太陽光発電投資の平均利回りはどのくらい?シミュレーションと損しないための注意点

  • 公開日:2026.06.27
  • 更新日:2026.06.27
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太陽光投資を知っている人の中には、これから太陽光投資を始めても手遅れ、もう損するだけだと、ネガティブな意見も増えてきています。

しかし2025年時点でも太陽光投資の利回りは不動産投資の5〜7%よりも高く、利回り10〜12%ほどの発電所が市場に出回っています。

太陽光投資は儲からない!やめた方がいい!という意見は本当なのか、周りの人に流されず正しい計算方法と市場動向を見極めましょう。

・太陽光発電投資の表面利回りは7〜10%、実質利回りは3〜6%程度が目安です。
・太陽光発電投資は、表面利回りだけでなく維持費や税金を差し引いた実質利回りで判断することが大切です。
・太陽光発電投資で失敗を防ぐには、発電実績・維持費・残りのFIT期間・ローン返済後の手残りを確認する必要があります。

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太陽光発電投資の利回り平均は7〜10%

太陽光発電投資の利回り平均は7~10%

太陽光発電投資の表面利回りは平均7〜10%、実質利回りは経費を差し引くと3〜6%程度が目安です。

太陽光発電の「利回り」とは、太陽光投資における初期設置費用やメンテナンス費用といったランニングコストに対して、発電した電力の売電によって償却できる収益の割合のことです。

これは、売電収入からランニングコストを差し引くことで割り出すことができます。

太陽光発電投資では、発電量や初期費用にもよりますが、平均的に7~10%の実質利回りが見込めます。

FIT制度で売電価格が国に保証されている

FIT制度は、2012年7月に経済産業省がスタートさせた再生可能エネルギーの固定価格買取制度の略称です。

FIT制度において、再生可能エネルギーで作られた電力を電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを日本政府が定めているので、売電価格が国に保証されており、安定した売電収入を獲得できます

10kW以上の産業用太陽光発電の場合、買取期間は20年間です。

太陽光発電投資の利回りについて、「以前より厳しくなったのでは」と感じる方もいるかもしれません。たしかに産業用太陽光の売電単価は年々下がっており、近年のFIT価格はかつてより低水準で推移しています。

一方で、システム費用も同様に低下傾向にあります。

経済産業省の資料によると、事業用太陽光(地上設置・10kW以上)の2025年設置案件におけるシステム費用の平均値は20.3万円/kW、中央値は19.7万円/kWとなっています

かつては30万円/kWを超える水準だったことを踏まえると、設備費は大きく下がってきたといえるでしょう。

このように売電価格は低下していますが、初期投資額も圧縮されているため、利回りが一方的に悪化しているとは限りません。

実際の収益性を判断する際は、売電単価だけでなく、システム費用や運営維持費、借入条件などを含めた総合的なシミュレーションが重要です。

引用元:太陽光発電について|資源エネルギー庁

太陽光発電投資の実質利回りは3〜6%程度が目安

太陽光発電投資の広告では、利回り7〜10%前後と記載されていることがあります。ただし、これは年間の売電収入を物件価格で割った表面利回りであるケースが多く、実際の手残りとは差があります。

実質利回りを考える際は、管理費、修繕費、保険料、固定資産税、パワーコンディショナーの交換費用などを差し引く必要があります。そのため、実質利回りは3〜6%程度を目安に見ると現実的です。

FIT制度では一定期間の売電価格が決まっていますが、2026年度の事業用太陽光では区分によって価格や支援内容が異なります。購入前は表面利回りだけで判断せず、維持費を含めた収支で確認しましょう。

太陽光発電投資は何年で元が取れる?

太陽光発電投資で元が取れるまでの期間は、一般的に10〜15年程度が目安です。たとえば、購入費用が1,000万円で年間の売電収入が100万円なら、単純計算では10年で回収できます。

ただし、実際には管理費や修繕費、税金などがかかるため、回収期間はもう少し長くなることがあります。中古物件の場合は初期費用を抑えやすい一方で、設備の劣化や残りの売電期間を確認することが大切です。

FIT期間が残っているほど収支を読みやすくなりますが、期間終了後は売電単価が下がる可能性もあります。購入前は、何年で回収できるかだけでなく、回収後にどれくらい利益が残るかまで見ておきましょう。

太陽光投資は「表面利回り」と「実質利回り」で判断できる

種類 表面利回り 実質利回り
計算に含むもの 年間売電収入÷初期費用 経費・税金・メンテ費を差引
目安 7〜10% 3〜6%
使いどころ 物件の第一比較 最終判断

