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長期投資のメリット・デメリットとは?複利効果についても詳しく解説

長期投資は投資の基本で、初心者なら短期投資よりも利益を狙えるチャンスがあります。

また、短期で売買する必要がないので、チャートに張り付く必要がなく、日々忙しく過ごしている人でも手軽に始められるというメリットがあります。

これから投資を始めようか悩んでいるなら、長期投資のメリット・デメリットを理解し、今後の資産形成のために役立ててください。

長期投資とは

長期投資のメリット・デメリットとは?複利効果についても詳しく解説

長期投資とは、その名の通り長期に渡って金融商品を持ち続ける投資です。

短期間で売買で繰り返す短期売買とは違い、投資期間が長くなればなるほど投資の平均収益率が安定していきます。

一般的には数年~数十年程度の期間で投資を行いますが、「〇年以上が長期投資」という明確な定義はありません。

長期投資でも簡単に利益が得られるわけではないですが、短期投資のように継続的に値動きの予想を当て続ける必要がなく、分析に関する知識がなくても始められるので、初心者向けの手法です。

短期投資との違い

短期投資は、数分や1日など短い期間で何度も取引を行い、利益を得る方法です。

短期投資では統計の結果発表や経済指標など、さまざまな情報を活用して価格を分析する必要があります。

一方で、長期投資は将来的な利益を見込んで投資をするもので、性質が全く異なります。

短期投資 長期投資
投資期間 数分~1ヶ月程度 数か月~数十年
取引頻度 多め 少なめ
手数料負担 高め 少なめ
リスク 高め 低め

長期投資は投資期間が長く、仮に一時的に価格が下落してしまった場合でも、再び価格が上昇して利益を得られる可能性が高いです。

また、長期投資では運用で得た利益を元本にプラスして再投資するという「複利」にも期待できます

過去のTOPIXや証券会社における過去のデータをみても、金融資産は保有期間が長いほどリスクが低く、リターンの幅も小さくなっています。

長期投資はローリスクローリターン、短期投資はハイリスクハイリターンの投資方法です。

長期投資4つのメリット

ここからは、長期投資のメリットを4つ紹介します。

長期投資には、次のようなメリットがあります。

  • 複利効果が得られる
  • 日々の値動きに左右されない
  • リスクのコントロールがしやすい
  • 売買にかかるコストが抑えられる

複利効果が得られる

長期投資では、複利効果を得られます。

複利は、「利子がさらなる利子を呼ぶ」仕組みです。

上昇トレンドが続いている時に得た利益をさらに運用に回すことで、どんどんお金が増えていきます。

例えば、毎月の積立金額5万円を、想定利回り3%で10年間運用した場合、元本は600万円ですが、運用収益は98.7万円になります。

これは、複利によって10年間で98.7万円の利益を得られたということです。

複利は、投資期間が長くなればなるほど大きくなります。

長期投資の利益と複利効果は、密接に関わっているのです。

日々の値動きに左右されない

長期投資は、短期投資のように毎日チャートをチェックしたり、分析をする必要がありません。

積立投資であれば、毎月決まった金額を決まった日に運用してくれるので、手間もかかりません。

投資初心者からすると、「投資家=毎日画面に張り付いてチャートを見ている」と考えている人も少なくないでしょう。

しかし、これはあくまでも短期投資に限ったことです。

長期投資は、長い期間運用することが目的なので、日々の値動きに左右されることはありません。

長期投資をしても日々の値動きが気になってしまうことも多いですが、長期的に見れば利益を上げやすいので、そこまで気にする必要はありません。

日々仕事や家事、育児・介護で忙しい人でも、長期投資であれば始めやすいでしょう。

リスクのコントロールがしやすい

長期投資をすれば、リスクのコントロールもしやすいです。

代表的なリスク管理方法として、分散投資が挙げられます。

長期投資では、大きな損失が出るのを防ぐために、資産を分散できます。

資産を分散して投資をすれば、仮に1つの金融商品で大きく値下がりしても他の金融商品で損失分をカバーできるので、リスクヘッジがしやすいです。

リスクのコントロールがしやすいということは、精神的な負担も少ないということです。

