PayPay(ペイペイ)証券は儲かる?口コミ・評判からわかるメリット・デメリットを解説!
- 公開日:2024.11.13
- 更新日:2024.11.13
PayPay証券で投資しようか検討している人の中には「PayPay証券は儲かるのか?」「口コミ評価は高いのか?」「どんなメリットやデメリットがあるのか?」といった疑問を持つ方も多くいます。
利回りが良いと定評があるPayPay証券ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。
利用に際して、PayPay証券のメリットやデメリットを一通りチェックするほか、口座開設から投資までの手順を十分理解した上で検討するのがおすすめです。
目次
PayPay(ペイペイ)証券の基本情報
PayPay証券とは、2021年の2月までOne Tap BUYという社名で運営されていましたが、社名を変更し誕生した証券会社です。
主要な株主はZホールディングス株式会社やみずほ証券株式会社、ソフトバンク株式会社であり、知名度も非常に高い信頼感のある企業が揃っています。
PayPay証券のスマホアプリは、累計200万を超えるダウンロード数を誇っています。
ネット証券の中には、最低の投資額が数万円といったものが多くありますが、PayPay証券の場合、100円という少額から株式へ投資可能です。
スマホアプリですべて取引できるため、若年層から特に人気のあるサービスです。
利用している人の約6割が投資初心者のため、これから投資に挑戦しようと思われている方でも安心して利用できます。
会社名 | PayPay証券株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-6日比谷パークフロント |
代表者 | 代表取締役社長 番所 健児 |
設立 | 2013年10月31日 |
口座数 | 約107万口座(2024年3月末) |
最小取引単位 | 100円(PayPay資産運用) |
取扱商品 | 日本株・外国株 |
PayPay(ペイペイ)証券のデメリット・悪い口コミ
PayPay証券のデメリット・良くない口コミは、以下5つです。
- 取引手数料が高い
- 株の取扱い銘柄が少ない
- 投資信託の本数が少ない
- NISAの取扱いがない
- PayPay証券アプリだとチャートが搭載されていない
①取引手数料が高い
利用するネット証券次第では、条件によって取引手数料が発生しない会社も存在します。
PayPay証券の場合、評判から分かるように手数料が若干高めに設定されています。
時間次第で手数料は変化するものの、米国株であれば0.5%〜0.7%、日本株であれば0.5〜1.0%の取引手数料が発生してしまうため、手数料が無料の会社と比べると高いと感じる人も多いです。
1000円単位で株を購入するような場合は、手数料が他社に比べ安くなりますので、少額投資を考えている方であれば、気にする必要はありません。
売買する頻度が多くなる予定の方や、大口での取引で利用しようと思われている方は、手数料が若干高くなることを十分理解しておきましょう。
②株の取扱い銘柄が少ない
PayPay証券で取引できる銘柄の数は限られており、他社と比較するとあまり多くありません。
日本株と米国株どちらも、知名度が高い有名な企業の株であれば一通り揃えられているものの、知名度があまり高くない企業の場合、取り扱われていないことも多いです。
今後サービスが改善され銘柄数の増加で、知名度が高くない銘柄も増加する可能性も考えられますが、現時点においては、まだまだ銘柄数は多くありません。
利用を検討している方は、あらかじめ自分の購入したい企業の株がPayPay証券で購入できるのか確認するようにしましょう。
③投資信託の本数が少ない
PayPay証券では、他社に比べ取り扱われている投資信託の本数が少ないです。
PayPay証券で投資できる投資信託は、9本のみです。
他のネット証券の場合、数千本といった投資信託を取り扱っていることも多いため、9本しか取り扱われていないPayPay証券が圧倒的に少ないことが分かります。
ちなみにSBI証券では2,639本、楽天証券では2,626本もの投資信託が扱われています。
そのため、自分の投資したい投資信託がPayPay証券で取り扱われているか事前に確認し、他の投資信託を選びたい場合は、取り扱い本数の多いSBI証券や楽天証券を選ぶことがおすすめです。
選択肢が多いため、多数のラインナップから自分に合った商品を選べるでしょう。
④NISAの取扱いがない
PayPay証券では、iDeCoやNISAに対応していないため、獲得した利益に対し必ず税金を支払う必要があります。
投資信託や株により獲得した利益に対し20.315%の税金が課せられます。