太陽光発電投資の利回りは下記の2つで判断できます。

  • 年間売電収入
  • 初期投資費用

①太陽光発電投資における「表面利回り」

太陽光発電投資における「表面利回り」

表面利回りとは、メンテナンス費用や機器の交換費用といったランニングコストを考慮せず、売電収入と投資費用だけで考える収益率のことです

太陽光発電の表面利回りは、

年間売電収益÷初期投資費用×100(%)で計算できます。

仮に、売電収入が150万円で初期費用が1,500万円だった場合、
(150万円 ÷ 1,500万) × 100(%)となり、表面利回りは10%となります。

表面利回りの算出には具体的な運用にかかる費用を一切考慮していないため、実際に手元に残る収入より多めの利回りがでます。

実質利回りよりも簡単に計算できるので、大まかな利益率を見たり、物件の比較に使ったりすることができるでしょう。

多くの太陽光発電の情報サイトに掲載されている物件の概要には、「〇〇費用は含まない」といった注釈が書かれているケースも多いです。

具体的に太陽光投資でどのくらいの収益が得られるか、複数社にシミュレーションを依頼するようにしましょう。

②太陽光発電投資における「実質利回り」

太陽光発電投資における「実質利回り」

一方で、実質利回りは実際の数値により近い利益率を表しています。

計算方法は実質利回り=(年間収益-年間支出)÷初期費用×100(%)です。

仮に、初期投資費用1500万円、年間売電収入が180万円、年間支出が40万円だった場合、
(180万円-40万円)÷1500万円×100(%)となり、実質利回りは9.3%となります。

以下は、発電する際に発生する年間支出の代表例です。

  • メンテナンス費
  • 保険
  • 土地賃料
  • パワコン交換費

実質利回りは表面利回りと違い、売電収入から年間支出額を差し引いて計算します。「年間支出」にはメンテナンス費用だけではなく、税金や保険料、修繕費用などが含まれているので、より正確な利益率を出すことができます。

投資性を正確に判断するためには、表面利回りではなく「実質利回り」を参考にする必要があるということをしっかりと押さえておきましょう。

③投資効率を正確に測るにはIRRも確認しよう

太陽光発電投資の収益性をより正確に見るなら、表面利回りや実質利回りだけでなく、IRRも確認しておくと安心です

IRRとは、初期費用に対して毎年の収入や将来の売却額を含めたうえで、どれくらい効率よく利益を得られるかを示す指標です。

表面利回りや実質利回りは、年間収入と費用の関係を把握しやすい一方で、投資資金を何年で回収できるか、売却まで含めてどの程度利益が残るかまでは見えにくい場合があります。

複数の物件を比較するときは、利回りの数字だけで判断せず、IRRもあわせて確認しましょう。

太陽光発電投資の利回りを計算する方法

ここでは、太陽光発電投資の利回りを計算する方法を紹介します。

表面利回りの計算方法

表面利回りは、年間の売電収入を物件価格で割って計算します。太陽光発電投資の販売資料でよく見かける利回りは、この表面利回りを指していることが多いです。計算式は「年間売電収入 ÷ 物件価格 × 100」で求められます

たとえば、物件価格が1,000万円、年間売電収入が90万円の場合、表面利回りは9%です。計算しやすく、物件同士をざっくり比較する際には役立ちます。

ただし、管理費や修繕費、税金などは含まれていません。実際に手元に残る収益とは差が出るため、表面利回りだけで投資判断をするのは避けましょう。

実質利回りの計算方法

実質利回りは、年間売電収入から維持費や管理費などを差し引いたうえで計算する利回りです。計算式は「年間売電収入-年間経費 ÷ 物件価格 × 100」ではなく、「(年間売電収入-年間経費)÷ 物件価格 × 100」で考えます

たとえば、物件価格が1,000万円、年間売電収入が90万円、年間経費が20万円の場合、実質利回りは7%です。表面利回りよりも、実際の収益に近い数字を確認できます。

経費には、管理費、点検費、保険料、固定資産税、草刈り費用などが含まれます。購入前は販売資料の利回りだけでなく、自分で経費を入れて計算し直しましょう。

太陽光発電の利回りシミュレーション

太陽光発電投資の利回りは、年間の売電収入と購入価格、維持費をもとに計算します

たとえば、物件価格が1,000万円、年間売電収入が90万円、年間の管理費や保険料などが20万円かかる場合、手元に残る収入は70万円です。この場合、表面利回りは9%ですが、実質利回りは7%になります。

