岡光オンラインの評判はやばい?口コミからわかるメリット・デメリットや手数料について解説

  • 資産運用
  • 公開日:2025.01.10
  • 更新日:2025.01.10
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岡三オンラインは老舗証券会社である岡三証券から派生して生まれた岡三グループのネット証券です。

対面営業のイメージが強い岡三グループですが、岡三オンラインはIPOサービスや高性能な株式取引ツールなど独自の強みを発揮しながらインターネットでの証券サービスを展開しています。

しかし、実際にネットの口コミなどを見ると、「やばい」「やめたほうがいい」などネガティブな意見もあります。。悪い口コミが事実なのかを確認するため、岡三オンラインへの口コミからメリットやデメリットを分析します。

岡三オンラインがネット証券として使いやすいのか、どんな人におすすめなのか見ていきましょう。

目次

岡三オンラインの基本情報

岡三オンライン

岡三オンラインは、岡三証券グループの一部として運営されています。

岡三オンラインはオンライン取引に特化したネット証券で、国内株式や外国株式(中国株)、投資信託などの基本的な金融商品を取り扱っています。さらに、各種FXや暗号資産CFD、iDeCo(個人型確定拠出年金)なども取り扱っており、投資家の多様なニーズに対応しています。

対面型の証券会社と比較して手数料が低く抑えられているため、自己判断で取引したい投資家向けの証券会社です。

取扱商品 商品詳細
株式 ・国内株式取引
・国内株式信用取引
・単元未満株取引
・PO/IPO
・上場投資信託
・立会外分売
・投資型クラウドファンディング
・中国株
投資信託 ・640銘柄取扱
・投信積立
FX ・取引所FX(くりっく365)
・店頭FX
CFD ・取引所CFD(くりっく株365)
・暗号資産CFD
NISA ・一般NISA
iDeCo ・運用商品は41種類で組み合わせ自由

岡三オンラインと岡三証券の違い

岡三証券と岡三オンラインは、どちらも岡三証券グループによって運営されています。

岡三証券は1923年に三重県で創業された歴史のある証券会社です。は三重県と東京と大阪に多くの拠点を有しており、国内では準大手証券と呼ばれています。

岡三証券は、対面型の営業を行っています。投資に関する相談を直接証券営業員におこない意見やアドバイスを聞いたり情報をもらったりできます。

しかし、その結果として岡三オンラインよりも手数料が高くなる傾向があります。

一方、岡三オンライン証券は、主にオンラインでの取引専用の証券会社です。取引はインターネット上でおこなうことができ、個人投資家は自分で取引の注文をだす必要があります。営業員を介さないため、手数料は比較的低く抑えられています。

2022年1月から岡三証券と岡三オンライン証券は経営統合しており、同じグループの証券会社となっています。

しかし、それぞれのサービス内容に変更はなく、対面証券とオンライン証券という強みを活かしたサービスをそれぞれ提供し続けています。

岡三オンライン 岡三証券
営業形態 ネット 対面
手数料 安い 高め
サポート 自分で注文 手厚いアドバイス

岡三オンラインはやばい?悪い口コミ・デメリット

岡三オンラインはやばい?悪い口コミ・デメリット

岡三オンラインがやばいといわれる理由はどこにあるのでしょうか。

岡三オンラインの悪い口コミを見るとともにデメリットを解説をしていきます。

投資信託の取扱い銘柄が少ない

岡三オンラインは他のネット証券と比較して投資信託の扱い銘柄が少ないのが残念です。ネットで調べてほしいと思った銘柄でも岡三オンラインで取り扱っていないということが結構あります。投資信託の取引をメインにするなら他のネット証券のほうがいいなと思いました。(30代会社員)
岡三オンラインで投信は買いません。なぜなら他のネット証券のほうが品揃えがしっかりしているので、いい銘柄が見つかるからです。投信の手数料が掛からないのは魅力的ですが、やはり買いたい銘柄がないのでは仕方ないかなと考えます。(40代自営業)

