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松井証券は危ない?評判からわかるメリット・デメリットや手数料について解説

松井証券とは、創業100年を超える老舗証券会社です。国内で初めてインターネット取引を開始し、現在も人気を集めています。

ネット証券にも関わらず手厚いサポートが受けられることや、25歳以下は取引手数料が無料であることから、初心者でも安心して投資が始められると評判です。

しかし、ほかのネット証券会社より手数料が高い傾向があるなど、いくつかデメリットもあります。

この記事では、口コミを調査して分かった松井証券のメリット・デメリット、松井証券に向いている方の特徴を解説します。松井証券の最新キャンペーン情報や口座開設から入金の流れなどもあわせてご覧ください。

松井証券の基本情報

松井証券の詳細はこちら

商号 松井証券株式会社
代表者 代表取締役社長:和星田 聰(わりた あきら)
創業年 1918年5月
設立 1931年3月
資本金 11,945百万円
本社所在地 東京都千代田区麹町一丁目4番地
従業員数 180名
発行済株数 259,264,702株
1単元の株式数(取引単位) 100株
取得会員 正取引参加者権 東京証券取引所総合取引参加者・大阪取引所取引参加者・名古屋証券取引所総合取引参加者・福岡証券取引所定正会員・札幌証券取引所特定正会員
事業内容 金融商品取引法に基づく金融商品取引業

登録番号:関東財務局長(金商)第164号

定款 PDFファイル(2023年6月25日現在)

松井証券は、創業100年を超える老舗証券会社です。「お客様の豊かな人生をサポートする」を企業理念に掲げ、投資を身近なものにするため投資家を全力でサポートする会社を目指しています。

松井証券は1998年に、国内で初めて本格的にインターネット取引を開始しました。現在はインターネットでの取引を専業とし、ネット証券の代表的な証券会社として業界を牽引しています。

ネット証券の先駆けらしくセキュリティ対策や安定したシステムの構築など、多くのノウハウを持ち合わせています。

松井証券の詳しい基本情報は、以下の表を参考にしてください。

松井証券はどんな人におすすめ?

ネット証券の先駆けである松井証券は、以下の方におすすめです。

  • 手厚いサポートを受けたい方
  • インターネットでの取引に不安がある方
  • 25歳以下の方
  • 投資判断に自信がない方

松井証券は「お客様の豊かな人生をサポートする」の企業理念からもわかるように、手厚いサポートが特徴です。

専用サイトの操作がわからない方には操作説明動画を用意し、お問い合わせにも24時間対応します。さらにオペレーターと画面を共有して操作方法を説明するサポートもあるため、初心者でも安心でしょう。

また「どの銘柄が自分に合っているか」「取引のタイミングがわからない」など、投資方法に悩む初級者の方には、きめ細かい相談や投資アドバイスをしてくれるロボアドバイザーなどのサービスが無料で受けられます。

また25歳以下の方は、取引手数料が無料となっているのも魅力でしょう。

投資経験が少ない方や25歳以下の方には、松井証券をおすすめします。

\独自のサポートが充実!

松井証券は危ないと言われる悪い評判・デメリット

松井証券は危ないと言われるリアルな口コミ・デメリット

松井証券はネット証券の代表的な証券会社ですが「松井証券は危ない」のようなネガティブな情報を目にすると、誰でも不安になるものです。

松井証券は危ないといわれるのは、おもに以下の理由からです。デメリットを確認して、松井証券で投資を始めるかを決めてください。

  • 投資信託の取り扱いが少ない
  • 1日に50万円以上使うと手数料が割高
  • ポイントサービス特典がない

投資信託の取り扱いが少ない

松井証券は老舗の証券会社です。しかしほかの大手証券会社と比べると、扱う投資信託の数が少ないといえます。

ほかの大手証券会社がのきなみ2,600本以上の投資信託を用意しているのに比べて、松井証券の投資信託は1,700本ほどです。

投資信託の数が多ければ、それだけ選択肢の幅が増えるのは確かでしょう。しかし、松井証券はお客様のためにむやみに投資信託数を増やすのではなく、自信をもって勧められる投資信託に絞っている表れでもあります。

松井証券では投資信託の販売手数料を取らず、仕組みが複雑な商品も販売しない基本方針があります。「お客様の利益にならない投資信託商品は取り扱わない」方針のため、投資信託の数もおさえられているのでしょう。