損失が100%出ないわけではありませんが、損失が怖くてなかなか投資に踏み切れずにいる人も、長期投資であれば参入のハードルが低いと言えるでしょう。

売買にかかるコストが抑えられる

長期投資は、売買にかかるコストを抑えられるというメリットもあります。

取引手数料は取引毎にかかるので、短期間で何度でも取引する短期投資では、手数料の負担が大きくなります。

しかし、長期投資であればそもそも取引する回数が少ない分、手数料を抑えられるということです

手数料は1回毎に数十円程度しかかかりませんが、仮に50円の手数料でも100回取引をすれば5,000円の手数料がかかります。

手数料以上に利益を出せればいいですが、初心者が短期投資で継続的な利益を得るのは難しく、損失が増えてしまう可能性が高いです。

その点、長期投資なら手数料負担を抑えて、手元に残るお金を増やすことが可能です。

長期投資3つのデメリット

ここからは、長期投資のデメリットについて解説します。

長期投資は初心者におすすめの方法ですが、デメリットがあることも事実です。

長期投資を始める前に、どのようなデメリットがあるのかを把握しておく必要があります。

  • すぐに利益を得ることができない
  • 将来の予測を立てるのが難しい
  • 運用コストが大きくなる可能性がある

すぐに利益を得ることができない

長期投資は、数か月~数年の期間をかけて長期的に資産を形成していくもので、短期投資のようにすぐに利益を得ることはできません。

例えば、株で長期投資をする場合、投資先の企業が成長することを想定して投資すると思います。

しかし、その企業が成長するのに10年以上かかることもあり、すぐに利益を得るのは難しいです。

長期投資では、数年~数十年かけて利益を得るのが一般的です。

短期的に資産を2倍、3倍にすることはできません。

ローリスクリーリターンな投資方法なので、短期的に大きな利益を得たい人は短期投資の方が向いているかもしれません。

将来の予測を立てるのが難しい

長期投資では、将来の予測を立てるのが難しいです。

短期的な価格動向であれば、長期投資と比べても経済指標などから分析して予想もつきやすいです。

しかし、5年後、10年後に起こることなんて誰も予想できませんよね。

現在将来的に明るい企業でも、10年後には業績が悪化している可能性も十分考えられます。

短期投資と長期投資ではそもそもの運用前提が異なるので、この点を理解した上で長期投資をすることが大事です。

将来の予想を立てるのが難しいからこそ、特定の企業に投資をするのではなく、投資信託などでリスク分散をしながら長期的な運用成果に期待するのが長期運用の正しい運用方法です。

運用コストが大きくなる可能性がある

投資信託で長期投資をする場合、商品を保有しているだけで運用コストが発生してしまいます。

そもそも、投資信託では、購入時手数料や信託財産留保額などの手数料が発生します。

投資信託を購入する際は販売会社に購入時手数料を支払う必要があるのです。

加えて、運用中は間接的に運用管理費用が差し引かれます。

投資信託を取引する際は、どのような手数料をいくら負担するのかなどを、「目録見書」などで確認してください。

投資家が長期投資を投資信託で運用するなら、いくらコストが発生するのかを知ることはとても重要です。

長期投資をするなら投資信託がおすすめ

長期投資には、投資信託がおすすめです。

投資信託は、複数の投資から集めた資金を元に、プロが株や債券などに投資をし、運用を任せるという投資方法です。

投資の知識がなくても始めやすく、分散投資によりリスクを抑えられるなどのメリットがあります。

投資信託の分配金が再投資されるタイプであれば、さらに複利効果が得やすいです。

運用する商品と金額を選んだ後は、基本的に「ほったらかし」で取り組めるので、気軽に投資を始めやすいでしょう。

運用コストを抑えるためにインデックスファンドを選ぼう

低コストで長期運用したいなら、信託報酬が0.20%以下のインデックスファンドがおすすめです。

インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託です。

代表的なインデックスとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 日経平均株価(日経225、日経平均)
  • 東証株価指数(TOPIX)
  • NYダウ(ダウ平均株価)
  • S&P500指数
  • ナスダック総合指数

