エシカル消費とは?環境と社会に与えるメリット・デメリットと私たちにできること

エシカル消費の取り組み事例

最近SDGsという言葉を最近よく耳にしますね。人間の経済活動は地球環境を多大な負荷をかけていて、環境を守りながら経済活動を続ける姿勢が求められています。

持続可能な環境は大きく分けて2つあります。それは地球環境と労働環境。

地球環境については、モノを作るには少なからず環境を破壊しながら作り、消費していくことはイメージしやすいですよね。

労働環境とは発展途上国などで、雇われた人たちが安い賃金で長時間労働の末にもたらされた商品を輸入した国が商品していくことです。なぜ割安で買えるのか、考えた事はありますか。

地球環境と供給してくれる人々に配慮した消費行動をエシカル消費といいます。私達が配慮し、選択した消費行動が地球環境にどのように還元されるか一緒に考えてみましょう。

エシカル消費とは?

エシカルとは、直訳で倫理的・道徳的な消費を意味する言葉です。具体的には人や地球環境、社会、地域に思いやりのある消費を指します。

なぜエシカル消費が注目されるの?

日本が輸入している製品の中には発展途上国が輸入元となっている物が少なくありません。

注目される背景のひとつに未だ、途上国の生産に関わる人々の貧困が解決されていない点があげられます。

また、SDGsで課題とされている環境問題や人権問題、貧困、食料危機を解決する手段として注目されています。

SDGs 目標12「つくる責任 つかう責任」

持続可能な消費と生産パターンを確保する理念です。製品をつくる生産者はもちろん、購入者にも購入する責任があるという考え方です。18世紀後半、産業革命以降私達は地球環境に負荷をかけながら発展をしてきました。

需要量を大幅に上回る大量生産・大量消費。その後には大量廃棄が続きます。すべての人類とは言い切れないですが、この活動を続けると地球温暖化などを加速させる要因の1つになります。エシカル消費は購入者が生産者の生産背景を知った上で製品の選択をする場面がほとんどですので、SDGs 目標12「つくる責任 つかう責任」の目標を達成する1つの手段として有効です。

【個人でもできるエシカル消費】買い物で意識できること

マイバッグを持参する

日本でレジ袋が有料化されたのは2020年7月1日からです。背景には海洋プラスチック汚染など地球環境問題があげられます。耐久性が低いビニール袋は繰り返し使うことは不向きですよね。私達がマイバッグを持参し、レジ袋を削減することでレジ袋を作成していた資源を守ることができます。

フェアトレード認証商品を購入する

原料の生産、加工、製造をへて、完成品になる各工程で国際フェアトレード基準が守られている商品を指します。

フェアトレードとは、日本語で公正な取引という意味です。発展途上国では生産に関わる人たちが未だに貧困から抜け出せず、児童労働が蔓延しているという悲しい現実があります。

公正な取引をすることで発展途上国の生産者の生活を支援する、産業の持続という目的があります。

子どもたちも児童労働の機会が減れば学校に通うことができます。教育を受けられるようになれば地域の発展に繋がります。今回は具体的にコットン製品とコーヒー豆についてご紹介します。

【具体例1】コットン製品

私達の生活にかかせない衣服。定価自体が安い製品を見かけて、安易に購入していないでしょうか。

定価が安いと衣服になる前の原料の原価はさらに安いという事がいえます。これらは西アフリカ、インド、パキスタンなどアフリカ、アジアの途上国が生産国になっていますね。

日本をはじめとする先進国に輸出されており、各国の経済や人々の生活を支える主要産業になっています。原価が安いと収入も安くなるので生産者の生活が成り立たなくなりますよね。国の経済発展にも影響し、貧しい人・国は貧しいまま不平等を強いられます。

安さを理由に安易に購入しない、一度購入したら長く使う姿勢が求められています。

【具体例2】コーヒー豆

コーヒー豆の産地も発展途上国が多く、ここでは主に児童労働の問題点を取り上げます。先進国の取引企業に低価格でコーヒー豆を買い叩かれた結果、貧しい家庭では低賃金・重労働で子どもたちが働き手として駆り出されているケースがあります。

日本の食料自給率は38%(2017年現在)です。約62%は海外からの輸入に頼っています。今回はコーヒー豆を例にあげましたが、輸入される食品の中には児童労働が背景にある場合がありますので、購入の際に少しだけ考えてみましょう。

地産地消をする

直売所や市場がイメージしやすいですよね。地元の農家さんが野菜を地元で販売し、購入します。商品の輸送にかかるエネルギー、人員が削減できます。移動が少ないので鮮度の確保においても環境負荷が軽減されていますよね。また、生産者の顔がみえる事は消費者にとって安心感にも繋がります。

直売所では規格外や不揃いな農作物を見たことはありませんか。味は一緒なのに捨ててしまうのはもったいない。スーパーには卸せないような農作物も直売所では割安で購入できます。調理してしまえば最初の見た目はあまり関係なくなるので、家計にとって大きなメリットといえるのではないでしょうか。

エシカル消費の3つの問題点

①企業のブランディングだと思われている

環境保全をテーマにした商品開発をしている企業、と聞くとイメージアップだと思いませんか。

良いイメージを与えているだけでは?とついつい疑ってしまうこともありますよね。そうなってしまうと購入しない選択をする人も出てくるはずです。

この場合、たとえば「売上の◯%が寄付されます」だけではなく、どの地域にどのような形で還元されるのかまでパッケージに詳しく表記されていると信頼できますね。興味がある方は企業のホームページなどをチェックするとより確実です。

②知名度が低い企業が作っている

商品を手にする時、メーカーを確認する人は多いものです。大手メーカーが作っている商品だと安心感がありますよね。地元メーカーで全国展開していない場合は、その土地でしか購入できませんし、知名度がない+価格が高いとなかなか手に取りません。

店内のポップなどをチェックし、紹介に力を入れていると1つの判断基準になりますね。

また、インターネットで実際の商品を使ったレビューをみてみましょう。価格に見合った価値が提供されていませんか。

③価格が高すぎる

モノを販売する場合、企業の利益分も含めて価格を設定しなければなりません。フェアトレードでは取引先に適正な報酬が支払われているので、どうしても値上げせざるをえません。割高と感じてしまい、手が届きにくくなってしまいます。

例えば現地の産業維持のため、協力金を払っているなど、寄付も一緒にできていると考え、付加価値が見いだせれば値段設定に納得がいきますね。

逆に考えると今までの価格が安いということはフェアではなかったといえるのではないでしょうか。

まとめ

日常生活を送っていく上で、消費行動をなくすことは不可能です。今までに何気なく買っていた商品。日本国内で生産者が商品の特徴を紹介、PRしている姿は目にしたことがあると思います。

しかし、島国で産業も限られている日本では輸入に頼る面が多いですよね。原材料、製品を発展途上国から輸入している事実を考えてみてください。

日本同様、途上国の生産者にも生活が、国には発展があります。先進国の欲を満たす都合だけで、過酷な労働・低賃金などを強いる世の中は近い将来変わらないといけません。

環境破壊も同様です。例えば途上国では工業排水を処理しないまま河川に排水していたとして、「途上国は環境意識が低い」と思ったとします。しかし、製造された製品を輸入し、私達が買っていたらどうでしょうか。巡り巡って私達が地球環境を破壊しているといえませんか。

今の私達にはできる範囲で取り組む姿勢が求められています。

(参考:エシカル消費とは?考え方やSDGsの関係・個人ができることも

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