投資信託は、NISAや積立NISAといった税制優遇措置の対象となる金融商品であり、初心者から上級者まで投資家の資産形成のための重要な手段となっています。

ネット証券では、投資信託を多数取り扱っており、投資家は自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて最適な投資信託を選ぶことができます。

取扱銘柄数の多さはネット証券のメリットであり、利用者に多くの選択肢を提供しています。

岡三オンラインが取り扱う投資信託の銘柄数は640銘柄となっています。これは、他のネット証券が取り扱う銘柄数と比較すると少ない数となっています。

例えば、SBI証券や楽天証券では2,500本以上の投資信託を取り扱っており、松井証券やauカブコム証券、マネックス証券では1,500本前後の投資信託を取り扱っています。

これらの数字と比較すると、岡三オンラインが取り扱う投資信託の銘柄数は物足りなく感じられます。

※投資信託の取扱数は、各社HPから投資信託検索にて取扱銘柄数を算出(2023年10月26日現在)

つみたてNISAは取り扱っていない

IPOの関係で岡三オンラインに口座を持っているのですが、つみたてNISAの取り扱いをしていませんでした。国が資産形成のために作った制度に対応していなくて良いのか、不思議に思います。別の証券会社で使えるので問題はないですが。(50代自営業)
知人の勧めで岡三オンラインに口座を作りましたが、つみたてNISAに対応していませんでした。投資は長期分散が良いと考えていたのだが、つみたてNISAでの投資ができなかったので普通のNISAで投信を購入しました(30代会社員)

つみたてNISAは、毎月一定額の積み立てをおこない、売却時に利益が出た場合には非課税となる制度です。年間40万円までの積立が可能で、最大20年間非課税となります。

投資初心者や少額から投資を始めたい人にとっては非常に魅力的な制度です。

岡三オンラインは一般NISAには対応していますが、つみたてNISAは取り扱っていません。そのため投資初心者にとってはやや使いづらい印象を受けてしまいます。

つみたてNISAは来年2024年から新制度に移行し、現在年間40万円の投資可能枠も年間120万円に拡大されることが予定されています。今後魅力がさらに増すつみたてNISAに、岡三オンラインも対応してほしいものです。

単元未満株の取扱い手数料が高い

昔から持っていた単元株を岡三オンラインで売却しました。後から見たら他に手数料の安い証券会社があったので、大変悔しい思いをしました。単元株売買であれば別のネット証券のほうが安くてお得だと思います。(40代会社員)
株式投資の初心者です。いきなり大金で株を買うのは怖かったので、単元未満株が自分にはあっていると思いいろんな証券会社のサービスを比較して検討しました。岡三オンラインは他のネット証券に比べて手数料が高かったので使いませんでした。(20代会社員)

2018年10月以降、株式の取引単位は100株に統一されました。単元未満株とは、100株に満たない数量の株のことを指します。岡三オンラインでは、この単元未満株の売買が1株単位で可能です。

しかしながら、他のネット証券と比較すると岡三オンラインの単元未満株売買の手数料は高めです。

岡三オンラインの単元未満株売買の手数料は以下の通りです。

1注文の約定代金 税抜(税込):上限
~ 2万円 200円(220円)
~ 3万円 300円(330円)
~ 10万円 600円(660円)
以降10万円増加ごとに 600円(660円)ずつ増加

他のネット証券を見ると以下の通りです。

※「%」表示は約定代金に対しての手数料率です。

SBI証券 買い:0円
売り:0.55%
楽天証券 買い:0円
売り:11円(1回)
マネックス証券 買い:0円
売り:0.55%

他のネット証券が手数料0円で買付できるのに対して、岡三オンラインでは200円以上の手数料が発生します。

岡三証券のオンライントレードの紛らわしいとの声も

岡三オンラインにはいい取引ツールもあって使いやすいと思います。ただ岡三証券と岡三オンラインが別の証券会社で、さらに岡三証券にもネット取引があるというのがとても紛らわしいです。岡三オンラインが悪いというわけではないですが。(40代会社員)
ずっと岡三オンラインは岡三証券のインターネット取引のことだと思っていました。岡三オンラインが岡三証券とは別の証券会社と知って驚きました。もう少しわかりやすいネーミングにしないと間違える人が出てくると思います。(20代女性)

