新しいタイプの投資方法として注目を集めているのが、CREAL（クリアル）です。

CREAL（クリアル）は東証クローズ市場に上場しているクリアル株式会社が運営している不動産投資クラウドファンディングサービスです。登録から投資まで、スマホ一つで手軽に資産運用を始めることができます。

クリアルは簡単に資産運用を始められることから、数多くのメリットがある反面、怪しいなどという口コミも見かけますが、果たしてどの評判が本当なのでしょうか。

不動産投資クラウドファンディング『CREAL（クリアル）』

不動産投資CREAL（クリアル）の概要は、以下の通りです。

運営会社	クリアル株式会社
サービス開始年月	2018年11月13日
想定利回り（年利）	4.0〜5.5%
最小投資金額	1万円から
運用期間	4ヶ月～24ヶ月
投資実績	356億円以上(2023年9月時点)
公式サイトURL	https://creal.jp/

CREAL（クリアル）は、従来の投資とは異なるクラウドファンディング方式で不動産投資を行なうサービスです。

不動産投資クラウドファンディングとは、複数の投資家から資金を集め、その資金を元に事業者が不動産を購入し運用、それによって発生した収益を分配するという仕組みになります。

少額から投資可能なためリスクが少なく、比較的新しいサービスでありながら、多くの投資実績を記録しているため、投資初心者から経験者まであらゆる層から注目を集めているのが特徴です。

CREAL（クリアル）の想定利回りはどのくらい？

クリアルの想定利回り	不動産投資の利回り(首都圏/2021年)
4.0%~5.5%	区分マンション	7.24%
	一棟アパート	8.52%
	一棟マンション	8.03%

引用先：収益物件検索サイト 健美家のご紹介

クリアルの想定利回りは、公式では4.0〜5.5%​​といわれていますが、この利回りはあくまで想定であり、完全に保証されているわけではありません。

ただし、過去にクリアルが取り上げて運用完了した案件で、想定利回り以下を記録した利回りは一切ないため、安心できます。

不動産投資の2021年の利回りは、7.24%～8.52%なので、不動産投資の方が利回りは高いですが、初期費用も大きく異なります。

CREALを利用するメリット・評判

クリアルに投資をするメリットは、具体的にどういった点なのでしょうか。クリアルのメリットを以下より紹介します。

• 東証上場企業だから信頼できる
• 1万円の少額投資が可能
• 投資でポイ活もできる
• マスターリース契約をしている
• 基本的に毎月新規募集あり
• スマホで対応できる

東証上場企業だから信頼できる

クリアル投資の利点は、クリアルの運営会社の社会的地位が安定している点です。クリアルの運営会社であるクリアル株式会社は、2022年4月28日に東京証券取引所グロース市場への上場を果たしました

東証上場企業として確固たる地位を築いているため、特に投資ビギナーは、そのような立派な企業が手がけているクリアルも、安心して利用できます。

また、クリアル株式会社は、以下の免許も取得しています。

• 不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第112号
• 金融商品取引業（第二種金融商品取引業、投資助言・代理業） 登録番号 関東財務局長（金商） 第2898号
• 宅地建物取引業 免許番号 東京都知事（2）第100911号
• 不動産特定共同事業者（第1号及び第2号）

「怪しい」「投資できない」という意見もあるクリアルですが、国から公的な各許可を取得して事業を行なっているため、決して怪しい会社・事業は行なっていません。

東証上場企業という社会的地位もあり、各種免許も取得してる会社が運営しているため、安心して利用できます。

1万円の少額投資が可能

クリアルのメリットは、1口の投資額が1万円の少額投資からスタートできる点です。通常の不動産投資の場合、土地や建物の購入、さらに管理費などの各種費用がかかるため、まとまった多額の初期費用を用意しなければいけません。

それに加えて、管理など各種業務もあるため、費用と手間を消費します。投資初心者の人は、投資は不動産投資のように、高額の費用を準備しないとできないというイメージがあるため、なかなか手が出せないという人もいるかもしれません。

しかし、同じ不動産投資でも不動産投資クラウドファンディングであるクリアルは、1万円から投資を開始することが可能です。この1万円という金額は他社の不動産投資クラウドファンディングと比べても、少額といえます。

他社の不動産投資クラウドファンディングの場合、投資額は最小であっても10万円が必須です。しかしクリアルは1万円からスタートできて、なおかつ不動産管理などの手間も必要ないため、こづかい・ポケットマネーを貯金する感覚で投資が開始できます。

