太陽光クラウドファンディングとは?利回りや投資のリスク、メリット・デメリットを解説
- 公開日:2026.06.26
- 更新日:2026.06.26
近年注目を集めている「クラウドファンディング」。商品・サービスの開発や店の開業支援、株式に投資するタイプまで、さまざまなクラウドファンディングが登場しています。
そんな中で、最近登場してきたクラウドファンディングが「太陽光ファンド」です。
太陽光ファンドは、太陽光で発電した電力を電力会社に売電して収入を得る太陽光発電投資とは異なり、支援者から資金を調達した太陽光発電事業者が、売電収入の一部を各支援者に分配金として分配するサービスです。
太陽光ファンドの特徴やメリット、出資金よりも元本割れする可能性などのデメリットについて解説します。
・太陽光クラウドファンディングは、小口資金で太陽光発電事業に投資し、売電収入の一部を分配金として受け取れる仕組みです。
・メリットは1万円程度の少額から始められ、設備管理の手間が不要な点ですが、元本割れや途中解約不可といったリスクが存在します。
・投資案件を選ぶ際は、想定利回りだけでなく、運用期間や事業者の実績、担保・保証の有無を多角的に分析することが重要です。
目次
太陽光発電のクラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、複数の投資家から集めた資金を使って事業や投資を行う方法です。投資対象が太陽光発電事業であるものを、太陽光クラウドファンディングと言います。
太陽光クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディングといえば、商品開発から販売までの資金を調達するケースは多いですが、実は太陽光発電も参入をはじめています。
太陽光クラウドファンディングは、支援者から資金を集めて太陽光発電を行う仕組みです。支援者から運用資金を調達し、売電収入の一部を支援者に分配することで成り立っています。
太陽光発電投資は、固定価格買取制度(FIT)のおかげで安定の高い投資としても注目されていますが、それよりもメリットが大きいと注目されているのが太陽光ファンドなのです。
太陽光クラウドファンディングの主な種類
太陽光クラウドファンディングには、主に融資型とファンド型があります。融資型は、投資家から集めたお金を事業者や発電所の運営会社などに貸し付け、返済時の利息をもとに分配金を受け取る仕組みです。
一方、ファンド型は太陽光発電所や関連事業に出資し、売電収入や事業収益に応じて分配を受ける形です。どちらも数万円程度から始められる案件が多く、屋根貸しや発電所の直接運営より手軽に太陽光発電へ関われます。
ただし、元本保証はなく、発電量の低下や事業者の倒産などで損失が出る可能性もあります。利回りだけで選ばず、仕組みやリスクを見て判断しましょう。
融資型とファンド型の違い
融資型とファンド型の大きな違いは、お金の出し方と利益の受け取り方です。融資型は、投資家が出した資金をクラウドファンディング事業者が企業などへ貸し付け、返済金や利息をもとに分配します。
予定利回りや運用期間が比較的わかりやすい一方で、貸付先の返済が滞ると分配や元本回収に影響する場合があります。ファンド型は、太陽光発電事業そのものに出資し、売電収入などの運用成果に応じて分配を受ける仕組みです。
発電量や売電価格、設備トラブルの影響を受けやすい点に注意が必要です。安定性を重視するなら貸付先や担保の有無、事業性を重視するなら発電所の場所や収支計画を確認するとよいでしょう。
クラウドファンディングで出資する時のポイント
太陽光発電事業をはじめるには、設備の購入や土地代などで数百万~数千万の資金が必要です。そのため資金に余裕のない方は、太陽光発電を導入できません。
しかしクラウドファンディングでは、太陽光発電の資金を小口で多くの出資者から募っています。そのため出資者は、1口1万円程度から投資することも可能です。
つまりクラウドファンディングによって、誰もが太陽光発電投資を手軽にはじめることが可能になったのです。
太陽光発電などのクラウドファンディングは、以下のような指標をもとに出資を判断します。
<太陽光ファンドでおもに見る指標>
| 最低投資額 | 1口何円から投資できるのか確認する |
