COZUCHI(コヅチ)は怪しいって評判は本当?メリット・デメリット、元本割れリスクを解説
- 公開日:2024.12.16
- 更新日:2024.12.16
不動産投資を検討されている中で、COZUCHI(コヅチ)の利用を検討されている方は多くいます。
COZUCHI(コヅチ)は、不動産クラウドファンディングサービスです。通常であれば数百万円かかる不動産投資を1万円から始められ、利回りも高いと人気を集めています。
しかし、「元本保証がなく心配」「取り扱い案件が少ない」「利回りが高くて怪しい」「ポンジスキームじゃないの?」といったマイナス意見もいくつか見られるのも事実です。
実際のところどのようなサービスなのか、COZUCHI(コヅチ)について詳しく説明していきます。
目次
不動産クラウドファンディングサービス『COZUCHI(コヅチ)』
COZUCHIとは、LAETOLI株式会社が運営している不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
2019年にサービスの提供が開始された「WARASHIBE」と呼ばれるプラットフォームが、2021年にCOZUCHIに改名され新たなサービスとして展開されています。
すでに存在している建物を投資不動産として多く取り扱っており、建物を解体して開発用地で売り出しているプロジェクトなどもあり、豊富な種類の案件に投資可能です。
また、投資家はそのような豊富な種類の案件に、1万円という少額から投資できるため、比較的気軽に取り組めるサービスです。
COZUCHI(コヅチ)の仕組み
COZUCHIは、「不動産特定共同事業法」という法律に基づき、運営会社であるLAETOLI株式会社が出資者をインターネット上で募集し、そこで集めた資金を不動産に投資する仕組みです。
不動産投資から獲得した売却益や賃料といった収益は、投資の利益として出資した投資家に分配されています。
COZUCHIでは、区分マンションや地域開発など、さまざまな投資対象の中から自分が購入したいものを自由に選択できます。
1口1万円の少額で不動産に対して投資でき、さらには購入する際の手数料だけでなく、運用管理でも手数料が一切かからないため、投資初心者でも気軽に取り組むことが可能です。
COZUCHI(コズチ)の利用手数料
COZUCHIでは基本的に手数料が無料で運営されますが、以下の場合は手数料がかかります。
月あたり2回目以降の出金手数料 | 1回330円 |
中途換金の手数料 | 出資元本の3.3% |
出資時の出資金振込手数料 | 出資者様のご負担 |
COZUCHI(コヅチ)は怪しい?口コミ・評判を調査!
COZUCHIが怪しいと心配する方もいるようですが、実際はどうなのでしょうか?リアルな口コミを、メリット・デメリットに分けて解説します。
COZUCHI(コヅチ)のデメリット
COZUCHIの口コミから分かるデメリットは、以下4つです。
取り扱っている案件が少ない
案件数をもっと増やしてほしいです。 不動産クラウドファンディングは他社で先着順とかになると、すぐに埋まってしまいますね。 もう0.1秒単位で入れなかったりするので。(40代男性) |
COZUCHI では、2023年8月時点で公式サイトには81件の案件が掲載されています。取り扱っている案件が少ないという意見もあるようです。
案件少ないと感じる方は、他のサービスとの併用を検討しましょう。
投資で収益を出すためには、できるだけ好条件の投資対象を選ぶことが重要なポイントです。妥協せずにさまざまな案件を比較しましょう。
案件がなかなか当たらない
COZUCHIの人気が上がっているからだとは思いますが、抽選や先着方式でも当たりづらくなっていることですね。 先日の「代々木公園 事業用地ファンド」も絶対申し込むつもりでしたが、気がついたら募集終了になっていて機会を逃してしまいました。 案件数が少しでも増えるようにこれからも応援しています。(40代男性) |
COZUCHIの不動産投資には、抽選方式と先着方式の2種類のプロジェクトがあります。
先着方式の場合、募集がはじまったと同時にすぐさま申し込めば出資できることも考えられますが、実際のところほとんどのプロジェクトが抽選方式です。
もし抽選に外れた場合は、新たにプロジェクトが募集され実際に当選するまでの間、COZUCHIで投資ができません。
COZUCHIのプロジェクトでは競争率が高いものも多くありますが、運が良ければ追加募集となる場合もありますので、定期的に情報を確認するよう心がけましょう。
ただし、再募集があった場合でも「絶対にこれに決めている」という思いが無いのであれば、再度さまざまな案件を確認し再検討することが大切です。
焦ってしまい冷静な判断ができず購入してしまうと、後から他の案件の方が良かったと後悔してしまうこともあります。