NISAが利用できれば、投資商品の運用利益に関して税金が課せられないため、10万円利益があった場合には、そのまま10万円が実利益になります。
PayPay証券には、このような非課税での運用ができないため、iDeCoやNISAで運用したい方は、NISAを取り扱っている他の金融機関で投資しなければなりません。
1,000円単位で投資可能なため、コツコツと積み立てるNISAに適していますが、NISAの利用は現状不可能ですので理解しておきましょう。
⑤PayPay証券アプリだとチャートが搭載されていない
PayPay証券のアプリでは、チャート画面が搭載されていないため、チャート画面にテクニカル指標を出して株を売買するタイミングを判断している人からすると、不便に感じストレスになってしまう人もいるでしょう。
普段から取引の際にチャートを使用しないような投資初心者であれば、チャートを表示できないのは気にならないかもしれませんが、チャートを使用し分析や取引を行いたいという方は、チャートが表示できる他のネット証券がおすすめです。
SBI証券が提供する「HYPER SBI」や楽天証券が提供している「iSPEED」であればスマホからでもチャートの表示が可能です。
PayPay(ペイペイ)証券のメリット・良い口コミ
PayPay証券のメリット・良い口コミは、以下7つです。
- 100円から投資できる
- 1株段位で株が購入できる
- 米国株も24時間365日取引可能
- 「おいたまま買付」利用で送金手続きが不要
- 口座開設の手続きがアプリで簡単にできる
- 未成年でも投資ができる
- PayPay(ペイペイ)証券のアプリが使いやすい
①100円から投資できる
PayPay証券を利用することで、どの投資商品に対しても最低金額が1,000円に設定されているため少額から投資を行えます。
他の多くの証券会社で投資しようと思うと、国内株式であれば100株単位、米国株式であれば1株単位での取引になる場合が一般的に多いです。
そんな中、PayPay証券の場合は最低100円という少額で取引できます。
口コミや評判においても、100円という少額で株式投資ができるのは魅力的といった口コミが多く見られました。
ちなみに、国内の証券会社で米国に対し金額指定で株の取引が可能なのは、CHEER証券とPayPay証券だけです。
②1株段位で株が購入できる
取り引きする銘柄次第では、1株未満で取引可能ですが、他のネット証券にはこのようなサービスが存在しないため、PayPay証券ならではのメリットです。
株式は100株単位で取引をするのが一般的なため、知名度が高いような有名企業の株式を買おうと思うと、数十万円といった資金が必要となる場合も多いです。
ですが、PayPay証券の場合は、株式を1,000円から買えるため、投資に挑戦したいけれどまとまった資金がないというような場合にも、株式投資に挑戦できます。
少額での投資となるため、その分利益は小さくなってしまいますが、損失があった場合も少ない金額で済むため、リスクをできるだけ抑え少額から挑戦してみたい人におすすめです。
③米国株も24時間365日取引可能
PayPay証券では、24時間365日好きなタイミングで米国株が取引できます。
そのため、取引する際に米国証券市場の開いている時間を考慮する必要がなく、自由に米国株の取引が可能です。
米国証券市場における立会時間は、日本時間で23時30分〜翌日6時となっています。
そのため、立会時間で取引する場合、通常であれば真夜中に取引する必要があります。
しかし、PayPay証券を利用すれば、好きな時間に取引が可能です。
昼間に働いている人であれば、夜中から朝にかけて取引することは大きな負担になるでしょう。
PayPay証券であれば、そのような無理をせずとも、いつでも米国株取引が可能ですので、自分の生活に無理のない範囲で米国株の取引がしたいという方におすすめです。
④「おいたまま買付」利用で送金手続きが不要
PayPay証券には、「おいたまま買付」と呼ばれるサービスがあります。
本来、証券口座に入金したい場合は、銀行口座から送金するための手続きをしなければなりません。
しかし、おいたまま買付に対応している銀行を利用することで、銀行口座に資金がある場合は送金手続きせずに、その場で簡単に株の購入が可能です。
ネットバンクから入金するのが面倒と感じる人や、わざわざ送金手続きのためにATMに行くのが面倒と感じる人からすると、非常に魅力的なサービスでしょう。
特に、株を自動で積立購入する「つみたてロボ貯蓄」を使っている人であれば、株を購入する前に証券口座を確認し不足している金額分を入金する手間も省けるため、投資にかかる時間や手間を大きく削減できます。
⑤口座開設の手続きがアプリで簡単にできる
PayPay証券における口座開設の手続きは、アプリで簡単に済ませられるという口コミが多くあります。