| 目標利回り | ファンドを運用して得られる利回りの目標利率 |
| 分配日 | ファンドからの分配金を受け取る日。「毎月」「1回のみ」などさまざま |
| 目標分配率 | ファンド運営による分配金の目標利率 |
| 出資総額 | 調達目標の出資総額。ただし目標額に届かなくても、事業を開始することもある |
| 運用期間 | ファンドを運用する期間 |
これらの指標を見て「目標利回りは高いか」「信頼できる事業者かどうか」「元本は将来どれくらいまで増えるか」などを分析し、投資を判断します。
太陽光発電のクラウドファンディングに投資するメリット

クラウドファンディングでの太陽光発電投資のメリットは、以下のとおりです。
1万円程度の少額で始められる
一般的な太陽光発電投資は1,000万円以上の太陽光発電設備を購入する必要がありますが、太陽光ファンドは一口1万円という少額で始められます。
1人が出資するのではなく、複数の出資者の資金を集めて太陽光発電設備を運用するので、1人の負担額が少額で済むのです。
また、クラウドファンディングは目標利回りが10.0%の場合には1万円を投資することにより1,000円の分配品を獲得できる可能性があります。
太陽発電設備購入手続き・管理の手間がかからない
個人で太陽光発電投資を始める場合には太陽光発電パネルなどの設備を購入する必要があり、多額の資金の調達や太陽光発電施設の売買契約や融資契約を結ぶなどの手間がかかります。
しかし、太陽光ファンドの場合には太陽光発電設備を購入しなくても投資できるので、お金がかからないだけではなく、時間も手間もかかりません。
一定価格での買取を国が保証している
太陽光ファンドは、太陽光発電投資と同様に、固定価格買取制度(FIT)によって電力会社に一定価格で買い取ってもらえるという国の後ろ盾があります。
この制度を活用して太陽光発電で発電した電気を電力会社に売電することにより、安定した収益を長期間にわたって得られるのは大きなメリットです。
環境貢献につながる投資ができる
太陽光発電のクラウドファンディングは、利益を狙いながら再生可能エネルギーの普及を支えられる点もメリットです。太陽光発電は、発電時にCO2を排出しない電源とされており、環境負荷を抑えたエネルギーとして国も普及を進めています。
投資家は発電設備を自分で購入しなくても、クラウドファンディングを通じて太陽光発電事業に資金を出せます。そのため、環境に配慮した投資をしたい人や、社会的な意義のある投資先を選びたい人にも向いているでしょう。
ただし、環境貢献につながるからといって必ず利益が出るわけではありません。利回りや運用期間だけでなく、事業者の実績や発電所の場所、リスクの説明も確認しましょう。
太陽光発電のクラウドファンディングに投資するデメリット

続いてクラウドファンディングで太陽光発電投資をするデメリットは、以下のとおりです。
利回りが下がったり元本割れしたりする可能性がある
太陽光発電は、地震・台風などの自然災害によって設備が故障すると、発電量が減り、収益が大幅に減る可能性があります。
また、日射量が少ない季節には、売電収益も少なくなり、配当額が一定ではありません。
自然災害や日射量の影響で発電量が減少した場合、元本を割る可能性が高いという点が最大のデメリットとも言われています。
太陽光発電の設備不良が起きれば、運用やメンテナンスなどでコストがかさみ、目標とする利回りを下回る可能性もあるでしょう。
太陽光発電投資は天候や運営事業者、設備などにかなり左右されるため、ある意味運に頼る部分もあり、収益性の見通しを立てにくいというデメリットがあるのです。
運営事業者や借手の貸倒れの可能性がある
太陽光ファンドは新しいクラウドファンディングということもあり、新規参入の事業者が多いので、信頼できる事業者を選択する必要があります。
新規参入した事業者のファンド経営が立ち行かなくなった結果、倒産や借手の貸倒れが発生するという難点があるからです。貸倒れとなれば、元本が返却されないという事態となり、大損をする可能性があります。
途中で解約できない
太陽光クラウドファンディングは、途中解約できないことが多いです。あらかじめ投資期間が指定されており、期間が満了しない限りお金を引き出すことはできません。