項目 金額
物件価格 1,000万円
年間売電収入 90万円
年間維持費 20万円
年間手残り 70万円
実質利回り 7%

ただし、実際の収支は日射量、設備の劣化、修繕費、税金によって変わります。購入前は販売資料の数字だけでなく、費用を差し引いた手残りで確認しましょう。

現金購入 vs ローン購入で収益構造はどう変わるか

太陽光発電投資は、現金で購入するかローンを利用するかによって、手元に残るお金の流れが変わります。現金購入は利息や毎月の返済がないため、売電収入から維持費などを差し引いた金額が利益として残りやすいです。

ただし、購入時にまとまった資金が必要になるため、手元資金が大きく減る点には注意しましょう。

一方、ローン購入は少ない自己資金で始めやすい反面、返済額と利息が毎月発生します。表面利回りが高く見えても、返済後の手残りが少ないケースもあるため、売電収入、維持費、税金、返済額を含めた実質的な収支で判断することが大切です。

太陽光発電の利回りは今後どうなる?推移と2026年の見通し

太陽光発電の利回りは今後どうなるのでしょうか。推移と2026年の見通しについて詳しく解説します。

FIT単価の推移と利回りへの影響

太陽光発電投資の利回りは、FIT単価の影響を大きく受けます。FIT単価とは、発電した電気を一定期間、決められた価格で買い取ってもらえる単価のことです。

制度開始当初は高めに設定されていましたが、太陽光発電の普及や設備費用の変化にあわせて、年々下がってきました。

2026年度の地上設置の事業用太陽光では、10kW以上50kW未満が9.9円/kWh、50kW以上の入札対象外が9.6円/kWhです。売電単価が下がると、同じ発電量でも売電収入は減りやすくなります。

そのため、新設物件では購入価格や維持費をかなり慎重に見ないと、想定より利回りが低くなる可能性があります。

新設の利回りが伸びにくくなっている背景

新設の太陽光発電投資は、以前より利回りが伸びにくくなっています。主な理由は、FIT単価が下がっている一方で、土地代、工事費、系統連系にかかる費用、保険料、メンテナンス費などが発生するためです

売電収入が大きく伸びにくいなかで初期費用や運営費が重くなると、手元に残る利益は少なくなります。

また、地上設置の事業用太陽光は、2027年度以降の新規認定が原則として支援対象外になるため、制度面でも条件が変わりつつあります。新設を検討する場合は、表面利回りだけで判断せず、実際の支出を入れた収支シミュレーションを確認しましょう。

中古太陽光は利回りが安定しやすい理由

中古太陽光は、すでに稼働している発電所を購入するため、新設よりも収益の見通しを立てやすい傾向があります

過去の発電実績、売電収入、メンテナンス履歴を確認できるため、シミュレーションだけに頼らず実際の数字をもとに判断しやすいです。

また、過去に高いFIT単価で認定された物件であれば、残りの買取期間中はその単価で売電できる可能性があります。

ただし、中古だから必ず安全とは限りません。パワーコンディショナーの交換費用、修繕履歴、残りの売電期間、出力抑制の影響などを確認したうえで、購入後の手残りを見ましょう。

太陽光発電投資の利回りで失敗しないポイント

太陽光発電投資の収益をシミュレーションする際に最も重要なのが、物件の利回りをチェックすることです。

利回りが高い物件を選べば収益も大きくなるわけですが、ただ単に利回りの数字を見るだけでは不十分と言えます。

ここでは、利回りをチェックする際に確認すべきポイントについて解説します

①太陽光発電のコスト内訳や相場をしっかり把握する

悪質な業者に実質利回りについて騙されないためにも、太陽光発電の運用にはどういったコストがかかるのか、業界の相場はどれくらいなのかを押さえておく必要があります。

<イニシャルコスト(初期費用/10kWの場合)>

  • 太陽光パネル代:約200万
  • パワーコンディショナー代:約30万
  • 接続箱代:約4~5万
  • 架台代:約26万
  • 蓄電池代:約120万
  • 土地代:約200万(※エリアによる)
  • 遠隔監視システム費用:約25万円
  • 工事費用:約30~50万・各種手続き・申請代行費用:3~5万程度

<ランニングコスト(10kWの場合)>

  • パワコン買い替え費用:約30万円
  • 蓄電池買い替え費用:約120万
  • メンテナンス費用:約5~10万
  • 固定資産税:約5万円
  • 各種補償費用:自然災害保証、施工補償、売電補償など
  • 草刈り費用
  • 遠隔監視システム年間利用料金:約3~5円