参考:松井証券「投資信託の販売にかかる基本方針」

1日に50万円以上使うと手数料が割高

松井証券の手数料は、ほかの証券会社とくらべると割高になっています。

日本株の現物取引と信用取引の場合50万円までは手数料無料ですが、50万円を超えると手数料が付きます。

ほかのネット証券会社が100万円まで手数料無料としているため、なおさら高く感じるでしょう。

日本株の現物取引・信用取引の手数料
1日の約定代金合計金額 手数料
50万円まで 0円
100万円まで 1,100円(税込)
200万円まで 2,200円(税込)
200万円以上 100万円増えるごとに1,100円(税込)加算
1億超 100,000円(税込)※上限

しかし、50万円までの取引なら手数料が無料で、25歳以下(未成年含む)はすべて無料です。

松井証券のメリットに魅力を感じるのなら、無料の範囲で取引するのも1つの手でしょう。

ポイントサービス特典がない

auカブコム証券のポンタポイントやマネックス証券のマネックスポイント、楽天証券の楽天ポイントなど、人気証券会社は軒並みポイント付与サービスを行っています。

しかし松井証券は、ポイント付与のサービスを行っていません。(2023年10月2日時点)

ポイントは株の取引だけでなく普段の買い物にも使えるため、ポイント付与サービスは非常に魅力のあるサービスでしょう。

しかし松井証券でも2023年11月より、最大1%貯まる投資残高ポイントサービス「松井証券ポイント」を開始します。

認知度はまだまだですがPayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードなどと交換できるので、期待できるポイントでしょう。

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松井証券の良い口コミ・メリット

松井証券の良い口コミ・メリット

「松井証券は危ない」との評判をインターネットで目にしますが、それ以上に大きなメリットがあります。

松井証券のメリットを以下に掲載します。しっかりデメリットと見比べてみましょう。

  • 現物・信用手数料が50万円/日まで無料
  • NISA口座の手数料が永久的に無料
  • スマホから簡単に取引ができる
  • つみたてNISAの種類が豊富
  • 初心者でも安心のロボアドバイザー『投信工房』が使える
  • デイトレーダー向けサービスが充実

現物・信用手数料が50万円/日まで無料

松井証券では、信用手数料が1日50万円までが無料です。また、25歳以下の方は、株式取引(現物・信用)の取引手数料が無料です。

ほかの大手証券会社と比べると、松井証券の手数料は高い傾向にあります。しかし、手数料が高いのは、手厚いサポート(電話対応やリモート操作など)があるからでしょう。

手厚いサポートを取引額50万円までは手数料無料で受けられるのは、大きなメリットといえます。

NISA口座の手数料が永久的に無料

松井証券ではNISA口座の日本株売買手数料が無料です。また、取り扱うすべての投資信託の販売手数料も無料です。

さらに2024年の新NISAを見据えて、2023年8月31日には日本株・米国株・投資信託の売買手数料無料化を発表しています。

(参考:松井証券

スマホから簡単に取引ができる

松井証券はネット証券の先駆けだけあって、ツール・アプリが充実しています。

銘柄検索・情報収集がすぐにでき取引もできるツール、マーケットの急変をすぐに知らせてくれるツールなど、各種ツールを豊富にそろえているのが特徴です。

つみたてNISAの種類が豊富

松井証券では、つみたてNISAの種類を多く用意しています。

つみたてNISAで購入できる商品は、金融庁が定めた248本の投資信託と上場投資信託に限られます。

松井証券では、その中で業界トップクラスといえる80%の199本の投資信託をカバーしているのです。

初心者でも安心のロボアドバイザー『投信工房』が使える

松井証券が提供する投信工房は、世界中のプロの投資家が利用する理論をもとに投資プランを提案します。

投信工房を利用すれば金融知識がなくても8つの質問に答えるだけで、どの商品にいくら投資するのか最適な比率がわかる便利なサービスです。

さらに、購入した商品の比率が崩れたら自動で調整する自動リバランス機能があるので、あなたに手間を取らせません。

デイトレーダー向けサービスが充実

松井証券は、一日で株式の購入から売却を行うデイトレードにも最適な証券会社です。

松井証券では、以下の一日信用取引向けサービスを用意しています。

  • プレミアム空売り
  • プレミアム空売りゼロ
  • 一日信用成績表
  • トレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」

