【太陽光パネルのメンテナンス費用相場】安心して任せられるおすすめ業者はどこ?
土地付き太陽光発電の投資や売却、運用に関するブログ
よく太陽光パネルや太陽光設備はメンテナンスフリーだと言われていますが、それは間違いです。
安定した発電量維持や長期間に渡って安全に運用していくためにメンテナンスは必要不可欠です。
この記事では、太陽光発電設備やパネルのメンテナンス費用の相場やよく聞かれる質問の解説と、おすすめのメンテナンス業者をご紹介していきます。
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太陽光パネルはメンテナンスが必要?
太陽光発電は、よくメンテナンスが不要だと言われていますが、決してそういうことはありません。
しかし、不動産や風力発電と比較すると、メンテナンスにさほど手間がかからず、すべてを業者に任せられるので煩わしさを感じることはないでしょう。
それでもメンテナンスには費用がかかるので、
「なるべくやらない方向に持っていきたい」
「発電してるからメンテナンスしなくてもいいんじゃないの?」
と考える方もいます。
しかし、定期的にメンテナンスをしないと、太陽光パネルやパワコンといった設備機器が期待寿命を迎えるよりも早く故障したり、発電効率が低下し発電量がグッと落ち込んでしまう可能性があります。
メンテナンス不足で発電効率が落ちる原因とは?
太陽光発電は、パネルに光が当たることで、パネルの内部にある半導体と呼ばれるセルが動くことで電気を作り出す仕組みとなっています。
そのため、パネルの表面が砂や鳥のフンといった何らかの原因で汚れていると、光が内部まで伝わりづらくなるので、十分に発電できなくなってしまい、発電効率が落ちてしまいます。
また、メンテナンスを定期的に行わないと、発電効率が落ちるだけでなく、パネルの故障や破損に早期に気づけません。
最悪の場合、火災が起こってしまう可能性も考えられます。
太陽光発電所のメンテナンスにはパターンがある?
太陽光発電のメンテナンスは、下記の3パターンに分けられています。
売買契約と一緒にメンテナンス契約も締結します。(費用は50kWあたり年15万円程度が一般的) 基本的には、販売会社への委託がおすすめです。 施工(発電所)の情報を把握しており、配線図などの修理時に必要な資料が手元にあるので、パネル・パワコンなどの製品保証適用の場合、手続きもしてくれます。 販売会社では対応しておらず、他社に依頼となります。 メンテナンス会社を比較して、相見積もりしてなどと、時間を多く取られてしまうので、その場合は、仲介会社に相談することをおすすめします。 大体、 低圧(10kW~49.9kW)の割合は、紐付きが2割、任意が6割、請負負荷が2割となっています。 約80%の太陽光発電所がメンテナンスのパターンの選択が自由にできますが、高圧の太陽光発電(50kW以上)の場合は紐付きが7割以上がほとんどです。 太陽光パネルのメンテナンスにかかる費用は以下の通りです。 太陽光発電は屋外に設置しているため、雨や風などの外的要因で設備が故障する可能性があります。 長期間トラブルなく運用していくためには、定期的な点検が欠かせません。 資源エネルギー庁では、4年に1回の定期点検を推奨しており、1回あたり2万円程度の費用がかかるとされています。 定期点検以外にも草刈りやパネルの清掃といったメンテナンスが必要です。 先ほど説明下通り、太陽光パネルが汚染されていたり、草や落ち葉などがパネルを覆いかぶさってしまうと発電効率が落ちたり、最悪の場合故障の原因にもなります。 草刈りの頻度は、年に2〜3回で、費用は面積ごとに決められているケースが多いようです。だいたい1m2あたり50〜150円程度かかります。 さらに草刈り機を使うのか、除草剤を使うのかなどメンテナンス方法によって異なりますが、1回あたり約5万円と考えておくと良いでしょう。 草刈りの頻度を減らしたい、草刈りにかかる費用を抑えたいという場合は、あらかじめ除草シートを敷いておくことをおすすめします。 太陽光パネルの清掃費用は、基本料金とパネル1枚ごとの価格で設定されている業者が多いです。 基本料金は5万円前後、パネル1枚あたり500〜1,000円が清掃費用の相場となります。 費用は、メンテナンス業者によって異なるので、問い合わせして確認してみましょう。 太陽光パネルのメンテナンスについてよくある質問をまとめました! 太陽光発電のメンテナンスは義務化されています! 太陽光発電のメンテナンス(定期点検)は、2017年の改正FIT法で新しく追加されました。 万が一、メンテナンスを怠ってしまうと売電の権利が失権されてしまう可能性もあります。 