投資初心者であっても気軽に始められるのが、クリアルのメリットです。

投資でポイ活もできる

クリアルは、各種ポイント制度の利用でポイントを稼ぐ「ポイ活」も、投資と同時に行えます。

クリアルは、以下のポイントサイト経由で新規会員登録すると、ポイントが発生します。

これらのサイト経由で登録をして、新規投資・不動産個別面談などを行なえば、最小で数千ポイント、最高額で68,000円相当のポイントがもらえます。

ただし、個別面談を受けてポイントが発生するには、いくつかの条件があるので、それを満たしていないと面談は受けてのポイント発生はありません。

マスターリース契約をしている

画像引用元：株式会社東急レクリエーション 不動産事業部

クリアルは、マスターリース契約を導入していることも、メリットの一つに挙げられます。マスターリース契約とは、投資の対象物件を仲介会社が一括借り上げして、第三者に貸し出す仕組みの契約です。

この契約は、投資家・仲介会社・物件利用者の三者間契約で、これにより不動産投資のリスクを回避できます。

不動産投資における賃貸物件運営のリスクは、空席や家賃延滞・滞納です。賃貸物件の管理は定期的な家賃収入があり、安定した収入が見込めるといわれていますが、それはあくまで物件利用者が絶えず入室した場合です。

入室者が決まらずいつも空室の状態になっていれば、家賃を支払う者がいないため、収入が発生しません。また入室者がいたとしても、家賃の延滞・滞納が続いた場合、これも収益にならない状態です。

この状態が続けば、物件の管理や修繕費用などの出費が続くだけで、赤字となってしまいます。

しかし、マスターリース契約をしていれば、物件を一括借り上げしている会社から家賃保証を受けられるので、赤字になることはありません。

クリアルは子会社とマスタリース契約を結んでおり、損失を回避して最小限にとどめられるため、安心して投資を進められます。

基本的に毎月新規募集あり

クリアルは良い案件が紹介されていても、すぐに募集が終了してしまって投資できないという意見があります。

しかし、クリアルの強みは、常に毎月新規の案件募集を紹介している点です。常に新しい案件の提示があることに加えて、案件の種類もさまざまなタイプが揃っています。

対象となる物件は、賃貸マンション・アパート、学校や保育園、店舗用ビルや物流施設など、その種類は多岐にわたります。

他では見つからない、クリアル独自の案件が豊富に揃っており、物件の周辺環境などの情報を入手することも可能です。投資のためのポイントの説明もあるので、安心して投資ができます。

スマホで対応できる

クリアルのメリットは、すべてスマホ操作だけで対応可能な点です。従来の不動産投資はさまざまな手続きをする必要があり、手間がかかります。

クリアルでは、登録・案件の情報収入・投資申し込みといった一連の手続きを、スマホなどのネット環境さえ手元にあれば、すべて簡単に完結できるのが特徴です。

投資後の運用状況のチェックなどもスマホ経由で簡単にできるため、本業で忙しい人でも、少しの空いている時間さえあれば、いつでもどこでも利用できます。

CREAL（クリアル）のデメリットと注意点

少額からの投資スタート可能・豊富な案件紹介・安定の保証制度・すべてスマホで完結と、さまざまなメリットのあるクリアルですが、利用者のなかにはデメリットと感じる点もあるようです。

そのような感想を持った方々が、ネットに感想を書いているために「クリアル やばい」「投資できない」などといったイメージが一部で定着しつつあるようです。

では、クリアルを利用された方々は、どういった点をデメリットと感じたのでしょうか。その具体的なポイントを以下より紹介します。

• 人気の枠はすぐになくなる
• 元本保証がなく元本割れするリスクがある
• 運用期間中の解約はできない

人気の枠はすぐになくなる

クリアルのメリットの一つは、魅力的な案件が豊富に紹介されている点です。しかし魅力的な案件は応募者が殺到するため、すぐに応募者が殺到して募集金額に達して募集締切になります。

投資をしたくても、提示されている案件がほとんど募集終了しているため、投資ができないのが、クリアルのデメリットです。

案件募集が終了するのは、募集期間の終了もあれば、募集金額の達成もあります。人気案件の場合、募集をしてから10数日で資金調達率100%に到達してしまい、すぐに募集終了というパターンも少なくありません。