太陽光発電は、運用方法によってコストが変動します。目安として上記の項目と相場を押さえておきましょう

相場を知っておくことで、実質利回りを多く見積もった金額を提示された際に「この見積もりだと〇〇のコストが含まれていない」「利回りを過剰に見積もりすぎではないか」ということに気付き、正しい利回り計算を行うように業者に指摘できます。

②立地が良い物件を選ぶ

太陽光発電投資で利回りを上げるためには、発電効率のいい物件を選び、より多くの発電を行う必要があります。

利回りが良い太陽光発電所は、

  • 太陽を遮る障害物が無い場所
  • 日照時間の長い地域
  • 積雪や雨量が少なく、年間発電量にばらつきの少ない地域
  • 傾斜が無く地盤の強い場所
  • 電柱が近辺にある場所
  • ハザードマップに該当しない場所

といった条件があります。これらの条件を満たし、年間の発電量をアップさせることで利回りを向上させることができます。

③中古太陽光発電所は利回りが高い

中古の太陽光発電所には以下のようなメリットがあります。

  • 初期費用が抑えられる
  • 売電価格が高い
  • 発電実績がある
  • 購入後すぐに売電開始できる
  • 低圧でも全量売電ができる

設備費用が安さに対してFIT残存期間の売電価格が高いため、利回りが高くなっています。

また、すでに稼働している設備であれば、契約手続き完了後すぐに売電を開始でき、売電収入を得られます。

これまでの発電実績があるため、投資計画がより精密に立てられるのも大きなメリットです

なお、2022年度以降に新設する低圧(連系出力50kW未満)は、制度上余剰売電のみが原則となり、全量売電は選べません。

低圧は50kW未満、高圧は50kW以上を指し、余剰売電は自家消費後の余りを売る方式、全量売電は発電分をすべて売る方式です。

2018年以前にFIT認定を受けている太陽光発電設備であれば、低圧でも全量売電が可能ですので、太陽光発電投資を始めたい方に向いています

④出力抑制リスクと設備の劣化状況を確認する

太陽光発電投資では、想定利回りだけでなく、出力抑制リスクと設備の劣化状況も確認しておくことが大切です。出力抑制とは、電気の供給が需要を上回りそうなときに、発電した電気を一時的に売れなくなる仕組みです。

出力抑制が多いエリアでは、想定より売電収入が下がる可能性があります。また、中古物件では太陽光パネルやパワーコンディショナーの劣化、過去の修繕履歴も見ておきましょう。

発電実績、点検記録、交換予定の設備を確認すれば、購入後に大きな修繕費がかかるリスクを減らせます。利回りの高さだけでなく、安定して運用できるかまで見て判断しましょう。

太陽光発電の利回りを他の投資と比較すると

太陽光発電の利回りを他の投資と比較します。

種類 太陽光投資 株式投資 不動産投資
想定利回り 3〜10% 変動大 3〜5%
収益の安定性 高(FIT期間中)
初期費用 中〜高
手間 中〜高

株式投資との比較

太陽光発電投資と株式投資は、収益の出方が大きく異なります。株式投資は、株価の値上がり益や配当を狙う投資です。大きな利益を得られる可能性がある一方で、景気や企業業績、市場環境によって価格が大きく動くことがあります。

一方、太陽光発電投資は、発電した電気を売って収入を得る仕組みです。FIT制度の対象であれば、一定期間の売電単価が決まっているため、株式投資より収支を見通しやすい面があります。

ただし、設備の故障や出力抑制、災害などのリスクはあります。短期的な値上がり益を狙うなら株式、安定した売電収入を重視するなら太陽光発電投資が比較しやすいでしょう。

不動産投資との比較

太陽光発電投資と不動産投資は、毎月または毎年の収入を狙う点で似ています。不動産投資は家賃収入が主な収益源ですが、空室や家賃下落、入居者トラブル、修繕費などのリスクがあります。

一方、太陽光発電投資は売電収入が中心で、入居者対応のような手間はありません。FIT制度の対象であれば売電単価が決まっているため、収入を予測しやすい点もあります。

ただし、太陽光発電では土地の管理、草刈り、設備点検、災害対策などが必要です。不動産は資産価値の上昇を狙える場合がありますが、太陽光発電は設備の劣化も考える必要があります。収益性だけでなく、管理の手間やリスクの種類も比べましょう。