岡三オンラインのデメリットとして、岡三証券のオンライントレードと紛らわしいという声があります。

岡三証券(対面)に口座を持っている人は、通常担当の営業員や店舗に注文を出すのですが、インターネットからも発注できます。この時発注をおこなうシステムを岡三証券「オムニネット」といいます。

岡三証券と岡三オンラインは同じグループで運営していますが、証券会社としては別の会社です。岡三証券「オムニネット」と岡三オンラインもインターネット上で取引できますが、別の証券会社のシステムです。

インターネット上でサービスを調べているときに、この2つが同時に検索されることがあり、わかりにくく感じます。

岡三オンラインの良い口コミ・メリット

岡三オンラインの良い口コミ・メリット

岡三オンラインにはデメリットばかりでなく良いところもあります。

ここからは良い口コミを見ながら、メリットを見ていきましょう。

IPOは実際に当選してから支払いでOK

岡三オンラインから提供される投資情報はとても充実しているので、SBI証券と一緒に使っている。また、IPOの前金がいらないのはとても良い。他者では申し込めなくても岡三オンラインならどんどん抽選に参加できる。IPOの申し込みだけでも口座を作っておいて損はないと思う。(30代会社員)
IPO投資を中心におこなっていて岡三オンラインを使っている。こことマネックスはIPO投資家には欠かせないネット証券だと思う。投信を多く預けているとIPOに当たる可能性が高まるので、長期保有する投信は岡三オンラインにおいておこうか迷っている。(30代会社員)

岡三オンラインの大きな特徴にIPOサービスがあります。

多くの証券会社ではIPO株の申込をおこなう場合、まだ購入できるかわからない状態である抽選に、参加するだけでも購入資金を証券口座に用意する必要があります。

しかし、岡三オンラインであれば事前に資金を用意しなくても、抽選に参加できます。さらに抽選に当たった場合、購入時手数料は掛かりません。

岡三オンラインの抽選は乱数によって公平におこなわれますので、誰にでも平等に当選する可能性があります。

さらに岡三オンラインの顧客は取引実績に応じて「ステージS」「ステージA」「ステージB」の3つのステージに分けられます。このステージはIPO抽選の当選確率に影響を与えます。

岡三オンラインのIPO抽選はひとつの銘柄につき3回おこなわれます。

1回目はステージSの人のみ、2回目はステージSとステージAの人、3回目は全ての人が抽選に参加できます。ステージSの人は1銘柄のIPOで3回抽選に参加できますので、当選確率は3倍になります。

IPO投資をおこないたい人は、岡三オンラインのIPOをしっかりとチェックした方が良いでしょう。

定額プランなら100万円まで取引手数料無料

岡三オンラインは株の取引手数料が安いので利用しています。定額プランにして1日100万円以下の取引をよくしています。私のような少額取引の個人投資家にはぴったりの手数料体系だと思います。(40代会社員)
取引の金額がそれほど大きいわけではないので、定額プランにしています。手数料が掛かることはほとんどありません。1日100万円を超えることがないですから。低コストで株式投資ができています。(20代会社員)

岡三オンラインでの株式取引では、「定額プラン」を選定すると1日の約定代金100万円までは取引手数料が無料です。

岡三オンラインの株式手数料には、1注文の約定代金をもとに手数料が決定する「ワンショット」手数料方式と1日の約定代金の合計をもとに手数料が決定する「定額プラン」手数料方式の2種類から選択できます。

「定額プラン」では一日に何回取引をしても、約定代金の合計が100万円までであれば手数料が掛かりません。少額の取引を頻繁におこないたい人や1日の約定代金を100万円以下にできる人にはとても有利な手数料です。