不動産に限らず投資に焦りは禁物です。慎重に検討した上で最終的に判断しましょう。
非上場企業が運営するサービス
非上場企業が運営するサービスのため、定期的な決算情報の確認など、正確な経営状況を把握するのが難しいところ。 |
COZUCHIのファンドを運営しているのは株式会社 TRIAD、販売しているのはCOZUCHIです。役割分担し運営されています。
この2つの会社はどちらも非上場企業です。そのため財務情報を開示する必要がないため、投資家は事業者がどんな経営状況なのか確認できません。
そのため事業者が倒産した場合に、元本の返済されずに貸倒してしまったら非常に大きな損失を負う可能性が高いです。
過去の取引実績も豊富なため安心できるサービスといえますが、それでも非上場企業のサービスで怪しいと感じる方もいるでしょう。他の上場企業などが提供するサービスを検討するのもおすすめです。
元本が保証されていない
利回りの良い物件を選んでくれてはいますが、システム上は元本保証がありませんので、もしかしたら元本を割り込むことが起こり得ます。また、運営会社が上場企業では無いというところも、引っかかるところかもしれません。 |
COZUCHIの提供しているサービスは元本が保証されていません。
また、想定利回りも計算により算出されている結果ではあるものの、将来的に必ずその利回りが受けられる保証はないという理解が必要です。
株式や不動産では元本が保証されている商品はほとんど存在しないため、どうしても元本が保守された投資商品に投資したいという方は銀行の定期預金などの利用を検討しましょう。
しかし、元本保証はないものの、COZUCHIでは投資家の資金を守る目的で優先劣後出資という仕組みをとっています。ファンドで損失が生じた際にはCOZUCHIが先に損失を負うというシステムです。
資産を運用する期間が3ヶ月程度の案件も存在するため、運用している間のファンド資産下落リスクを少しでも抑えたいという方でも投資ができます。
COZUCHI(コヅチ)のメリット
COZUCHIの口コミから分かるメリットは、以下6つです。
利回りが高い
やっぱり利回りがいい案件が多いです。 キャピタルゲイン(不動産の売却益)なので、確実ではない部分はもちろんあると思いますが。税引き前利回り3パーセントの案件とかだったら、僕としては、ローリスクローリターンすぎるので、COZUCHIの利回り10%のような高さは他社にはない魅力を感じますね。 |
COZUCHIでは、利回りが高い案件が複数あるという口コミが多くあります。
利回りが絶対にこれくらいになるという保証はもちろんありませんが、10%のような利回りが高い案件が多く存在します。
上手く運用できれば、このような大きいリターンが得られるだけでなく、リスクも抑えることが可能なため、投資方法次第では堅実な投資です。
投資で収益を上げるためには、できる限り利回りが良い案件の方が利益は大きくなるため、利回りの高い案件が豊富に揃えられているのは非常に魅力的なポイントでしょう。
資金をギリギリまで手元においておける
COZUCHIの場合、出資が確定した後はじめて入金する手続きになるので、ぎりぎりまで手元に資金を置いておけるところがいいと思います。(後略) |
こちらは出資が確定するまで資金を手元に置いておけるという口コミです。
COZUCHIでは、出資することが確定してはじめて入金手続きに移るため、実際の案件に投資を開始するまで資金を手元に置いておけます。
事前に入金するシステムの場合、より優良だと感じる案件を他に見つけてしまっても変更できない可能性も高いです。
そのため、実際に投資が確定する直前まで資金を手元で管理できるのは、魅力的なポイントでしょう。
プロ目線で運用できる
COZUCHIの不動産のプロ目線での「クリエイティブ」なファンド組成力には魅せられっぱなし。 それでいて、ファンド応募時のユーザーの気持ちにもぴたりと寄り添う、投資をしやすくする細かなアイデアを都度ひねり出し、すぐ実行する。 ホントに素晴らしいと思う。 |
不動産投資で利益を得たい場合、他の株式や債券などの投資とは全く違う知識が必要になります。
例えば、株式に投資する場合は、投資先の業界がどのような動向か確認し判断する必要がありますし、債券に投資する場合であれば金利に関する知識が必要です。
しかし、不動産投資を行う場合には、建築や不動産に関する知識、保険業者と入居者間における法的知識、トラブルが発生した際に対処する法的知識など、さまざまな知識が求められます。
そのため、知識を持っていない人が不動産投資をはじめたい場合、投資を行う前に不動産を運用するための勉強が必要不可欠です。
また、不動産の世界では経済状況の変化や法規制の変更が影響するため、常に情報を収集し学び続ける必要があり、投資初心者からするとハードルが高く感じる方も多いです。
しかし、COZUCHIを利用すれば、不動産投資におけるプロに物件の運用を任せられるため、何もしなくても運用成績が良ければ収益が得られます。