住宅用太陽光と産業用太陽光の利回りの違い

住宅用太陽光と産業用太陽光では、利回りの考え方が異なります。住宅用太陽光は、自宅で使う電気をまかなって電気代を下げることが主な目的です。

余った電気を売電できる場合もありますが、投資収益だけでなく、電気代の削減効果を含めて考える必要があります。

一方、産業用太陽光は発電した電気を売ることを前提にした投資です。売電収入、物件価格、維持費をもとに利回りを計算しやすい点が特徴です。

ただし、産業用は土地代、管理費、出力抑制、災害リスクなども収支に影響します。自家消費を重視するのか、売電収入を狙うのかを分けて比較しましょう。

太陽光パネルの落とし穴は?やめたほうがいいケースを解説

太陽光パネルの落とし穴が気になっている人に向けて、やめたほうがいいケースを解説します。

やめたほうがいいケース(向いていない人の特徴)

太陽光発電投資は、利回りの高さだけを見てすぐに始めたい人にはあまり向いていません。売電収入はある程度見込みやすい一方で、設備の故障、出力抑制、自然災害、草刈りや点検などの維持費が発生するためです。

また、短期間で大きく儲けたい人や、購入後の管理をまったく確認したくない人も注意が必要です。ローンを利用する場合は、返済額によって手元に残る利益が少なくなることもあります。

物件資料の数字をそのまま信じるのではなく、支出やリスクまで見て判断できない場合は、慎重に検討しましょう。

太陽光投資に向いている人の特徴

太陽光発電投資は、短期で一気に利益を狙うよりも、長期で安定した収入を得たい人に向いています

FIT認定を受けた物件であれば、残りの買取期間中は決められた単価で売電できるため、株式や暗号資産のような大きな価格変動は起こりにくいです。

また、初期費用、維持費、税金、保険料、修繕費を含めて冷静に収支を見られる人にも合っています。中古太陽光であれば、過去の発電実績を確認してから判断しやすいでしょう。

手間を完全にゼロにしたい人より、管理会社に任せつつ定期的に収支を確認できる人に向いています。

太陽光発電投資の利回り以外のメリット

太陽光発電投資には、利回りが高めで安定していることのほかにもメリットがあります。

  • 節税対策になる
  • 頭金ゼロ円からローンが組める
  • 使っていない土地が有効利用できる
  • 停電時の備えになる
  • 電気代が削減できる
  • 地球温暖化防止に貢献できる

太陽光発電設備を購入すると、購入費用を減価償却していくことで課税所得を減らし、所得税や法人税を節税することが可能です。

課税事業者になれば、初年度は消費税還付を受けることもできます。

また、太陽光発電投資は、その収入の安定性からローンが組みやすく、頭金ゼロ円からローンを組むことができます。

太陽光発電設備を自宅や自社の近くに設置して自家消費できるようにすれば、電力会社から購入する電気を減らせるだけでなく、停電時の備えとなります。

さらに、太陽光発電設備を運用することで、再生可能エネルギーの割合を増やすことができ、二酸化炭素排出量の削減が可能です。地球温暖化対策に貢献できるといえます。

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まとめ

利回りなども含めた太陽光発電投資の特徴は、以下のとおりです。

  • 表面利回り:7〜10%
  • 実質利回り:3〜6%
  • 中古は高利回りになりやすい

売電価格(FIT価格)が低下していますが、イニシャルコストも安くなってきているので、依然として高めの利回りをキープしています。年間収益 は年間発電量 × 売電単価で出すことができ、日照時間や損失係数を含めて計算すれば、ある程度正確にシミュレーション可能です。

利回りだけでなく、太陽光発電設備の周辺環境もチェックすることで、より安定した収益を得られるでしょう。

太陽光発電投資に興味があるけれど、何から始めたらいいか分からないという初心者の方は、無料のオンラインセミナーに参加してみるのがおすすめです。

当記事の監修者
馬橋聖生

馬橋 聖生(Mabashi Sei)
SOLSEL Unit マネージャー

【専門分野・領域】
・太陽光発電所の売買契約およびコンプライアンス実務
・プロダクトの全体マネジメント

【経歴】
2022年にSOLSELへ参画。
参画後はわずか1年半でユニットマネージャーに昇格。
現在はマネージャーとして、案件全体の統括から契約実務までを幅広く担当。
投資家にとって最も安全で収益性の高い資産運用モデルの構築を徹底している。

【メディア掲載・登壇実績】
2025.08.29:Forbes Japan 掲載(掲載記事

【編集・監修ポリシー】
当メディアでは、太陽光発電投資や節税対策を検討される投資家の皆様へ、実務に即した正確な情報提供を徹底しています。
自社で太陽光関連事業を多角的に展開しているからこそ、シミュレーション上の収益性だけでなく、投資判断に不可欠なリスクや前提条件を明示。
実数値に基づいた「持続可能な資産運用と確実な出口戦略」をお届けすることを約束します。

執筆者

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ikebukuro

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