株・FXの取引ツールが扱いやすい

ネットトレーダーはとても 使いやすい。これに慣れてしまうと他のツールを使わなくなってしまう。情報が見やすくスピードもとても速いです。株主優待がらみのところはいまいちですが、それ以外は大変優秀なツールです。(40代自営業)
岡三オンラインは取引ツールが充実していてよく使っています。とくにネットトレーダーはスピードが速くてとても気に入っています。ネット証券は他にも口座を作っていますが、国内株の取引は岡三オンラインを使っています。(20代会社員)

岡三オンラインの取引ツールは扱いやすいと評判が高いです。

株式の取引ツールには、上級者でも満足できる「岡三ネットトレーダー」シリーズや初心者向けに簡単さを追求した株取引ツール「岡三かんたん発注」、スマートフォンからの発注を可能にする「岡三株スマホ」など用途に合わせてさまざまなツールが用意されています。

特に「岡三ネットトレーダー」シリーズはプロのディーラーからの意見も取り入れながら改良をおこなっており、株式発注における必要な機能を網羅しながら取引スピードにも優れた評判の高い取引ツールです。

また、FX取引のツールも大変充実しています。取引所FXには「岡三オンラインFX」シリーズ、店頭FXには「岡三アクティブFX」シリーズがそれぞれパソコンやスマートフォン、iPad向けにアプリケーションが用意されています。

取引所FX向けには株式で評価の高い「ネットトレーダー」シリーズのFX版もあり、多機能でありながらシンプルな操作性とスピーディーな取引が可能です。

投資信託移管手数料のキャッシュバックを受けられる

別の証券会社をメインにしていたけど、対応が悪かったので岡三オンラインに残高を写しました。投信の移管にはキャッシュバックがあると聞いたのも岡三オンラインに移した理由のひとつです。岡三オンラインで扱っていない銘柄は売却して換金してから移しました。(50代会社員)
岡三オンラインは投資信託をたくさん預けるとIPOにあたりやすくなります。他で持っていた投信も全部岡三オンラインに集めています。移管する時に手数料のキャッシュバックがあったのでそれもお得に感じました。残念ながらまだIPOにはあたっていませんが、根気よく申し込みます。(40代自営業)

岡三オンラインには、他の証券会社から保有している投資信託を時価換算で500万円以上移管すると支払った手数料のキャッシュバックが受けられる「投資信託移管手数料キャッシュバックサービス」があります。

さらに岡三証券では投資信託の購入手数料もすべて無料となっているうえ、投資信託の保有残高に応じてさまざまな優遇が受けられます。

優遇の内容には、信用取引手数料の割引が受けることができ最大無料になるものや、IPO銘柄の当選確率に影響を与えるステージ判定で「ステージS」が適用されるものなどがあります。

他社の投資信託サービスに不満のある人は岡三オンラインに移管して、銘柄の入替をおこなうのも1つの方法です。

ただし、他社から移管できる投資信託は岡三オンラインで取扱いしている銘柄のみになりますので、注意が必要です。

老舗証券会社なので安心感がある

昔は岡三証券で取引をしていたのですが、最近は自分で注文をする岡三オンラインにしています。昔からある証券会社なのでつぶれたりすることはないと信頼しています。お金を預けているのだから安全なところでないと取引したくないです。(60代退職者)
新しいネット証券や外資系は急に会社がおかしくなるのが怖いので、岡三オンラインにしています。岡三証券は昔からあるので信用できると思いました。いまのところ安心して取引ができているので満足です。(40代自営業)

岡三グループは1923年に三重県で創業された100年続く老舗証券会社です。ネット証券には創業から日が浅くお金を預かる金融機関として信頼性に不安な会社もありますが、岡三グループの歴史を見ればさまざまな経験とノウハウを持つ信頼できる証券会社であることがわかります。

岡三オンラインはネット証券ですが、岡三グループの一部でもありますので、ネット証券の利便性を享受しながらも、同時に老舗証券会社である岡三グループの信頼性と安定性を背後に持っています。

これは他の新興のネット証券では得られない大きなメリットであり、安心して取引を行う上で非常に重要な要素です。

岡三オンラインに関するFAQ

ここからは岡三オンラインに関するよくある質問とその回答を見ていきましょう。

岡三オンラインが向いている人の特徴は?