ましてや太陽光の場合、投資期間が5年などの長期間になることが多く、その間は資金を引き出せなくなります。また、ファンドによっては解約する際に、違約金が発生してしまう恐れもあります。
不足の事態を考慮して、余剰資金を用意しておくのが無難でしょう。
自然災害や設備トラブルの影響を受ける可能性がある
太陽光発電のクラウドファンディングは、投資先が発電所である以上、自然災害や設備トラブルの影響を受ける可能性があります。
たとえば、台風や大雨、落雷、地震などで太陽光パネルや架台、送電設備が破損すると、発電量が落ちたり、修理が終わるまで売電できなかったりする場合があります。
また、パワーコンディショナーの故障や点検不足によって、想定どおりに発電できないケースも考えられます。
保険に入っている案件でも、すべての損害が補償されるとは限りません。出資前には、発電所の所在地、災害対策、保険の有無、メンテナンス体制を確認しておきましょう。
売電収入が想定より下がる可能性がある
太陽光発電のクラウドファンディングでは、売電収入が想定より下がると、分配金や償還に影響する可能性があります。
FIT制度の認定を受けた案件は一定期間、決められた価格で電気を買い取ってもらえますが、収入が必ず計画どおりになるわけではありません。天候不良で日照時間が少なくなったり、設備の劣化で発電量が下がったりすると、売電量が減る場合があります。
また、電力の供給量が需要を上回ると、発電を一時的に止める出力制御が行われることもあります。利回りだけを見て判断せず、発電量の前提や出力制御のリスク、過去の運用実績も確認しましょう。
太陽光クラウドファンディングと現物の太陽光発電投資の違い

太陽光クラウドファンディングと現物の太陽光発電投資の違いについて詳しく解説します。
初期費用の違い
太陽光クラウドファンディングと現物の太陽光発電投資では、初期費用の大きさが異なります。クラウドファンディングは、案件によっては1万円程度から出資できるため、まとまった資金を用意しにくい人でも始めやすい投資方法です。
一方、現物の太陽光発電投資では、発電設備や土地、工事費、連系費用などが必要になり、数百万円から数千万円規模の資金がかかるケースもあります。
ローンを利用できる場合もありますが、返済負担や審査も考えなければなりません。まずは少額で試したいならクラウドファンディング、本格的に発電事業を持ちたいなら現物投資が選択肢になるでしょう。
利回り・収益性の違い
太陽光クラウドファンディングは、募集時に予定利回りが示されている案件が多く、投資前に収益の目安を把握しやすい点が特徴です。ただし、予定利回りは保証ではなく、発電量の低下や事業者の経営悪化などで分配金が減る可能性があります。
現物の太陽光発電投資は、売電収入から維持管理費や保険料、ローン返済などを差し引いた金額が主な利益になります。
うまく運用できれば収益を長く得られる可能性がありますが、初期費用や管理コストも大きくなりやすいです。手軽に分配を受けたい人はクラウドファンディング、収益性を自分で高めたい人は現物投資を検討するとよいでしょう。
管理の手間の違い
太陽光クラウドファンディングは、発電所の運営や設備管理を事業者が行うため、投資家が現地に行って点検したり、修理業者を手配したりする必要は基本的にありません。出資後は運用報告を確認しながら、分配や償還を待つ形になります。
一方、現物の太陽光発電投資では、発電設備を所有する分、管理の責任も大きくなります。雑草対策、パネルの点検、故障時の修理、保険の更新、税金の確認など、対応すべきことは少なくありません。
管理会社に委託する方法もありますが、その分の費用がかかります。手間を抑えたい人には、クラウドファンディングのほうが取り組みやすいでしょう。
資産として保有できるかの違い
太陽光クラウドファンディングでは、投資家が発電所や土地を直接所有するわけではありません。あくまで案件に出資し、運用結果に応じて分配金や償還を受ける仕組みです。
そのため、発電設備を自分の資産として売却したり、運営方針を決めたりすることは基本的にできません。一方、現物の太陽光発電投資では、発電設備や土地、権利を保有できる場合があります。
将来的に売却したり、相続や法人資産として活用したりできる点は現物投資ならではの特徴です。ただし、資産として持てる分、維持管理や売却時の手続きも発生します。手軽さを重視するか、所有する価値を重視するかで選び方が変わるでしょう。