公式HPでも口座開設は、2〜3週間程度かかると公表されていますが、実際は数日程度で口座開設が完了できることがほとんどで、開設までの時間もそこまでかからないようです。
必要な書類や注意点などについて画面に表示されているので、口座開設を初めて行うという人も安心して口座の開設が可能です。
口座開設に手間がかかり、投資に挑戦するのを断念してしまう人も少なくないため、口座開設をアプリから簡単にできるのは、PayPay証券の大きなメリットでしょう。
⑥未成年でも投資ができる
PayPay証券では、未成年でも投資に調整できます。
これはPayPay証券以外にも、未成年が口座開設できるサービスが存在しますが、PayPay証券の場合、少額投資やポイント投資といった低リスクで投資に挑戦できるため、他の証券会社に比べ未成年の投資にも適したサービスです。
成人する前から低リスクでスマホを使って投資することで、資産運用に関する経験や知識を早い段階から習得できるメリットがあります。
口座開設だけでなく、実際に少ないリスクで投資経験が積めることは、資産運用を早いうちから行いたいと考えている未成年にとって大きなメリットでしょう。
⑦PayPay(ペイペイ)証券のアプリが使いやすい
PayPay証券では専用のアプリを利用すれば、アプリだけで取引がすべて完結し、スマホ1台持っていれば投資ができるため、初心者の方でも簡単に投資に取り組めます。
株式投資と聞き、さまざまなツールやモニターを使用し、チャートを自分で分析して取引するイメージを持たれている方も少なくありませんが、投資のハードルが高く思われる理由の1つは、取引画面を操作するのが難しいことです。
評判や口コミの中には、直感的に操作が行えるため、初めて投資に取り組む場合でも安心できるといった口コミも多くありました。
PayPay証券を使えば、環境や設備を整える手間がかからないのも魅力的なポイントでしょう。
PayPay(ペイペイ)証券の取引手数料一覧
PayPay証券の各取引手数料は、以下の通りです。
国外上場有価証券
国外上場有価証券の取引手数料は、以下表の通りです。
時間帯 | スプレッド |
現地時間 9:30 ~ 16:00 ※日本時間 23:30 ~ 6:00 (夏時間:22:30 ~ 5:00) |
「基準価格」に0.5%を乗じた価格 |
上記以外の時間帯 | 「基準価格」に0.7%を乗じた価格 |
引用:PayPay証券
国内上場有価証券
国内上場有価証券の取引手数料は、以下表の通りです。
時間帯 | スプレッド |
東京証券取引所の立会時間内 ※午前立会(前場)は午前9時から午前11時30分まで、午後立会(後場)は午後0時30分から午後3時 |
「基準価格」に0.5%を乗じた価格 |
上記以外の時間帯 | 「基準価格」に1.0%を乗じた価格 |
引用:PayPay証券
つみたてロボ貯蓄
つみたてロボ貯蓄の取引手数料は、以下表の通りです。
スプレッド | 0.5% |
引用:PayPay証券
口座管理料・入出金手数料
口座管理料・入出金手数料は、以下表の通りです。
口座管理料 | 無料 |
出金時の振込手数料 | 「3万円未満」 ・みずほ銀行宛:110円(税込み) ・みずほ銀行以外宛:275円(税込み)「3万円以上」 ・みずほ銀行宛:220円(税込み) ・みずほ銀行以外宛:385円(税込み) |
おいたまま買付の送金・振替手数料 (連携先の銀行口座、PayPayマネー・ソフトバンクカード d払い残高から株式等を購入する場合) |
「2万円未満」 ・1回あたり110円(税込み)「2万円以上」 ・無料 |
引用:PayPay証券
PayPay(ペイペイ)証券の口座開設~投資の流れ
PayPay証券の口座開設〜投資の流れは、以下の通りです。
①PayPay証券にアクセスする
はじめにPayPay証券の公式サイトにアクセスします。
口座開設のボタンを押すと、メールアドレスを入力する画面に切り替わるので、2回メールアドレスを入れ、「送信する」ボタンを押しましょう。
入力ミスがなければ、登録したメールアドレスに口座開設の申し込みを行うURLが書かれているメールが送られてくるので、該当のURLを押し、口座開設ページに行きます。
口座開設ページに行くと、はじめに規約について同意を確認する画面が表示されるので、規約内容にしっかりと目を通して確認し、問題が無ければチェックボックスにレ点を付けましょう。
②個人情報を入れる
規約に同意したら、個人情報(名字や名前、名前のフリガナ、会員IDをはじめ、性別や携帯番号)を入力した後、住所および職業情報を登録していきます。
入力ミスがあると口座が開設できないため、ミスのないようにしっかりと確認しましょう。
その後、職業・勤務先・資産情報の入力を行います。
キャンペーンコードを使った場合は、取引の動機を入力する項目に「広告を見て」が選択できますので、こちらを選びましょう。