まずIPO投資に力を入れたい人は、岡三オンラインの利用がおすすめです。岡三オンラインのIPOサービスは抽選前に口座に資金を用意する必要がありません。そのため、良いと思ったIPO銘柄に積極的に申し込みできます。

また、個別株式のトレードを本格的にしたい人も岡三オンラインが向いています。岡三オンラインの取引ツール「岡三ネットトレーダー」はプロのデイトレーダーも使用する高機能な株式取引システムです。

本格的な株式トレーディングを目指す人は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

岡三オンラインは誰でも口座開設ができる?

岡三オンラインに口座開設基準があります。主な基準は以下の通りです。

  • 国内の在住の成人であること
  • インターネットとメールが利用でき、日本語で連絡が取れること
  • 必要な個人情報を正確に登録できること
  • 電子交付および各種規定に同意できること
  • マネーロンダリングなど犯罪に利用しないこと
  • 暴力団員および暴力団関係者などに該当しないこと

岡三オンラインは口座開設料や口座管理料がかかる?

岡三オンラインは口座開設料と口座管理料ともに無料です。

岡三オンライン以外におすすめのネット証券

ここで、岡三オンライン以外で利用者の多いおすすめのネット証券を4社紹介します。

SBI証券

SBI証券

口座数 1,000万口座以上
NISA・つみたてNISA
iDeCo
投資信託 2,684本
外国株 5,400銘柄以上
取引ツール ・HYPER SBI 2(国内株式版)
・HYPER SBI
・SBI CFDトレーダー
スマホアプリ ・SBI証券 株アプリ
・SBI証券 米国株アプリ
・かんたん積立 アプリ
・HYPER FXアプリ
・HYPER 先物/オプションアプリ
・HYPER CFDアプリ
ポイント Tポイント・Pontaポイント・dポイント・Vポイント(クレカ積立)

SBI証券は国内で初めてグループ全体の口座開設数が1,000万口座を超えた大手証券会社です。

投資信託の取扱銘柄が2,684本と業界でも最多水準であり、投資先の選択肢を幅広く持ちたいという方に人気があります。

国内株式の売買手数料がすべて0円であり、取引コストを抑えられる点も魅力です。

スマートフォンでの取引に便利なアプリケーションを多数用意しているほか、投資によってポイントが貯まるサービスも提供しています。

\国内株式売買手数料無料/

マネックス証券

マネックス証券

口座数 216万口座以上
NISA・つみたてNISA
iDeCo
投資信託 1,300本以上
外国株 4,900銘柄以上
取引ツール ・マネックストレーダー
・MonexTraderFX
・マルチボード500
・チャートフォリオ
・フル板情報ツール
スマホアプリ ・マネックストレーダー株式スマートフォン
・マネックス証券アプリ
・トレードステーション米国株スマートフォン
・SNS型投資アプリ「ferci」
・マネックストレーダーFXスマートフォン
ポイント マネックスポイント

マネックス証券は通常株式に加え、暗号資産の取扱もあるネット証券です。

主に投資経験がある人の口座開設が多いようですが、使いやすいツールやアプリが用意されているため初心者の方でも安心して投資を始められます。

投資信託積立でのポイント還元率が1.1%となっており、ほかの証券会社よりも貯められるポイントが多いのが特徴です。

また、主要ネット証券で初の単元未満株の買付手数料無料を実現していることから、投資にかかるコストを気にする方からも好評を得ています。

\操作性の高いアプリで初心者◎/

松井証券

松井証券

口座数 145万口座以上
NISA・つみたてNISA
iDeCo
投資信託 1,600本以上
外国株 2,700銘柄以上
取引ツール ・ネットストック・ハイスピード
・株価ボード
・チャートフォリオ
・アクティビスト追跡ツール
・フル板情報
・マーケットラボ
スマホアプリ ・松井証券 株アプリ
・株touch
・投信アプリ
・松井証券 FXアプリ
ポイント 松井証券ポイント

