人は、属性としては有利になるでしょう。
配偶者を保証人にするなど、配偶者の収入を見込んでいる場合は、配偶者が将来的にも継続的に収入を得られるか、なども審査に影響してきます。
もちろん、借入する本人の健康状態や継続的に働けるかどうかの将来性も大きなポイントになります。
②滞納の履歴
属性と共に審査の重要な要素となるのが、金融事故や滞納の有無など、借入人の信用履歴です。
いくら属性が良くても、過去に金融事故の履歴があるような人は、不動産投資ローンの審査に通るのは難しいでしょう。
金融機関は融資をする際に、必ず信用情報機関に借入申込人の信用情報についての照会をします。
信用情報は、銀行からのローンだけでなく、割賦販売や携帯電話の料金の未払いや遅延、奨学金の返済などまで含まれます。
信用情報履歴が残るのは5~10年程度と言われていますので、過去10年以内に金融事故や滞納の履歴がある場合は、審査落ちするリスクが高いです。
③投資物件としての評価
不動産投資でローンをする場合、投資物件としての評価が大変重要になります。
投資物件としての評価は、主に以下の2つのポイントに大別できます。
- 物件の担保評価
- 物件の収益性
物件の担保価値は、土地や建物の値段、交通の便や災害リスク、周辺環境や賃貸ニーズなどによって決まります。
土地の値段は、路線価や固定資産税評価額に加えて、周辺地域の取引価格などを参考にして評価します。建物については、木造や軽量鉄骨よりRCなどの方が評価が高く、築年数が新しいほど価値も高くなります。いざとなった時に貸し手が物件を差し押さえて売却した場合に、どこまで資金回収できるかが担保価値によって決まります。貸し手の金融機関にとっては、不動産の担保価値は審査の大きな判断ポイントです。
最後に、物件の収益性です。
不動産投資が通常の住宅ローンと一番違う点は、この投資物件の収益性になります。
物件の価格に対してどれほどの収益が見込めるのか、表面利回りだけでなく、実質利回りが高い物件であることが重要です。
実質利回りを算出するにあたっては、家賃設定や空室率、ランニングコストなどをできるだけ精緻に厳しく見積もる必要があります。
不動産投資の審査に落ちた人でも資産運用ができるかも!?
色々準備をして不動産投資の融資に申し込んだのに、審査で落ちてしまった!
諦めるのはまだ早いです。
不動産投資の審査に落ちた人でも、借入をして資産運用できる方法があるかもしれません。
不動産投資に似た投資法として、最近話題の太陽光投資があります。
太陽光投資なら審査に通る可能性がある
太陽光投資なら、不動産投資の審査に落ちた人でも、融資を受けられる可能性があります。
実際、不動産投資の経験がある人や不動産投資のローン審査に落ちてしまった人で、太陽光投資に切り替える人が増えているのです。
なぜ今、不動産投資ではなく太陽光投資が注目されているのでしょうか?
