風力発電に関する用語集※随時更新していきます
土地付き太陽光発電の投資や売却、運用に関するブログ
再生可能エネルギーである風力発電や太陽光発電は、個人でも企業でも導入する方が増えています。
しかし、「勉強をしよう!」と思っても仕組みや用語が難しいので、「導入するまでは大変だな……」と感じてしまうでしょう。
そんな方のために、今回は風力発電に関する用語を説明します。
風力発電の勉強の第一歩を踏み出しましょう!
風力発電に関する用語集
あ行
【アップウィンド形式】
ブレード(回る部分)が前方から受ける風によって発電する形式のこと。
下向きに吹く風だと発電効率は向上するので、丘などによく設置されます。
一方で、後方から受けて上向きに吹く風で発電効率が良くなる形式は、ダウンウィンド形式になります。
か行
【カットアウト】
風速が強く、風力発電所に損傷などの悪影響を与えてしまう場合に、ブレードを停止させることです。その風速値のことを、カットアウト風速と言います。
【小型風車】
小型風車は、風を受ける面積が200㎡未満で、出力が1kW~50kW未満の範囲内のことを言います。
出力で分けると、
マイクロ風車 | 小型風車 | 中型風車 | 大型風車 | |
発電出力 | 1kW未満 | 1kW~50kW未満 | 50kW~1,000kW未満 | 1,000kW~ |
となります。
さ行
【垂直軸型】
ブレードではなく、風を受ける板が垂直に並べられている風車になります。
発電機を地上に設置できる、簡単に製造できる、風の向きに対して影響されない、などといったメリットがあります。
しかし、回転数のコントロールが難しく、ブレードがある風車と比べて効率が悪いといったデメリットあるので注意しましょう。
【水平軸型】
回転する羽根が付いているメジャーな形式です。
中でもプロペラ式が代表的で、風力発電の多くが水平軸型のプロペラ式になります。
発電効率は高いですが、風の向きに影響されるので、設置する土地の状況に応じてアップウィンド形式かダウンウィンド形式を選ぶ必要があります。
た行
【ダウンウィンド形式】
上記で説明しましたが、後方からの風・上向きの風で発電効率が良くなるプロペラの形状のことです。
【タワー】
タワーとは、ブレードと地面を結ぶ、垂直に立てられた柱です。中に配線が通っています。
風力発電は、タワー、ブレード、ハブ、ナセルの4つから成り立っています。
な行
【ナセル】
ブレードの回転を電気に変換する装置のことを指します。
ナセルは、「増速機」で回転数を増やし、「発電機」で電気に変換。
「ブレーキ装置」は、カットアウトや台風、点検の時にブレードを停止させるために付いています。
は行
【ハブ】
ブレードの付け根にある装置で、ナセルに動力を伝える役目を担っています。
【パワーコンディショナー】
ナセルで作り出された直流の電気を、家庭用でも使える交流に変換する装置です。
【表面利回り】
『初期投資の総額 ÷ 総収益』で導き出される利率になります。
この利回りで、投資物件の良し悪しを判断できる重要な指標です。
しかし、
『(初期投資額 + 運転費用)÷ 総収益』で求められる “実質利回り” の方が、より現実的な数値になるので、どのように計算されているか注意する必要があります。
【FIT価格】
2009年に経済産業省が導入した、「固定された価格での買取りを政府が保証する制度」になります。
このFIT価格制度によって、風力発電・太陽光発電に注目が集まりました。
しかし、現在FIT価格が終わってしまう利用者もいます。
【風況】
風の吹き方や風速を示しています。
【賦課金】
賦課金(ふかきん)とは、FIT制度で固定された値段を国が保証するために、月々の電気代に課されたお金のことです。
4人~家族の一般家庭では、だいたい500円~700円あたりの推移です。
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