サポートが充実していて安心
購入後のシミュレーションもわかりやすく、サポートも充実しており、これなら私でも運用できそうだと感じたので購入を決意しました。 |
こちらはCOZUCHIのサポート体制に関する良い口コミです。
不動産投資初心者であれば特に、不動産投資はどのように運用すれば良いのか、どういった仕組みでいつ収益が得られるのかなど、さまざまな面で不安になることも多いでしょう。
しかし、COZUCHIでは購入後のシミュレーションを含め、さまざまな面でしっかりとサポートが受けられるため、不動産投資初心者の方でも安心して投資することが可能です。
選び抜かれた不動産に投資できる
配当のリターン上限がなく、安心・安全に投資ができる環境づくりに非常に安心して投資ができました。他にも厳選された不動産に投資できるのも魅力的でした。 |
不動産投資において、どの物件に投資するか選択するのは、専門知識がない限り関門です。
不動産投資ができる物件には、安全な物件はもちろんあるものの、怪しい物件に投資して損失になってしまう可能性が高い物件もあります。
不動産投資では、初心者に限らず、例え専門知識を有する上級者の場合であっても慎重に物件を選ぶことが大切です。
その一方で、COZUCHIで投資可能な物件は、専門知識を有した不動産のプロにより選び抜かれた物件が抜粋されています。
物件の将来性や収益性、立地などさまざまな面で、プロが選定した物件に投資できるため、知識のない初心者の方であっても、安心して物件の選択が可能です。
途中換金ができて使い勝手がよい
少額から投資が行えるだけでなく、途中であっても換金できるのでお手軽ですし、分配率も高いので使い勝手がいいです。 |
COZUCHIでは、投資期間中であっても好きなタイミングで換金が可能です。
換金する手続きも非常に簡単であり、マイページにアクセスし「換金申請」をするだけです。
他のサービスの場合、途中換金できないサービスも多く、運用している際に資金が必要になっても対応できません。
一方で、COZUCHIであれば好きな時に換金できるため、突然資金が必要になった場合でも対応できます。
途中換金する際には3.0〜5.5%の事務手数料がかかりますが、一般の不動産投資の場合、換金したい場合には非常に多くの手間や時間がかかりますので、そのような面を考慮しても簡単に換金できるのは大きなメリットです。
COZUCHI(コヅチ)の最新キャンペーン情報
2024年現在、最大50,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされる初回限定キャンペーンが実施中です!
COZUCHIに初めて投資家登録するだけで、Amazonギフト券1,500円分がプレゼントされます。
その後、ファンドへの初回投資額に応じてさらにAmazonギフト券がもらえます。
ファンドへの初回投資額 | Amazonギフトカード |
---|---|
①30万円以上 | 1,500円分 |
②50万円以上 | 3,000円分 |
③100万円以上 | 7,000円分 |
④200万円以上 | 16,000円分 |
⑤300万円以上 | 27,000円分 |
⑥500万円以上 | 48,500円分 |
COZUCHI(コヅチ)の利用方法・流れ
COZUCHIで実際に投資を行うまでの流れは、以下の通りです。
①公式サイトから会員登録する
はじめに、会員登録を行います。
『公式サイト』にアクセスし「会員登録」を押します。
会員登録では、以下の情報を入力します。
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
必要項目の入力完了後、「個人情報の取り扱いに関する同意事項」で内容に目を通し、問題がなければチェックを入れ「会員登録する」を押します。
②アカウント認証を行う
上記で登録した電話番号にSMSで、6桁の認証コードが送られてきます。
表示されている「アカウントの認証」画面から、SMSに送られてきたコードを入力し「送信」を押します。
この際、登録した電話番号に入力ミスがあるとコードが届きませんので、メールアドレス含め入力事項の確認は必ず行いましょう。
また、電話番号で認証コードが送られてこない場合、Eメールを利用して認証できますので、その場合は「アカウントの認証」画面にある「eメール認証」を押し手続きを行います。
③本人確認を行う
会員登録完了後、投資家登録を行います。
手続きは、スマホやPCのカメラ機能を利用して簡単に登録できるため、郵送などの手間がかかりません。
投資家登録では、以下の書類を利用し本人確認に必要な書類をアップロードします。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