太陽光投資が不動産投資と比べて始めやすい点などを中心に解説します。
そもそも太陽光投資とは
太陽光投資とは、ソーラーパネルや土地など太陽光発電のためのインフラに投資し、発電した電気を電力会社に売って収益を得る投資です。
太陽光発電投資では、『固定価格買取制度(FIT制度)』という国の保証制度を利用できるため、売電価格や期間が保証されて収益が安定しやすい、というメリットがあります。
固定価格買取制度(FIT制度)とは、太陽光など再生可能エネルギーの拡充を目指し、電力会社による電気の買取価格や期間を国が保証してくれる制度です。
太陽光投資には、FIT制度による保証の他にも不動産投資と比べて以下のようなメリットがあります。
- 初期費用が安い
- 実質利回りが高い
- 管理が簡単でコストが低い
- 銀行だけでなく信販やリース会社からもローンを受けられる
太陽光投資は初期費用が安く、不動産に比べて単価も低めになるので、頭金や借入金額が少なくて済みます。
また、不動産では建物の管理や修繕に手間とコストがかかりますが、太陽光投資は基本ソーラーパネルだけなので、維持コストも低く、実質利回りも高くなりやすいのです。
さらに、不動産投資の場合は金額が高かったり査定の問題があって基本的に銀行や信金などの金融機関に限られますが、太陽光投資の場合は、信販やリース会社からもローンを受けられる可能性があります。
太陽光投資の融資は頭金が0円でも審査に通りやすい
太陽光投資の融資は、不動産投資と違い、頭金が0円でも審査に通りやすくなっています。
不動産投資でも頭金無しのフルローンを借りられる可能性は0ではありませんが、融資額が高額なので、通常は1割程度の頭金を求められることが多いです。
特に、不動産投資が初めてで実績の無い人や担保資産が無い人が、いきなりフルローンをしてもらえる可能性は極めて低いでしょう。
その点、太陽光投資であれば、不動産よりも融資金額が低く、初期費用も安いため、金融機関の審査が通りやすいと言えます。
太陽光投資はFIT制度により収益の安定性が見込めるため、金融機関も融資がしやすく、場合によっては頭金0円でも融資を受けられます。
太陽光投資がおすすめな人
太陽光投資がおすすめな人とはどんな人でしょうか。
太陽光投資がおすすめな人の特徴をまとめると以下のようになります。
- 安定した収入が欲しい人
- 第2の年金を作りたい人
- NISAやiDeCoなどの投資経験者
- 貯金額100万円〜300万円程度の方
太陽光投資は、FIT制度などにより安定収入が見込める投資ですが、資本を回収するにはある程度時間がかかります。不動産のように値上がり益も期待できないので、リスクが低い分大儲けする可能性もあまりありません。ですから、時間がかかっても安定した収入が欲しい人、第2の年金を作りたい人、などに向いています。
不動産投資との比較あり!無料太陽光投資セミナー
▶︎▶︎▶︎無料セミナー詳細はこちら◀︎◀︎◀︎
「太陽光発電投資に興味があるけれど、具体的にどうやっていいのかわからない」
「周囲に太陽光発電をやっている人がいないからな、経験者の意見が聞けない」
そんな悩みを抱えている人もいるでしょう。また、老後の生活に備えて何か投資をやってみたいけれど、株やFXなどはギャンブルみたいでわかりにくいと考えている人もいるかもしれません。
そんな悩みを1人で抱えている人におすすめなのが、ソルセルが開催している太陽光投資の無料セミナーです。
太陽光発電投資に興味を持っている人・始めている人は、以下に当てはまる人が多いです。
- 貯金が300万円以下
- サラリーマン
- iDeCoやNISAをしている
- 不動産投資に興味を持っている・もしくはすでに始めている
- リソースをかけずに不労所得がほしい
セミナーでは、太陽光発電投資の仕組みや始め方などをしっかりと理解していただき、さらに次のような情報も説明します。
- 太陽光発電投資と他の投資との比較
- 太陽光投資vs不動産投資
- 太陽光発電投資のリスク、その対処法
など
まずは、なかなか聞きなれない太陽光投資ってどんな投資方法なの?と内容を聞きに行くのがおすすめです!
まとめ
以上、不動産投資のローンについて、特徴や審査基準などについて解説しました。
不動産投資は高額で長期の融資になることが多く、金融機関はほぼ銀行に限定され、審査基準も厳しくなります。
高い属性や最低でも1割程度の頭金を求められることが多いので、条件を満たせない人がローンの審査に通ることはかなり難しいでしょう。
太陽光投資であれば、頭金0や別の金融機関からローンを受けられる可能性もあります。
不動産投資ローンで審査に落ちた人でも、諦めずに、太陽光投資など他の投資方法や代替案が無いか検討してみましょう。
SOLACHIE presents
-
太陽光投資の「失敗確率を下げるノウハウ」を一冊の本に!無料の限定資料をプレゼント
-
投資スタートした場合の、実際の利回りシミュレーションをプレゼント
-
太陽光投資プラットフォーム「SOLSEL」非公開物件をご紹介