③ 本人確認書類の提出をする
本人確認書類では、利用する書類により選択するボタンが変わってきます。
利用する書類が以下の場合は、「上記書類の方はこちら(オンライン本人確認)」を選択します。」
- 運転免許証
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード
その一方で、利用する書類が以下の場合は、「上記書類の方はこちら」を選択します。
- 日本のパスポート
- 各種福祉手帳
- 印鑑登録証明書
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- その他
書類に応じて、該当する方を選択し、表示したQRコードを読み取り、スマホから書類をアップロードしましょう。
スマホから、口座の開設ページにアクセスしている際は、項目を押した後に、そのままアップロードする画面に飛びます。
基本的に顔写真が付いている写真であれば1つの書類で良いですが、顔写真がついていない書類の場合は2つ書類を提出する必要があります。
指示に従い写真撮影を進めていき、撮影がすべて完了次第、スマホでの口座開設操作は終了です。
写真を撮影する際は、画像が見づらくならないよう注意して下さい。
④マイナンバー書類に関する入力
マイナンバー書類に関する情報を入力していきます。
はじめにマイナンバーの項目に自分の登録番号を入れ、書類種類を選択した後、表面と裏面の画像を登録します。
※オンライン本人確認により、本人確認書類でマイナンバーカードを選択した場合、似た作業を2回繰り返すような形になります。
情報の入力が完了すると口座開設申込画面に切り替わるるので、画面下部の「申し込む」を押せば申込完了です。
⑤口座に資金を入金する
口座開設が完了すると、口座開設が正常に完了したことを知らせる書類が郵送で送られてきます。
郵送されてくる書類には、ログインIDやパスワード、口座番号が記載されているため、絶対になくさないよう注意しましょう。
入金する口座番号に投資する資金を入金します。
ネットバンキングやATMから入金した場合、1~2時間後に入金が反映されますが、入金した日が休日の場合や、時間が15時以降だった場合、翌営業日以降に入金が反映されるため、その日に反映されていなくとも焦らないようにしましょう。
⑥実際に株式投資を行う
入金が完了したら、積み立て投資、日本株、米国株などのすべてのサービスを使用可能です。
さまざまなサービスがあるため、まずはどの種類が自分に適しているのか考えてみましょう。
それぞれのサービスで、投資の始め方や注意点に関する情報が記載されていますので、しっかりと確認し理解した上で投資に取り組んで下さい。
PayPay(ペイペイ)証券の利用がおすすめな人の特徴
PayPay証券がおすすめな人の特徴は、以下です。
- 運営元が安心できる会社で投資したい人
- 米国株の売買がしたい人
- はじめて株式投資に挑戦する人
PayPay証券は、みずほ証券とソフトバンクにより共同経営で運営されている証券会社です。そのため、安定性などから大手企業が運営元の証券会社を使いたいという方に向いています。
また、米国株の売買が24時間365日手軽に行えるため、米国株の売買がしたい人にもおすすめです。
PayPay証券の専用アプリは、操作性が高くスマホから気軽に株式投資が始められますので、初心者でもハードルを感じることなく簡単に投資可能です。
最低取引金額も1000円という少額に設定されているため、はじめはリスクをできるだけ抑えて体験したいという人にも向いています。
PayPay(ペイペイ)証券の利用がおすすめでない人
PayPay証券がおすすめでない人の特徴は、以下3つです。
- 節税したい人
- できるだけ多数のキャンペーンを利用したい人
- 多数のラインナップから商品選択したい人や投資に慣れている人
PayPay証券では、iDeCo もNISAもどちらも取り扱われていないため、非課税投資や控除といった節税は期待できません。
また、キャンペーンが開催されていることはありますが、他のサービスと比べると開催されている頻度はそこまで多くありません。
PayPay証券では、取り扱われている日本株銘柄が限定されており、投資信託の銘柄数も他の証券会社と比べ少なくなっています。
信用取引を取り扱っていないことや、指値注文ができないことも、投資経験が豊富な人からすれば自由度が低く使用しにくいでしょう。
SBI証券などの大手ネット証券であれば、信用取引や指値注文ができ、外国株においても多数の銘柄が取り扱われていますので、投資経験が豊富な人はそちらを利用するのが無難です。
PayPay(ペイペイ)証券に関するFAQ
PayPay証券に関するFAQを紹介します。
PayPay(ペイペイ)証券は儲かるって本当?