ここでは氏名や住所といった個人情報や、不動産投資に取り組む目的、これまでの投資経験、取引で利用する口座情報等を入力していきます。
その後、上記に記載した書類をアップロードし、スマホやPCのカメラで自分の顔を撮影しましょう。
なお、写真撮影の際には本人確認で利用した書類に添付されている顔写真と同一人物ということが明確に分かるように、サングラスや帽子、マスクなどを付けず撮影して下さい。
ここまでに解説してきた入力内容の登録がすべて済んだら審査が開始されます。
④投資を開始する
登録した内容に問題がない場合、1〜2営業日程度で審査結果がメールで送られてきます。
審査に通過していれば、いよいよ不動産投資を開始できます。
開始の手順は以下の通りです。
- 募集しているファンドで投資したい物件を探す
- 出資額を設定し申し込みを行う
- 出資できる場合は入金を行う
ファンドが抽選方式になっている場合は、抽選に当たらない限り出資することは不可能です。
しかし、もし落選となった場合でも、キャンセルがでたり、抽選募集が追加されたりする場合もありますので、定期的に確認してみましょう。
また、先着方式のファンドであっても、募集が開始されたタイミングでできるだけ早く申し込みができるように、定期的に情報を確認することが大切です。
特に強く投資したいと思うようなファンドがある場合は、確認の頻度を増やし機会損失を回避しましょう。
ファンドへ出資が決まり実際に出資したら、入金を行います。
不動産の運用は事業者が実施してくれますので、入金後は配当が振り込まれるのを待つのみです。
COZUCHI(コヅチ)の利用時の注意点
COZUCHIを利用する際の注意点は、以下の5つです。
出資可能なファンドが常にあるとは限らない
COZUCHIに限った話ではありませんが、投資家登録を行ってすぐに投資を開始したいと思っていても、そのタイミングでCOZUCHIが出資者の募集を行っているとは限りません。
平均的に月に約2回の頻度で新しい募集が出る場合が多いですが、月によっては募集が1件もないこともあります。
そのため、登録から1カ月以上案件がない場合には、新たに案件が追加されるまで待つしかありません。
しかし、繰り返しになりますが、株式や債券と違い不動産投資であれば、このような事態になってしまうのは仕方がありません。
常に優良物件に投資できるとは限りませんし、投資先が不動産であれば交渉やリサーチ、契約までに時間も要してしまいます。
確定申告が必要な場合がある
不動産投資により獲得した収益は雑所得であるため、総合課税の対象です。
COZUCHIで源泉徴収が実施されるものの、状況次第では投資家が自ら確定申告を行わなければならない場合もあります。
例えば、年間20万円以上の雑所得がある場合は確定申告する義務があります。
確定申告を行い税務署に対し所得税を納め、自治体に対し住民税を納めなければなりません。
申告が必要なのに怠った場合、延滞税などの罰則が課せられる可能性がありますので、必ず行うようにしましょう。
また、確定申告にはある程度の専門的な知識が必要です。
直前でいきなり確定申告しようとしても、やり方が分からずそのまま期限が過ぎてしまったという問題に繋がる可能性も十分にあります。確定申告が必要になりそうだと感じた時点で確定申告の方法について調べておくようにしましょう。
レバレッジが使えない
COZUCHIでは、一般的な不動産投資で使える「レバレッジ」が使えません。
レバレッジとは、自分の資金と借入れした資金を合わせて投資額を増やし、より多くの投資効果を受け取ることを「レバレッジ効果」と呼びます。
レバレッジを使うことで、自分の資金だけで投資を行うよりも遥かに早いスピードで利益を獲得することが可能です。
しかし、その分かける金額も大きいため、損失が合った場合も自分の資金のみの場合に比べ大きくなるため注意が必要です。
COZUCHIでは、レバレッジが使えず、自分の手元資金だけで投資するため、前述したようにレバレッジを活用した不動産投資と比較すると、投資で資金を増やす速度が遅くなります。
リスクを抑えて自分の資金の範囲内で取引したいと思われている方は、気にする必要はありません。
案件ごとに入金する必要がある
証券会社を通じ投資を行う場合、事前に証券口座に資金を入金し、そこから投資を行うのが一般的です。
しかしCOZUCHIの場合は、出資金を振込む口座がそれぞれのプロジェクトで変わるため、それぞれの口座に入金するための手続きが毎回必要になります。
振込先の口座はメールで案内してもらえますが、はじめのうちは入金手続きが面倒に感じてしまう可能性もあります。
ですが、COZUCHIでは、入金後の運用はすべてプロが行ってくれます。手間がかかるのは案件選定と入金作業のみなので、大きな手間にはならないのがポイントです。
COZUCHI(コヅチ)に関するよくある質問
よくある質問を4つ紹介します。
出資金はどこに振り込めばいいですか?