インデックスファンドはアクティブファンドと比べて手数料が安いです。

多くのインデックスファンドでは、購入時の手進料が0円のノーロード投資信託も増えています。

信託報酬も低いので、長期的な資産形成でもコストを抑えられます。

つみたてNISAなら節税も可能

つみたてNISAなら、長期的な運用成果に期待できるだけでなく、節税も可能です。

非課税期間である最長20年間で発生した利益に対する税金は発生しません。

通常、課税口座で運用する場合は20.315%が課税されますが、つみたてNISAではどれだけ多くの利益が出たとしても期間内であれば一切課税されません。

長期投資にはうってつけの制度と言えるでしょう。

例えば、毎月1万円を年利3%で運用し、20年間積み立てる場合、運用等の節税効果は18万円です。

知っているのと知らないのとでは大きな違いがありますので、つみたてNISAの利用も検討してみてください。

つみたてNISA・投資信託におすすめのネット証券

つみたてNISAや投資信託におすすめのネット証券をご紹介します。

SBI証券

SBI証券

運営会社 ​​株式会社SBI証券​​
口座数 1,100万口座​​(2023年9月までの情報)
取引手数料 ・国内・海外株式・投資信託・FX:0円
・SBIラップ:年間0.66%
・口座開設・維持費用:0円
NISAの取り扱い
ポイント投資 ・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・Vポイント

SBI証券は、口座開設数が1,100万口座を超えてる人気のネット証券会社です。ネット証券ではあるものの各種ポイントが貯まる点や、手数料が安い点などが、初心者から上級者まで人気を集めています。

貯まったポイントは商品購入に充てられるのはもちろん、日常の買い物に利用もできるため、よりお得につみたてNISAや投資信託が行えます。

つみたてNISAの取り扱いも行っており、初めて投資信託を行う人にもわかりやすくアプリで簡単に商品購入などができるので、特におすすめできるネット証券です。

\アプリで操作も簡単!/

マネックス証券

マネックス証券

運営会社 マネックス証券株式会社
口座数 222万口座(2023年7月までの情報)
取引手数料 ・NISA:すべて0円
・株式取引・信用取引(税込)・現物取引:最低 55円~
・信用取引:最低 99円~
・一日定額手数料コース:最低 550円(約定金額100万円以下)
・単元未満株:買付時0円、売却時は約定代金の0.55%
・新規公開株 公募・売出株:0円
・立会外分売:0円・iDeCo:運営管理手数料0円
・口座開設、維持費:0円​​
NISAの取り扱い
ポイント投資 マネックスポイント

マネックス証券はNISAの取引手数料が無料なので、初めてつみたてNISAを始めようかと考えている方にも、おすすめできるネット証券です。取引手数料がかからず、NISAであれば非課税になることも考えると、かなりお得に利用できると評判です。

つみたてNISAだけでなく、取り扱い銘柄も豊富なので、投資信託を始めようとしている人にもおすすめできます。

口座開設や維持費といった余計な料金も発生しないので、まずはマネックス証券を検討してみましょう。

\取り扱い銘柄多数!/

松井証券

アーリーリタイアとは?いくら資金が必要なのか、後悔しないためのコツを解説

口座数 145万口座以上
取引手数料 約定50万円まで手数料0円
NISA
積立NISA
投資信託 1,600本以上
外国株 2,700銘柄以上
スマホアプリ あり
ポイント 松井証券ポイント

松井証券は、他のネット証券会社ではあまりない問い合わせ窓口などのサポートが充実しているのが、特徴です。

多くの場合ネット証券を利用すると、わからないことがあったら自分で調べて答えを出す必要がありますが、松井証券なら口座を開設する前から、フリーダイヤルで電話をして詳細を直接アドバイザーに相談できるのは、初心者にとって大きなメリットです。

松井証券ポイントが貯まるので、他のポイントに変換したり、購入費用に充てたりと利用してお得にNISAや投資信託を始めましょう。

\独自のサポートが充実!/

まとめ

長期投資は、資産運用の基本です。

チャートを頻繁に見る必要はなく、比較的低いリスクで運用成果に期待できることから、投資初心者や日々忙しい人に向いています。

短期投資に比べると利益が出るまでに時間がかかったり、大きな利益に期待できないなどのデメリットがありますが、それでも十分な資産形成は可能です。

つみたてNISAであれば毎月100円から積立投資ができるので、まずは少額から長期的な資産形成のために、運用を開始してみてはいかがでしょうか。

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