無期限信用取引や一日信用取引など空売りできない銘柄でも、プレミア空売りやプレミア空売りゼロなどのサービスを使えば空売りできます。

また「一日信用成績表」で損益額や勝率などを簡単に把握できるため、得意・不得意な銘柄の把握に役立つでしょう。

ツールも、デイトレーダー向けのものが充実しています。

「ネットストック・ハイスピード」は、注文状況や評価損益などを確認しながらの売買を可能にします。瞬時の判断が求められるデイトレードに、必須のツールです。

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松井証券の手数料は高い?一覧でチェック

投資で気になるのは手数料でしょう。松井証券ではNISAやつみたてNISA、ジュニアNISAのインターネット経由での売買手数料は0円です。

しかし以下にあげる金融商品は、手数料がかかります。取引の種類によって手数料が違うのでしっかり確認しましょう。

  • 日本株:現物取引
  • 日本株:そのほかの手数料
  • 米国株・投資信・FX
  • 先物・オプション取引

日本株:現物取引・信用取引・一日信用取引

松井証券では取引所とPTSにおける1日の約定代金合計によって手数料が決まる、ボックスレートを採用しています。

※PTSとは、証券取引所を経由せずに、私設の取引システム(PTS市場)で株式取引ができる取引サービスのこと。

松井証券で取引できるPTSは、ジャパンネクスト証券株式会社が運営するJ-Marketです。

具体的な手数料については、以下の表を参考にしてください。

1日の約定代金合計金額 26歳以上 25歳未満(未成年も含む)
50万円まで 0円 0円
100万円まで 1,100円(税込)
200万円まで 2,200円(税込)
100万円増えるごとに1,100(税込)加算
1億円以上 110,000円(税込)
※上限
お電話でのお取引 約定代金の1.1%

一日信用取引についてはインターネット経由の日計りで、新規・返済手数料が無料です。

日本株:そのほかの手数料

日本株のそのほかの手数料は、以下の表を参考にしてください。

取引の種類 手数料
インターネットでのお取引 電話でのお取引
ベストマッチ(約定価格改善サービス) 改善約定代金の33%(税込) 改善約定代金の33%(税込)
※電話でのお取引にかかる手数料とは別に発生
IPO(新規公開株)
PO(公募・売り出し)
購入時手数料:0円
※売却時には手数料がかかります
立会外分売 買い付け手数料:0円
※売却時には手数料がかかります 
単元未満価株 約定代金の0.5%(税込0.55%) 約定代金の1.1%(税込)

※ベストマッチは、東証の最良気配より有利な価格で約定成立を目指すシステムです。

米国株・投資信託・FX

米国株・投資信託・FXの手数料は、以下の表のとおりです。

米国株 投資信託 FX
約定代金の0.45%(税込0.495%)
最低手数料:0米ドル
上天手数料:20米ドル(税込22米ドル)
0円

先物・オプション取引

先物・オプション取引の手数料は、以下の表を参考にしてください。

先物・オプションの種類 インターネットでのお取引 電話でのお取引
日経225先物 約定1枚165円(税込) 約定代金の0.044%(税込)
最低手数料11,000円(税込)
TOPIX先物 約定1枚250円(税込)
NYダウ先物 約定代金お0.044%
最低手数料1,100円(税込)
日経225mini 約定1枚27.5円(税込)
ミニTOPIX先物
マザーズ指数先物
JPX400 先物
日経225マイクロ 約定1枚11円(税込) 約定代金の0.044%(税込)
オプション取引 約定代金の0.22%(税込)
最低手数料220円(税込)
約定代金お1.65%(税込)
最低手数料11,000円(税込)

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松井証券の最新キャンペーン情報

松井証券では、現在お得なプログラムが実施されています。

  • 新規デビュープログラム
  • NISA応援プログラム:

「新規デビュープログラム」では、新規に口座を開設した方に松井証券ポイント200ポイントプレゼントしています。

「NISA応援プログラム」では、新規に松井証券総合口座とNISA口座を開設し、クイズに正解した方に、松井証券ポイント2,000ポイントがプレゼントされます。

どちらも常時開催のプログラムですが、予告なく変更される可能性があります。見逃さないよう、ぜひポイントをゲットしてください。

\電話で相談できる

松井証券の口座開設の流れ〜入金方法は?