松井証券は100年以上の歴史を持つ老舗証券会社です。もともとは対面取引を中心にしていましたが、現在ではネット証券としてインターネット取引のみを行っています。

松井証券ではほかの証券会社のように投資信託の残高によってポイントが獲得できるサービスは実施していません。

しかし、提携クレジットカードであるMATSUI SECURITIES CARDを利用することでクレジットカードで貯めたポイントを投資信託の購入に利用したり、他社ポイントと交換することが可能です。

\電話で相談できる!/

GMOクリック証券

GMOクリック証券

口座数 100万口座以上
NISA・つみたてNISA
iDeCo
投資信託 130本以上
外国株 4,900銘柄以上
取引ツール ・スーパーはっちゅう君
・はっちゅう君
スマホアプリ ・GMOクリック 株
ポイント

GMOクリック証券は特にFXを行う方に人気のある証券会社です。

FXは取引手数料が0円、スプレッドは原則固定の0.2銭と業界最低水準となっています。

もちろん国内・海外株式の取引手数料に関してもお得になっており、現物取引であれば1日50万円まで手数料無料です。

サポート体制も充実しており、フリーダイヤルのほかメールによる問い合わせにも対応しているため、分からないことがあった際には時間を気にせず相談することができます。

\FXをはじめるのにおすすめ/

岡三オンラインの手数料

ここで岡三オンラインの株式手数料を見てみましょう。

現物株式手数料(国内取引)

定額プラン ワンショット
1日の
約定代金合計額
税抜(税込):上限 1注文の
約定代金
税抜(税込):上限
~10万円 0円 ~10万円 99円(108円)
~20万円 0円 ~20万円 200円(220円)
~50万円 0円 ~50万円 350円(385円)
~100万円 0円 ~100万円 600円(660円)
~200万円 1,300円(1,430円) ~150万円 1,000円(1,100円)
以降100万円
増加ごとに
500円(550円)
ずつ増加
~300万円 1,500円(1,650円)
以降100万円
増加ごとに
300円(330円)ずつ増加
※3,000円(3,300円)を上限

岡三オンラインの株式手数料には、1日の約定代金の合計を基準とする「定額プラン」と1注文の約定代金基準とする「ワンショット」手数料方式があり、利用者が選択できます。定額プランでは1日の約定代金合計が100万円までは手数料が無料です。

信用取引手数料(国内取引)

(手数料コース)

コース 適用基準
超プレミア 信用建玉の平均残高 8億円以上
プレミアゼロ 日本株累計売買金額が10億円以上
または
投資信託の平均残高が3,000万円以上
または
信用建玉の平均残高が5,000万円以上
プラチナ 日本株累計売買金額が5億円以上
または
投資信託の平均残高が1,000万円以上
通常 日本株累計売買金額が5億円未満

(定額プラン インターネット)

1日の
約定代金合計額
税抜(税込)
超プレミア・
プレミアゼロ:上限
プラチナ:上限 通常:上限
~50万円 0円 0円 0円
~100万円 0円 0円
~200万円 300円(330円) 1,000円(1,100円)
200万円超 200万円増加ごとに
300円(330円)ずつ増加
100万円増加ごとに
300円(330円)ずつ増加

(ワンショット)

1注文の約定代金 税抜(税込)
~10万円 99円(108円)
~20万円 150円(165円)
~50万円 300円(330円)
~100万円 500円(550円)
~150万円 700円(770円)
~300万円 1,000円(1,100円)
300万円超 1,200円(1,320円)

岡三オンラインの信用取引についての手数料は「定額プラン」と「ワンショット」があります。「定額プラン」は適用基準によって決定される手数料コースによって対応するテーブルが異なります。「ワンショット」手数料は、コースに関わらず一律の手数料テーブルになります。