また、自分に適した案件で、さらに募集期間が締め切っていない案件が見つかっても、投資資金を口座に入金している状態でないと、申し込みはできません。

投資したい案件が見つかり資金的にも余裕があったとしても、入金を先に済ませていない場合、募集に間に合わないといったケースもあります。事前に入金をして案件募集に備えておくことが大事です。

元本保証がなく元本割れするリスクがある

クリアルは、完全な元本保証がないこともデメリットの一つです。クリアルは運営元である株式会社クリアルが投資家たちのリスク軽減のために劣後出資を行なっています。

劣後出資とは、投資家たちの投資案件で生じた損失を、運営会社が補填するシステムです。もし損失が発生した場合、配当分より先に、投資の運営会社が損失を負担します。

株式会社クリアルは、劣後出資を10〜20%を行なう仕組みなので、損失が出ても問題なく元本割れの心配はありません。

ただし心配がないのは想定内の損失の場合です。相場の大暴落など想定以上の損失が発生した場合、劣後出資だけではカバーできず投資家に経済的なダメージが行く可能性が高いといえます。

また、クリアルの運営元である株式会社クリアルの経営状態によって、劣後出資が円滑に機能しないパターンも決してゼロではありません。

株式会社クリアルおよびクリアルは、多大な投資実績を誇っているため、会社の経営・投資の運営には何も問題はないといえますが、将来どうなるかといった完全な保証はないといえます。

投資した金額が100%元本割れしないという、完全な保証がないことを頭に入れておきましょう。

運用期間中の解約はできない

クリアルで投資した案件は、運用期間の短期・長期に関係なく、運用期間中の解約はできないのがデメリットです。

クリアルが紹介している案件の運用期間は4ヶ月〜24ヶ月という幅になっています。これが短期であれば早期の現金化が可能です。しかし、運用期間が長期の案件になれば、最長2年あまり投資した資金がその案件にだけ拘束されます。

運用が長期間になればなるほど大きな収益が期待できますが、数年後の市場の流れというものは誰も予測できません。

将来の市場動向はあらゆるデータや消費者のニーズなどをデータに、ある程度のことは予想可能です。しかし、想定外の景気変動・市場動向の変化などがあった場合、運用期間中の案件は解約不可能であるクリアルだと、それに対応できません。

案件の価値変動などが発生した場合、ダイレクトに大きな損失が生じてしまいます。時間をかけてじっくりと長期運営をすれば収益が増すと考えている方は、途中解約ができないというリスクも把握しないといけません。

ただし、どうしてもやむを得ない事情で途中解約をしたい場合、クーリングオフ制度で契約解除が可能です。条件をクリアして契約が解除された場合、投資金額は全額返還されます。

CREAL（クリアル）の最新キャンペーン情報

2024年5月14日現在、クリアルでは初回限定最大50,000円分のAmazonギフトカードプレゼントキャンペーンを行っています。

新規で投資家登録するだけで、Amazonギフトカード1,000円分プレゼント！さらに、初回投資金額に応じてギフトカードがプレゼントされます。

プレゼント対象者	Amazonギフトカード
投資家新規登録	1,000円分
初回投資額30万円以上	1,100円分
初回投資額100万円以上	7,000円分
初回投資額300万円以上	26,000円分
初回投資額500万円以上	49,000円分

キャンペーンの詳細はCREALの公式サイトで確認してください。

【CREAL（クリアル）の利用方法】登録〜投資を始めるまで

クリアルで投資を開始するには、必要書類の準備および提出、会員登録、投資家登録などの手続きをしないと投資はできません。

クリアル利用のために準備するもの、登録から投資スタートまでの手順を事前に覚えておけば、スムーズに投資開始できるため、一連の手順を頭に入れておくことが大事です。

では、クリアル利用のための手順を、以下より紹介します。

登録に必要な書類

クリアルでは、会員登録後の投資家登録・専用口座の開設時に本人確認書類が必要です。口座開設の際は、登録方法により本人確認書類が異なります。必要な書類は以下の通りです

スマートフォンで本人確認（顔写真撮影）する場合

• 運転免許証（表・裏）
• 個人番号カード（顔写真付き）（表）
• 在留カード（表・裏）

郵便受取で本人確認をする場合

郵便受取の場合は、「A群・B群」という2つの書類を準備しないといけません。最初にA・Bはそれぞれ被らない別の書類を選ぶ必要があります。

指定されたA群・B群の種類は以下の通りです。

「A群」

• 運転免許証（表・裏）
• 個人番号カード（顔写真付き）（表）
• パスポート（顔写真掲載ページ・住所掲載ページ、住所がないパスポートは対象外）
• 住民基本台帳カード（表・裏）
• 在留カード（表・裏）
• 特別永住者証明書（表・裏）
• 運転経歴証明書（表・裏）