点検の頻度は以下の通りとなります。 (引用:太陽光発電システム 保守点検ガイドライン【住宅用】) 自分が行なっても違反にはなりませんが、太陽光パネルのメンテナンスは、専門の業者に依頼することをおすすめします! 太陽光パネルの表面は基本的にガラスで覆われています。 ちょっとした衝撃で割れる可能性も大いにあり、メンテナンス方法について精通していない素人が手を出してしまうと、発電効率をあげるどころかかえって修理代がかかってしまった…ということになりかねません。 それでもメンテナンスに関わりたい!というのであれば、毎日発電量をモニタリングするようにしましょう。 発電量を毎日確認していると、異変に気付きやすく、故障などのトラブルを早期発見することができますよ。 太陽光パネルのメーカー保証の適用期間であれば無償で保証が受けられます! メーカー保証には、システム保証と出力保証の2種類あります。 システム保証は、製造上の問題で破損や故障をした場合や、説明書通りに使用していたのに故障してしまった場合に保証を受けることができます。 一方出力保証は、パネルの出力がパネルメーカーが定めている最大出力を下回った際の保証です。 保証期間はメーカーによって異なりますが、一般的にはシステム保証は10〜15年、出力保証は10〜25年となっています。 ただしメーカー保証では保証を受けられないケースもあります。 例えば、地震や台風などの自然災害で太陽光パネルが破損してしまった場合はメーカー保証の対象外です。 そのため自己負担となってしまいます。 自然災害で設備が故障してしまった際には、別途で保険に加入して、保険で修理費を補償してもらう必要があります。 保険については、以下の記事で詳しく解説しているので併せてチェックしてみてくださいね! メンテナンスは太陽光パネルだけではなく、パワコンやケーブル、接続器なども行う必要があります! パワコンから異常な音がしていないか、ケーブルが切断されていないかは、素人でも目視などで確認することができます。 ただし、実際に触ると危険なので異常を発見したら、専門業者に点検を依頼するようにしましょう。 ソルセルでも修繕工事についての相談が可能です!ぜひお気軽にお問い合わせくださいね! 太陽光発電の修繕やメンテナンスについてのお問い合わせはこちら
太陽光パネルのメンテナンスは、長期にわたって安全に太陽光発電を継続させるためには必要不可欠です。 メンテナンスを怠ると発電量が低下してしまうだけではなく、修理費用が余計にかかってしまったり、周囲の人に迷惑をかけてしまう可能性も考えられます。 メンテナンスや定期点検には費用がかかるので躊躇してしまう気持ちもわからなくないですが、しっかりと利益を出すためには安全が第一優先です。 所有者の責任としてメンテナンスをするようにしましょう。 太陽光発電を購入する際には、メンテナンス費用を含めた実質利回りで計算し、その上で利益がどのくらい出るのかをシミュレーションしておくのもいいですね。 カテゴリー 太陽光発電について気になるけど、 そんな投資やメリット、その他のお悩みを と、太陽光発電や投資、注意ポイントなどと
①紐付き:販売会社(施工業者)と契約必須
②任意:販売会社に依頼も可、他社依頼も可能
③請負不可
太陽光パネルのメンテナンスにかかる費用はどれくらい?
費用
頻度
定期点検
2万程度
4年に1回
年間メンテナンス費用
草刈り:5万前後
清掃:5万前後年に2、3回
定期点検にかかる費用
年間メンテナンス費用
太陽光パネルのメンテナンスに関するQ&A
①メンテナンスが義務化されているって本当?
点検種類と時期
目的
日常点検
日常において、
機器などが正常に動作していることを確認する
設置1年目点検
発電開始後1年目を目途に、
機器や部材の初期的な不具合を見つけ、
必要な補修作業を行う。
設置5年目点検
発電開始後5年目を目途に、
機器や部材の劣化、破損の状況を確認し
必要な補修作業を行う。
設置9年目以降の点検
(4年毎に実施)発電開始後9年目以降は4年毎を目途に、
機器や部材の劣化、破損の状況を確認し
必要な補修作業を行う。機器や部材の保証期間を確認し
昨日の確認や消耗部品の交換などを行う。
設置20年目以降の点検
(4年毎に実施)発電開始後20年目以降は4年毎を目途に、
機器や部材の劣化、破損の状況を確認し
必要な補修作業を行う。点検内容確認し、設備更新時期の検討を行う。②メンテナンスは素人がやっても大丈夫?業者に依頼したほうがいい?
③万が一故障していたら修理費は全額負担?
④メンテナンスが必要なのは太陽光パネルだけ?他の設備は?
まとめ
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