出資の申し込みを行い、抽選に当選された方に対し個別で振込先口座の案内がメールで送られてきます。
出資金を振込む口座に関しては、不動産特定共同事業法という法律に基づき、資産の分別管理要請に従って、それぞれのプロジェクトで銀行口座が異なります。
COZUCHIはポンジ・スキームですか?
COZUCHIは安全な不動産投資サービスであり、ポンジ・スキームではありません。
ポンジ・スキームとは、投資で利用される詐欺であり、投資家から集めた資金の一部を、すでに投資している別の投資家に、投資の成果による配当と嘘をつき振り込むことで、投資家から信用を得るものです。
老後2000万円問題などから投資意識を持った人が増加している背景を利用し、ポンジ・スキームも増加しています。
COZUCHIの場合、サービスを運営するLAETOLI株式会社は東京都で「不動産特定共同事業」者として認可を受け、1999年から長い間続いているサービスです。
必要書類以外に監査にも通らなければ認可は受けられないため、ポンジ・スキームであれば認可が受けられません。
このような理由から、COZUCHIはポンジ・スキームではないと分かります。
投資家審査とは何ですか?
不動産投資のサービスでは、COZUCHIに限らず新規登録を行う時に、事業者による登録希望者審査を受けなければなりません。
この審査は投資家を保護する目的で実施され、投資家の年齢や職業、これまでの投資経験、投資を行う理由などの登録時に入力した内容を基準に審査されます。
審査に通過できるかどうかの基準は、審査を行う事業者で変わるため、例え審査に通らなかった場合でも、他のサービスでは通過できることもあります。
事業者は、投資家の目的に沿った勧誘の実施や、関係する法令を守る義務があるため、投資家登録を行う際には、投資家審査が必ず必要です。
配当の支払いはいつですか?
配当が支払われるタイミングは、それぞれのプロジェクトで変わりますが、各プロジェクトの運用終了後から30日以内に支払われるのが一般的です。
プロジェクトによっては、配当の支払いが複数回設定されていることもありますので、詳しく知りたい方は各プロジェクトの概要を確認してみましょう。
COZUCHIの配当金は確定申告が必要ですか?
COZUCHIの短期運用型で得られる分配金は、雑所得に分類されます。分配金は源泉徴収されているので、給与所得以外の所得の合計金額が20万円を超えなければ、確定申告の必要はありません。
COZUCHIでの分配金が20万円を超えたり、その他の副業所得と併せて20万円を超えた場合には、確定申告が必要です。
確定申告に必要な「年間取引報告書」は、マイページからダウンロードできます。
COZUCHIはいつ創業しましたか?
COZUCHIの運営企業「LAETOLI株式会社」は、1999年創業です。不動産クラウドファンディング事業は2019年からサービスを開始しました。
2024年3月現在、累計調達額jは635億円、組成ファンドは94件の実績があります。
運用終了した73件のファンドのうち33件で実績年利回りが想定を上回り、平均年利回りは想定7.7%のところ、実績は17.0%と高くなっています。
COZUCHIで出資ができないのはなぜですか?
COZUCHIで会員登録をしたのに、出資ができない場合には、以下のような原因が考えられます。
- 投資家登録審査・本人確認が完了していない
- 書類の確認が終わっていない
- ファンドの募集が上限に達している
投資家登録の審査や本人確認が完了すると、マイページの会員情報で確認できます。
また、契約成立前交付書面・電子取引の重要事項・約款・預託に関する委託契約の4つの書類のPDFを開き、確認しないと、出資するボタンが押せません。
ファンドの募集期間内であっても、先着順で上限額まで集まると、募集は締め切られてしまします。気になるファンドは募集開始後すぐ応募するようにしてください。
まとめ
COZUCHIとは、不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
途中換金ができて使い勝手がよい、資金をギリギリまで手元においておけるなどのメリットがあります。
その一方で、案件がなかなか当たらなかったり、元本が保証されていなかったりといったデメリットも存在します。
また、利用する際には出資可能なファンドが常にあるとは限らないことや、案件ごとに入金する必要があるなどの注意点がありますので、利用する際にはメリット・デメリット含め十分に理解することが大切です。
この記事を書いた人
ikebukuro