太陽光クラウドファンディングの具体的な投資費用・利回り

太陽光クラウドファンディングの平均利回りとリターンの例は以下のとおりです。
| ファンドA |
ファンドB | ファンドC | |
| 申込単位(1口) | 10万円 | 10万円 | 50万円 |
| 出資募集総額(口数) | 2500万円(250口) | 3000万円(300口) | 2億9000万円(580口) |
| 目標利回り | 5.0% | 5.6% | 9.2% |
| 運用期間 | 1年 | 5年 | 20年 |
太陽光クラウドファンディングに向いている人・向いていない人

太陽光クラウドファンディングに向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。
太陽光クラウドファンディングに向いている人
太陽光クラウドファンディングは、少額から太陽光発電事業に関わりたい人に向いています。
現物の太陽光発電投資のように、発電設備を購入したり、土地を探したりする必要がないため、投資にかけられる資金や時間が限られている人でも始めやすいでしょう。
また、再生可能エネルギーの普及を支えながら、分配金を狙いたい人にも合っています。株式のように日々の値動きを細かく追うより、運用期間中はある程度任せたい人にも検討しやすい投資です。
ただし、元本保証ではないため、余裕資金で投資できる人や、事業者の実績・リスク説明を確認できる人に向いています。
太陽光クラウドファンディングに向いていない人
太陽光クラウドファンディングは、元本割れのリスクを一切取りたくない人には向いていません。
予定利回りが表示されていても、分配金や元本の償還が保証されているわけではなく、発電量の低下や借手の経営悪化によって損失が出る可能性があります。
また、運用期間中は途中解約できない案件も多いため、近いうちに使う予定があるお金を投資するのは避けたほうがよいでしょう。
発電所を自分で所有したい人や、売却・管理方針まで自由に決めたい人にも合いにくい投資です。安全性を最優先したい場合は、預金や国債など別の選択肢も含めて考えましょう。
太陽光クラウドファンディング案件一覧
太陽光クラウドファンディングを扱うサービスは複数ありますが、それぞれ投資対象や利回り、運営方針が異なります。
ここでは、クラウドバンク、SOLMINA、株式会社自然エネルギー市民ファンドの3つのサービスについて見ていきましょう。
クラウドバンク

クラウドバンクは、再生可能エネルギーや不動産などを対象とした日本最大級のクラウドファンディングプラットフォームです。金融庁の登録を受けた業者が運営しており、透明性と実績の高さが評価されています。
太陽光クラウドファンディングでも多くの案件を取り扱っており、安定的な利回りと社会貢献の両立が可能です。
例えば、【太陽光発電ファンド第2913号】では、目標利回りが4.9%で、目標金額が28,500,000円です。そのため、目標金額を達成できれば1,396,500円のリターンが期待できます。
2026年2月現在太陽光案件はありませんが、今後増えてくる可能性も否定できません。
参考:クラウドバンク
SOLMINA(ソルミナ)

SOLMINA(ソルミナ)は、再生可能エネルギーに特化したクラウドファンディングサービスです。特に太陽光発電のファンドに強く、個人投資家が「環境貢献しながら資産を増やす」仕組みを提供しています。
実際のファンド例では、想定利回りが3〜6%前後と安定しており、長期的な運用が可能です。例えば、【ソーラーシェア1号】の案件では目標利回りが 4.34% で、募集金額(投資総額)が 15,070,000円 です。
そのため、目標金額どおりの運用を達成できれば、年間換算で 654,038円、運用期間である14ヶ月間では合計 約763,044円 のリターンが期待できます。
2026年2月現在現在太陽光案件はありませんが、今後再募集が望まれます。
出資先はすべて国内の発電所で、発電実績や進捗が定期的に報告されるため、運用の透明性も高いといえるでしょう。
参考:SOLMINA
株式会社自然エネルギー市民ファンド

株式会社自然エネルギー市民ファンドは、地域密着型の再生可能エネルギー投資を支援する老舗ファンドです。
