太陽光発電所 物件選びの際にチェックしたいこと

土地付き太陽光発電の投資や売却、運用に関するブログ

連休中のブログらしく?

 

実際に現地に足を運び太陽光発電所の物件を見に行く際のチェックしたい事をまとめます。

ちなみに、物件購入にあたっては一度は必ず現地を見に行くことをお勧めします。

 

 

第3者に現地を見てきてもらう様、依頼してもよいと思います。

今回はその時にどんなポイントで見て、話を聞くべきかをご案内いたします。

 

①太陽光発電所の投資収益性のリスクに関わること

・日照状況 特に東西南に木や建物がある場合は注意。

太陽光発電所で日射量を完全に確保するためには

東北地方で高さの2.7倍、

関東地方で2.1倍、

九州地方で1.8倍程度の離隔を取ることが基本設計です。

但し、上記の数値はあくまで冬至のAM10時の日陰の長さを想定しています。

多少の離隔の狭さなどはコストとの見合いで判断が必要です。

・配線状況をチェック。

ケーブルには抵抗値があるため、極力短くする事が理想です。

余ったケーブルが束ねられている状態は好ましくありません。

・メンテナンス契約、土地の賃料などは適正か。

不当に高額な場合は表面利回りに惑わされずに手残り、最終の利回りと手残りを確認しましょう。

今は賃料の相場もまちまちな上、メンテナンスに関しても未だ手探りな状態です。

しっかりと専門知識を持った第三者に相談すると良いでしょう。

・損失係数を確認しましょう。

以前のブログでも触れましたが、NEDOの日射量データベースより算出される

太陽光パネルが発電する電力量と実際に売電できる電力量は違います。

通常、損失係数などと言いますが、シミュレーション値がどれくらいの損失係数で出されているかは要確認です。

よく、セールスの言葉として

『発電量はNEDO(国立の研究開発機関)より出されている30年分のデータから出してます!』

という言葉も出ますが、その数値に係数を掛け合わせて売電量は計算されます。

(パワコンの変換ロス、直流の抵抗値での損失、温度上昇による損失などがあります)

特に規定はありませんが、通常のシステムですと0.8~0.85程度が適正です。

 

 

②太陽光発電所の安全性リスクに関わること

・雨水の流れが計算されているか。

雨水により土が削られたり、近隣の土地に雨水が流出したりすると、発電所の耐久性の確保が困難な事だけれはなく、近隣トラブルなどを招きます。

 

・近くに崖や傾斜面がある場合、土砂をしっかりと止める工夫がなされているか。

現地の土砂への対策の他に、都道府県の災害関係の情報を参考にします。

危険区域またはその近辺にないかをしっかりとチェックし、危険区域の場合はその対策などの説明を求めましょう。

・錆への対策がしっかりと行われているか。

建設間もない時期でも、錆が出ていることもあります。

スチールの架台であれば亜鉛メッキの溝付けは必須です。

架台への対策が行われていても、ボルトやナット、アンカー部分に錆止めが塗布されていないこともあります。

錆止めがなされている場合は、見た目でもコーティングされているのがすぐに分かります。

・留め金具の位置は正確か。

パネルの留め金具は通常、2点留めです。

留め金具の位置はパネルの端部からだいたい1/4くらいの位置です。

外すぎても中すぎても耐久性に問題が生じます。

・架台の強度は安定しているか。

手でゆすってみてもいいと思います。

あまりグラグラ揺れる場合は要注意です。

強風時は、場所にもよりますが、パネル1枚あたりにかかる負荷は80~100㎏を超える事もあります。

強い負荷がかかったときに、しっかりと持ちこたえられる設計が必要です。

・スクリュー杭工法の場合。

脆弱な地盤の上に建てられていないか。

または引き抜き強度検査を行っているか。

多くの場合、1メートルくらい地中に杭を打ち込んでいます。

1メートルの打ち込みで得られる引き抜き強度は、土地の特性によって全然違います。

当然、田んぼに打ち込むのと、粘土質の場所に打ち込むのでは全く異なるのです。

なお、スクリュー杭はその約2/3以上は土の中に打ち込むのが基本です。

 

 

 

③仲介会社・工事会社について

・必要な知識を持っているか。

気になったことはドンドン質問しましょう。

質問に対し、曖昧な回答が出たり、誤魔化すような会社でよい会社はまずありません。

その場で答えられなくても、しっかりと確認する会社であれば問題ないと思います。

営業、システム設計者、工事管理者は別々の人間が担当する事が殆どなので、目の前にいる本人が全てにおいて十分な知識を持っている事は稀です。

会社として、設計、施工、販売においてしっかりとしたノウハウを有しているかを確認しましょう。

・対応のスタンスも確認しましょう。

発電所の運転後は思わぬ発電量低下など、予期せぬことが起こることもあります。

メンテナンス契約を自分で探せる条件での契約もありますが、メンテナンス契約が必須になっているケースも多くあります。

売ったあとは収益が出ようが出まいが関係ない。

そんなスタンスの会社と契約すると後が大変です。

我々は稼働済みの物件も扱っております関係で、購入後に大変な思いをしている購入者の方を多く目にしています。

太陽光発電所を見る際は、表面的な情報に惑わされずに、しっかりと見定め、購入するようにしましょう。

 

 

ソルセルは、物件選びのパートナーとして。

売却する方へのアドバイザーとして。

(売主様・買主様双方の利益保全も考え、高く売れればよいという風には考えません)

仲介会社として単に情報の受け渡しをするだけではなく、公平な目で売主様と購入者様の橋渡しをしたいと考えております。

 

 

 

過去ブログもどうぞ。

土地付き太陽光投資物件のご紹介

条件を選択すると、物件情報一覧が表示されます。

コメントを残す

物件紹介