「B群」

• 運転免許証（表・裏）
• 個人番号カード（顔写真付き）（表）
• パスポート（顔写真掲載ページ・住所掲載ページ）
• 住民基本台帳カード（表・裏）
• 在留カード（表・裏）
• 特別永住者証明書（表・裏）
• 健康保険証（表・裏）
• 公共料金（電気、ガス、水道、固定電話、NHK）の領収証書（発行から6ヶ月以内）
• 社会保険料の領収証書
• 国税、地方税の領収証書または納税証明書
• 住民票の写し（マイナンバー・個人番号不要、発行から6ヶ月以内）
• 母子健康手帳（氏名、生年月日、現住所ページ）
• 国民年金手帳（氏名、生年月日、現住所ページ）
• 身体障害者手帳（氏名、生年月日、現住所ページ）

スムーズに口座開設できるように、事前に忘れないように用意することが大事です。

登録・利用方法

登録・利用方法は、以下の手順で行ないます。

会員登録

公式サイトの会員登録ページにてメールアドレスとパスワードを登録します。その後登録アドレスへ認証メールが届き、メール記載のURLをクリックすれば、会員登録完了です。

投資家登録

投資家登録ページにて本人確認情報を入力、登録内容と、画像添付にて送信した本人確認書類の内容が一致すれば、投資家登録完了です。また審査基準を満たさない場合は、投資家登録できない場合もあります。

投資家登録は郵便受取の方法もあり、この場合はweb申し込みより時間がかかりますが、審査通過をすれば1日以内で自動登録完了です。

お客様専用口座への入金

投資家登録完了後はお客様専用口座が開設されるので、投資用資金を入金します。

投資申込〜運用

口座入金が完了したらファンド一覧からファンドを選択して投資の申し込みをします。運用中は毎月分配金が配当される仕組みで、配当状況や予定はログイン後トップページから確認可能です。

出金

口座からの出金は、ログイン後「出金申請ページ」から出金申請をすることによって可能です。初めて出金される場合は、出金口座の登録画面が表示されて、登録後に出金申請が行えます。

CREAL（クリアル）に関するよくある質問

クリアルに関してよく挙がる質問をまとめました。質問とその回答を以下より紹介します。

CREAL（クリアル）は怪しい会社ではないですか

クリアルは社会的に信頼のおける以下の特徴があります。

• 運営会社は東証上場企業
• 企業運営に必要無各種免許を取得
• サービス開始から5年で356億円以上の投資実績

運営会社およびサービスの実績ともに、確固たる実績があるため、安心して投資開始できます。

クリアルの強みは？

クリアルの強みは以下の点です。

• 1万円からの少額投資からスタートできる
• スマホだけですべての対応が可能
• 投資をしながらポイ活もできる
• マスターリース契約のためリスクを最小に抑えられる
• クリアル独自の豊富な案件の紹介が可能

以上のような、投資初心者から投資の熟練者まで、幅広い層に対応できるのが、クリアルの強みです。

CREAL（クリアル）は安全ですか？

クリアルの運営会社である株式会社クリアルは企業経営のために必要な各種免許を取得しており、想定利回りが下回らない実績もあります。

保証制度（マスターリース契約）もあるため、初心者でも安心して利用できます。

CREAL（クリアル）は毎月何が受け取れる？

クリアルでは、毎月、配当金が受け取れます。配当金は他の投資方法だと半年〜1年に1回のペースになりますが、クリアルでは月1ペースです。

早期の現金入手ができて運用成果も把握しやすいのが、クリアルのメリットです。

まとめ

不動産クラウドファンディング「CREAL（クリアル）」は、多様なメリットがありながら、「怪しい」「投資できない」といったネガティブな評判もネット上で見かけます。

しかしクリアルは東証上場企業による運営、サービス開始から5年で356億円以上の成果という、立派な実績があります。

クリアル利用をするうえで大事なのは、メリット・デメリットといえる点を事前にしっかりと把握することです。そして、不動産クラウドファンディングという投資方法が、本当に自分に適しているか、しっかりと検討する必要があります。

クリアルの詳細をしっかりと頭に入れて、円滑な投資スタートをしましょう。