市民が主体となって出資し、太陽光・風力・バイオマスなどの発電事業を地域に根づかせる仕組みを構築しています。
太陽光ファンドでは、年利3〜5%程度の堅実な利回りを目標としており、投資リターンだけでなく地域への社会的リターンも重視しています。
特に、発電事業で得た収益を、地域振興や環境教育に還元している点が特徴的です。
例えば2026年2月現在、【田老太陽光発電市民ファンド】では想定利回りが2.0%(年率)で、発行価額の総額(募集上限)が80,000,000円です。
そのため、満額で目標を達成できれば、年間換算で1,600,000円のリターン(分配金総額)が期待できます。
太陽光クラウドファンディング案件を選ぶときのチェックポイント

ここでは、太陽光クラウドファンディング案件を選ぶときのチェックポイントを紹介します。
想定利回りだけで判断しない
太陽光クラウドファンディングを選ぶときは、想定利回りの高さだけで判断しないことが大切です。
利回りが高い案件は魅力的に見えますが、その分、発電量の下振れや借手の返済遅延、事業者の経営悪化などのリスクが大きい場合もあります。
予定利回りはあくまで目安であり、分配金や元本の返還が保証されるわけではありません。
案件を比較するときは、発電所の所在地、売電単価、運用期間、過去の実績、リスクの説明まで確認しましょう。数字だけで選ぶより、なぜその利回りが出せるのかを見たほうが安心です。
運用期間と途中解約の可否を確認する
太陽光クラウドファンディングでは、案件ごとに運用期間が決まっています。数カ月程度の短期案件もあれば、数年単位で資金を預ける案件もあります。
運用中は原則として途中解約できないものが多いため、近いうちに使う予定があるお金を出資するのは避けたほうがよいでしょう。たとえば、引っ越し費用や生活防衛資金まで投資に回してしまうと、急な出費に対応しにくくなります。
出資前には、運用期間、償還予定日、途中解約の条件、譲渡できるかどうかを確認しましょう。無理なく寝かせておける余裕資金で投資することが大切です。
運営事業者の実績を確認する
太陽光クラウドファンディングでは、案件そのものだけでなく、運営事業者の実績も確認しましょう。
どれだけ条件がよく見える案件でも、運営事業者の管理体制が不十分だと、情報開示が遅れたり、トラブル時の対応に不安が残ったりする可能性があります。
チェックしたいのは、過去の募集件数、償還実績、遅延や元本割れの有無、運用レポートの分かりやすさなどです。
登録を受けている事業者かどうかも見ておくとよいでしょう。ただし、登録業者だから必ず安全というわけではありません。実績と説明内容をあわせて見て、信頼できるか判断しましょう。
担保や保証の有無を確認する
太陽光クラウドファンディングでは、担保や保証の有無も重要なチェックポイントです。担保付きの案件では、万が一返済が滞った場合に、発電設備や土地などをもとに回収を図る仕組みが用意されていることがあります。
保証付きの案件では、借手以外の会社や代表者などが返済を支える形になる場合もあります。ただし、担保や保証があっても、元本が必ず戻るわけではありません。
担保の評価額が十分でなかったり、売却に時間がかかったりするケースも考えられます。担保の内容、評価方法、保証する相手の信用力まで確認しておきましょう。
自分で太陽光発電投資を始めるなら「SOLSEL(ソルセル)」
自分で太陽光発電投資を始めるなら、まずは基礎知識をしっかり学べる機会を活用することが大切です。
ソルセルでは、太陽光発電投資の初心者でも安心して理解を深められるよう、無料オンラインセミナーを定期的に開催しています。
セミナーでは、「太陽光投資の仕組み」「物件選びの基準」「リスクと対策」「融資・節税のポイント」など、実践に役立つ内容を丁寧に解説。
さらに、セミナー参加者限定の非公開物件も紹介されるため、投資を具体的に検討したい方にも最適です。
オンライン開催なので自宅から気軽に参加でき、希望者には個別相談も可能。太陽光発電投資を自分で始めたい方は、まずはソルセルのセミナーに参加してみるのがおすすめです。
太陽光クラウドファンディングに関するよくある質問

太陽光クラウドファンディングを検討する際に、気になる点についてまとめています。
太陽光クラウドファンディングの欠点は何ですか?