松井証券の口座開設は、利用者の環境に合わせてオンラインと郵送での方法があります。

オンラインでの申込なら、署名・捺印などの手間がかからず最短申し込み日から取引できるのでおすすめです。

口座開設に必要な書類

口座開設には、自動車の免許証やパスポートなどの本人確認書類とマイナンバーカードが必要です。

マイナンバーカードが無い方は、マイナンバーを記載した住民票やマイナンバー通知カードなど、マイナンバーの確認できる書類が必要です。

マイナンバー通知カードは、記載事項に氏名や住所などの変更があった場合は使用できないので注意してください。

松井証券の口座開設の手順

松井証券の口座を開設するためには、松井証券のサイトへのアクセスが必要です。

サイトにアクセスできたら「口座開設」より、お手続きを始めてください。

以下の表では、インターネットと郵送での口座開設方法を記載しています

インターネットで口座開設 郵送で口座開設
口座開設情報の入力 個人口座開設の入力画面にて、必要事項を入力する
確認書類の提出 スマートフォンで「eKYC」を利用して、本人確認書類・自分の顔写真・マイナンバー確認書類の画像をアップロード ・松井証券から届いた申込書に署名
・申込書と本人確認書類を松井証券に郵送。
口座開設完了通知 「パスワード・暗証番号設定」の案内メールが届く
口座開設完了通知が、後日簡易書留郵便で届く
後日取引に必要な情報と口座開設完了通知書が簡易書留郵便で届く
取引開始 口座開設完了通知に記載されているログインIDとパスワードで、お客様サイトにアクセスして取引を開始してください。

本人確認書類について、住所変更や氏名変更などで裏面に記載事項がある場合は、裏面も撮影・コピーをして提出してください。

松井証券への入金方法

松井証券への入金は、インターネットとATMや銀行窓口から行えます。

以下の金融機関からの入金は、インターネット上でリアルタイムに振替でき、振込手数料は無料です。

  • MATUI Bank(住信SBIネット銀行マツイ支店)
  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行

その他にも、松井証券と提携しているインターネットバンキングからは「ネットリンク入金」ができ、振込手数料は無料となります。

ATMや銀行窓口から入金する場合、松井証券指定のお客様専用の「入金先銀行口座」に振り込んでください。

どの金融機関からでも、振込可能です。振込には入金手続き料が必要になるので注意しましょう。また、振込人名義は必ず松井証券口座と同一の氏名にしてください。

松井証券に関するよくある質問

ここからは、記事では解説できなかったよくある質問にお答えします。いずれも多くの方の悩みですので、どなたにも参考になる内容です。

解説する質問は以下の5つです。最後まで目を通して、スムーズに口座を開設しましょう。

どんな方法で出金するのですか?

翌営業日以降の出金および即時出金は、お客様サイトより行います。

お客様サイトの「口座管理」ー「出金画面」で出金日を選びます。次に利用規約を確認して出金額を入力したら、確認ボタンを押してください。

出金依頼確認画面が表示されるので、確認のうえ暗証番号を入力し「依頼する」ボタンを押してください。

出金依頼の状況は「口座管理」ー「出金依頼確認画面」で確認できます。

松井証券にはどんなポイントサービスがありますか?

松井証券ポイントはプログラムやキャンペーンなどの利用提携クレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」の利用で、ポイントを付与するサービスです。

松井証券ポイントは、投資信託への利用やPayPayポイント・dポイント・Amazonギフトカードなどと交換できます。いずれも使い勝手のいいポイントなので、大きなメリットと言えるでしょう。

※松井証券ポイントのご利用は2023年11月からです。

本人確認書類にはどのようなものがありますか?

本人確認書類は現住所・氏名・生年月日記載の公的書類(コピー可)で、次のいずれかです。

  • 運転免許証
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票
  • 住民基本台帳カード
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード

特定口座と一般口座の違いは何でしょうか?

特定口座は証券会社が上場株式等の譲渡損益などの計算をして、お客様の代わりに申告・納税する制度です。

一般口座は自分で1年間の上場株式等の譲渡損益などの計算をして、確定申告する口座です。

証券口座の解約方法を教えてください

証券口座の解約は、松井証券コールセンターかお客様サイトからお問い合わせください。

口座証券を確認し、解約に必要な手続きの案内があります。

松井証券顧客サポート 受付時間:平日18:30~17:00
TEL:0120-953-006/03-6387-3666
お客様サイト 「ホーム」の「問い合わせ・ご意見」画面よりお問い合わせください。

松井証券は全国で何店舗ありますか?

松井証券には現在店舗がありません。

以前の松井証券には支店や店舗窓口がありましたが、現社長が就任してネット証券に変わってから支店・店舗窓口共に全て閉鎖されています。

\電話で相談できる

まとめ

「松井証券は危ない」と口にする方もいます。しかし実際のところはネット証券の老舗らしく、投資初心者からデイトレーダーを行う上級者までを手厚くサポートする証券会社です。

ポイント付与サービスがない不満も、2023年の11月に松井証券ポイントサービスが始めることで払拭されるでしょう。

新NISAを見据えて2023年8月31日には、日本株・米国株・投資信託の売買手数料無料化を発表しています。もともと取り扱う種類の多かったNISAが、ますます使いやすくなると期待されています。

ぜひ、投資家の全力サポートを目指す投資会社、松井証券のサイトを訪れてください。

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