投資では、株式や不動産、債権など、どんな銘柄、証券会社を選んだ場合にも、絶対に儲かるということはありません。
PayPay証券でも同じように、投資した銘柄で儲かるかは、銘柄の運用成績により変わってきます。
しかし、絶対儲かるとは言えないものの、PayPay証券で投資できる銘柄は、選び抜かれた優良銘柄のみです。
そのため、短期的に見た場合は含み損になるタイミングもありますが、利益を上げられる可能性は高いといえます。
PayPay(ペイペイ)証券で取引に利用できるツール・アプリは?
PayPay証券では、投資信託や株式を買える専用アプリの「PayPay証券アプリ」以外に、4種類のアプリが提供されています。
新たに上場した株式が1株から買える「誰でもIPOアプリ」や、自分が設定した時に積立投資を自動で実施してくれる「つみたてロボ貯蓄アプリ」といった、さまざまなアプリを上手く活用すれば、より効果的に株式投資が可能です。
「PayPay証券アプリ」を利用し、ある程度投資経験を習得できたら、「10倍CFDアプリ」や「日本株CFDアプリ」などのアプリを利用してみるのもおすすめです。
CFDは差金決済取引を意味しており、5〜10倍のレバレッジを使った取引ができます。
PayPay(ペイペイ)証券でIPOに応募することはできる?
PayPay証券を使えば、1株からIPOに応募できます。
利用する証券会社次第では、IPOは100株単位で取引されることが基本的ですが、PayPay証券では1株でも購入可能なため、当選する確率が高いです。
通常であれば、数十万円かかるIPO株が千円単位で申し込めることは、少額でIPOに応募したい人にとっては非常に魅力的なポイントでしょう。
しかし、取り扱っている銘柄の数は少ないため理解しておく必要があります。
そのため、できるだけ多くの銘柄数の中から選びたい人はSBI証券の方が向いているかもしれません。
PayPay証券の現金化はできる?
現金化できる場合と、PayPayマネーにチャージとなる場合があります。
PayPay資産運用(PayPay証券ミニアプリ)では、出金はPayPayマネーへのチャージが基本です。PayPayマネーのチャージ上限金額を超えた場合には、銀行口座への出金となります。
PayPayマネーのチャージ上限金額は、使用しているサービスによって異なりますので、公式サイトをチェックしてください。
PayPay証券アプリでは、登録している銀行口座への出金が可能です。
PayPay証券で株主優待や配当金はもらえる?
PayPay証券で株を購入すれば、株主優待や配当金をもらうことができます。
ただし、株主優待は持ち株数が優待基準を満たしている必要があります。銘柄によっては1株からもらえるものもありますが、一般的に100株以上の保有が必要です。
配当金は「株式数等比例配分方式」によって、保有している株数に応じて計算されます。
PayPay証券の税金はいくら?
株式や投資信託の配当金や売買で得た利益には、20.315%の税金がかかり、源泉徴収されます。ただし、NISA口座で取引した場合には非課税です。
これはPayPay証券だけではなく、どの証券会社で取引しても同様の税金がかかります。
まとめ
PayPay証券とは、2021年の2月までOne Tap BUYという社名で運営されていましたが、社名を変更し誕生した証券会社です。
PayPay証券では、取引手数料が高かったり、投資信託の本数が少なかったりといったデメリットがあります。
しかし、その一方で1,000円という少額から投資できたり、「おいたまま買付」を使うことで送金手続きの手間がかからなかったりといったメリットもあります。
そのため、PayPay証券の利用を検討されている方は、メリット・デメリットについて十分理解した上でPayPay証券で投資に取り組むか判断するようにしましょう。
この記事を書いた人
ikebukuro