クラウドファンディングの案件や実施方法によっては、募集金額に達さずに、プロジェクトが頓挫してしまう可能性があります。
また、目標金額が達成できたとしても、プロジェクトが思うように収益を上げられなければ、利回りが低くなるばかりでなく、元本割れをする可能性も。
逆に、とても人気のある案件である場合は、競争率が高く、クラウドファンディングに参加できないという事態も発生しがちです。
太陽光発電の10年後・20年後はどうなりますか?
国が目指す2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、さらに普及が進むと考えられます。
太陽光発電投資の対象となる産業用太陽光発電は、FIT期間が20年です。クラウドファンディングの場合、このFIT期間中が運用期間となるため、安定した収入が予想できます。
太陽光クラウドファンディングとは寄付ですか?
クラウドファンディングは寄付とは異なります。
寄付は見返りを求めずに資金を提供しますが、クラウドファンディングは分配金の収益で資産形成を目的とします。
クラウドファンディングの案件を、自分が応援したい事業から選ぶことで、環境問題や地方創生などに貢献可能です。
太陽光クラウドファンディングに元本保証はありますか?
太陽光クラウドファンディングに元本保証はありません。予定利回りが表示されている案件でも、分配金や元本の返還が約束されているわけではないため注意が必要です。
たとえば、発電量が想定より少なかったり、借手や運営事業者の経営が悪化したりすると、分配金が減る可能性があります。場合によっては、投資したお金の一部または全部が戻らないこともあります。
担保や保証が付いている案件でも、必ず元本を回収できるとは限りません。出資前には、リスク説明や契約内容を読み、余裕資金の範囲で投資するようにしましょう。
太陽光クラウドファンディングは確定申告が必要ですか?
太陽光クラウドファンディングで分配金を受け取った場合、確定申告が必要になることがあります。
分配金は一般的に雑所得として扱われることが多く、会社員などの給与所得者は、給与所得や退職所得以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になるケースがあります。
ただし、所得の種類や金額、ほかの副業収入の有無によって判断が変わるため、少額でも確認しておくと安心です。
また、所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が必要になることがあります。不安な場合は、国税庁の情報や税理士に確認しましょう。
太陽光クラウドファンディングはいくらから始められますか?
太陽光クラウドファンディングは、案件によっては1万円程度から始められるものがあります。
現物の太陽光発電投資では、発電設備や土地、工事費などでまとまった資金が必要になりやすいですが、クラウドファンディングなら少額から再生可能エネルギー事業に出資できます。
そのため、いきなり大きなお金を動かすのが不安な人や、まずは投資の仕組みを試してみたい人にも向いているでしょう。
ただし、最低投資額はサービスや案件ごとに異なります。始める前には、投資額だけでなく、手数料、運用期間、途中解約の可否も確認しましょう。
まとめ
太陽光発電投資は、固定価格買取制度という国の後ろ盾があり、安定して収益を得られる投資法です。
とくに最近登場したクラウドファンディングは、小口で募集するので、出資者は1万円程度から投資することも可能というメリットがあります。
太陽光発電パネルを購入せずに投資できることや、一定価格で国が買い取ってくれるという保証も大きな利点です。
クラウドファンディングの台頭によって、太陽光発電投資が身近になるのが一番の恩恵と言えるでしょう。
しかし、一方では、発電量が少なければ元本割りの可能性があり、事業者の倒産や借手の貸倒れの可能性があり、目標とする利回りを下回るケースもあるというデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解した上で太陽光クラウドファンディングをはじめましょう。