岡三オンラインの口座開設から投資までの流れ

岡三オンラインの口座開設から取引を開始するまでの流れを説明します。

  1. メールアドレスの登録
  2. 口座開設申し込みフォームへの入力
  3. 確認書類の提出
  4. 取引パスワードの受け取り
  5. 取引開始

①メールアドレスの登録

岡三オンラインのホームページ上にある「まずは無料で口座開設」ボタンをクリックして、口座開設手続きを開始します。メールアドレス登録画面に移りますので、自分のメールアドレスを登録します。

②口座開設申し込みフォームへの入力

登録したメールアドレスに岡三オンラインからURLが届きます。このURLから口座開設申し込みフォームへ遷移できます。URLの有効期限は24時間ですので時間内に手続きを進めましょう。

口座開設フォームへ必要事項を入力するときは、提出する本人確認書類と同じ情報を入力するよう注意しましょう。

③確認書類の提出

続いて本人確認書類とマイナンバー情報を提出します。提出はファイルでアップロードか郵送のどちらかを選択できます。

本人確認書類とマイナンバーの書類として提出できるのは以下の組み合わせです。

  • 「マイナンバーカード(表裏)」
  • 「通知カード」+「運転免許証 あるいは 住民基本台帳」
  • 「通知カード」+「健康保険証、住民票の写し、印鑑登録証明書」から2種類

④取引パスワードの受け取り

確認書類を提出すると岡三オンラインで審査をおこないます。審査の結果、開設が可能となればメールで口座開設URLが送られてきます。

このURLからログインパスワードを確認できます。送られてくる口座開設完了メールに必要事項を入力すれば手続き完了です。

⑤取引開始

岡三オンラインでの取引は前受制となっていますので、取引をおこなう前に口座へ資金を入金する必要があります。

岡三オンライン 取引ツール・アプリの一覧

岡三オンラインの取引ツールやアプリを使用する端末別に整理しました。

パソコン向け

株式 ・岡三ネットトレーダーシリーズ
・岡三ネットトレーダーWeb2
・岡三かんたん発注
・岡三RSS
投資信託 ・岡三かんたん発注
FX ・岡三オンラインFX Web版
・ネットトレーダー365FX
・RSS365FX
・e-profit FX
店頭FX ・岡三アクティブFX インストール版
・岡三アクティブFX C2
・岡三アクティブFX Web版
取引所CFD ・岡三オンライン株365 Web版
・ネットトレーダー株365
・RSS365CFD
・e-profit株365
暗号資産CFD ・PC版取引ツール

スマートフォン向け

株式 ・岡三ネットトレーダーWeb2
・岡三かんたん発注
・岡三株スマホ
投資信託 ・岡三かんたん発注
FX ・岡三オンラインFX スマートフォンアプリ
店頭FX ・岡三アクティブFX スマートフォンアプリ
取引所CFD ・岡三オンライン株365 スマートフォンアプリ
暗号資産CFD ・スマートフォンアプリ

タブレット(iPad)向け

株式 ・岡三ネットトレーダーWeb2
・岡三かんたん発注
投資信託 ・岡三かんたん発注
FX ・岡三オンラインFX スマートフォンアプリ
・岡三オンラインFX for iPad
店頭FX ・岡三アクティブFX スマートフォンアプリ
・岡三アクティブFX アイパッドアプリ
取引所CFD ・岡三オンライン株365 スマートフォンアプリ

まとめ

岡三オンラインは老舗証券会社岡三証券グループのネット証券です。ネット証券ではありますが、岡三グループ100年の歴史を受け継いでおり、経験と実績のある証券会社で、他の新興ネット証券と比べても格段の安心感があります。

一方で、投資信託の取扱数が少なかったり、つみたてNISAに対応していないなどサービスに関して物足りない面があるのも事実です。

ネット証券はさまざまな会社があり、それぞれが独自の特徴を持っていますので、自分に合った証券会社で取引をすることが重要です。

岡三オンラインでの取引に向いているのは、IPO投資に力を入れたい人や高機能な取引ツールを使って国内株式のトレーディングをしたい人です。岡三オンラインの特徴や強みと自分のおこないたい取引が合致する場合は、積極的に利用しましょう。

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この記事を書いた人

ikebukuro

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