小型風力発電と太陽光発電~投資先として魅力的なのはどっち?

土地付き太陽光発電の投資や売却、運用に関するブログ

小型風力発電とは?

 

小型風力発電とは20kw未満の風力発電設備を言います。

発電電力1kwhあたりの買取価格(FIT単価)が55円。

好条件で売電が出来る小型風力発電。

太陽光発電はすでに買取価格(FIT)21円まで下落しております。

同じ発電量でも小型風力発電の収益は太陽光発電の2倍以上。

当社でも小型風力発電の販売に向け下調べを開始から約1年が経過しています。

『小型』風力といってもその投資額は3000万円前後~になります。

当然、まだ知見も足りない投資ですからその取扱いには正確な知見が必要と考えてます。

『風力発電で失敗した』という声を聴くことは多いです。

風力で利回りが太陽光よりちょっと良い。

くらいの案件を積極的に売る気にはなりませんでした。

ようやく、小型風力発電が商品として成立しそうな感触を得ています。

どちらが良いか、正確な視点を持ってご判断頂きたく考えております。

 

 

低圧太陽光発電 VS 小型風力

 

再生可能エネルギー投資の2強と言っても過言ではない低圧太陽光発電と小型風力発電。

投資先として両者の比較について書いていきます。

 

 

 

【プロジェクトとしての良し悪しの判断基準】

 

もし、十分な知識がなく(販売会社に聞いても十分な知識が得られず)

投資先を選択するとしたら、間違いなく太陽光発電をお勧めします。

その理由は、太陽光発電の方が分かりやすく、はずれが少ないからです。

太陽光発電も小型風力発電もプロジェクト選定基準は収益。

リスクとリターンのバランスだと考えています。

私見で言いますと、

こまかな下調べや調査を行い、じっくり時間をかけて物件をべれば小型風力発電。

時間をあまりかけられず、直感的に決断したいのであれば太陽光発電をお勧めします。

その根拠となる理由をそれぞれの特徴からお話しします。

 

 

太陽光発電について

日本は、諸外国に比べると太陽光発電は適地が多いです。

その約8割は日射量的には十分な水準を満たしています

太陽光発電は都道府県や場所により差があります。

しかし、日本全国どこででも概ね間違いなく発電はします。

その地域差についても、NEDOの日射量データから太陽光発電は高精度での予測が可能です。

そのNEDO日射量も、設置角度から方位確度までかなり詳細に確認ができます。

あとは現地の立地(影の影響や地盤)を確かめるだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全天日射量の日本全国マップ。

通年平均にすると、全体的に低く見えますが、凡そ極端な差は無い事がわかります。

このマップで見ても、山梨、長野県近辺が太陽光発電に向いているのが見て取れます。

 

風力発電について

一方、風力発電の適地は日本の国土全部の1割に満ちません。

『普段からよく風の吹く地域』は少なくないと思いますが、

これは、人の心理によるもので、風が吹いていたときの印象が強く残っている

だけのケースが多いです。

実際風力発電の収益を確保できるほどに吹いている地域は稀なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本全国風況マップ※一般的には5.5m/s(黄緑色)以上必要と言われてます。

実際に投資案件として魅力が出てくるのは、6.5m/s以上です。

そして、この風力の発電量は、風速が1m違えば30~40%変化します。

風速が2倍になるとその発電量は約8倍と言われています。

風速の測定誤差や年単位の風況のズレが大きく発電量に影響を及ぼすのです。

また、風力発電は、1年の収益の大半を短期間で発電するケースもあります。

つまり、事業開始の時期が変更になった場合の計画誤差がより大きくなります。

風力発電ではファイナンス計画もより綿密に立てる必要がある事を意味します。

 

【設備の選定】

太陽光発電の場合、そこまで設備にこだわるケースは稀でした。

私の場合、過度にマイナーなメーカーを避ける、安さだけが売りの

商品を避けるなどの対応をしています。

これは、不良が多いという理由の他に、融資の付きやすさに影響します。

また、EL画像を確認し、セルのクラックが多いパネルメーカーを避ける。

というのを標準にしています。

パワーコンディショナーにおいては、それほど種類が無いので、評判で決めています。

(個人的には5つ星くらいで評価しています)

 

小型風力発電の場合、カットイン風速とカットアウト風速があります。

この数値がとても大切で、風速〇/msから〇/msの風が吹けば発電する。

という数値です。

全ての風力発電設備に当てはまります。

この範囲が広ければ広いほど発電量は増えるという訳です。

ただ、カットアウト値が高すぎるとタービンが熱を持つので故障するリスクが出ます。

その分、メーカーの信頼性評価が必要になると考えています。

 

 

【保守と維持管理】

太陽光発電の場合はほぼ放っておけば発電し続けます。

(放っておいてはダメという議論もありますが、、、)

駆動する部品がなく、光から電気を取り出すシステムなので

実際は発電しているというよりは、半導体の特性を利用して

エネルギーを変換しているのです。

太陽光発電はちょうど水が川を流れる様に発電されるシステムです。

唯一、パワーコンディショナーは故障リスクがありますが、最近は20年保証を

付けているメーカーもあり、リスクを最小限に抑える事が出来ます。

風力発電の場合は、プロペラを回すことにより、タービン(発電機)

を動かして発電します。

タービンは、モーターの様な物と考えてください。

モーターを伝ってプロペラを回す、それと逆のことをする訳です。

かなりの速度で回転するわけですから、摩耗もありますし、メンテナンスは必須です。

軸の回転に抵抗が生じない様に、摩耗部品の交換やオイルメンテナンスも想定されます。

 

如何でしょうか。

 

太陽光は草を刈っていればあとは正常稼働を確認するだけで済みます。

勿論、異常があれば手を打つ必要がありますが、普段は特に大きな

メンテナンスは必要としません。

※高圧以上の場合は法定メンテナンスが義務付けられてます。

一方で風力発電は機械部品もある為、しっかりとメンテナンスをする事が

発電量の維持と機械の長期寿命を守るために必須と言えます。

【金融機関の融資】

太陽光発電も、風力発電も融資が付くかどうかというのは大きなテーマの一つです。

最大の購入時のボトルネックはなんといっても融資です。

小型風力発電もここにきて、融資の話が進むようになってきています。

現在、風力発電に融資相談可能な金融機関は下記の通り

・日本政策金融公庫

・JACS(ジャックス)

・APLUS(アプラス)

・三井住友投資銀行

他 地方銀行複数あり(詳細は各地方銀行に確認が必要。)

太陽光発電の融資も相変わらず堅調ではありますが、金融機関によっては

消極的な姿勢にシフトしていたり、物件の収益性評価が厳しくなっているところも

あるみたいです。

 

【まとめ】

まだまだ太陽光発電の方が手軽な投資であることに変わりはないのですが、

風力発電も実績が確認出来てきて案件の良し悪しの選定がおぼろげながら見えてきました。

魅力的な案件を判断できるようになってきたのです。

この様に書くと小型風力発電投資はまだ早い?

と思われてしまうかも知れませんが、

そうではなく、案件選びを慎重にしたい。という事です。

小型風力発電はしっかりと案件を選び、投資する事が出来れば、

太陽光発電以上の収益が期待出来ます。

案件の良し悪しの判断と、金融機関からの融資、メンテナンスなど

どれも太陽光発電の方が取り組みやすい投資ではあります。

しかし、風力発電のFIT55円は魅力的ですし、太陽光発電に比べ収益性も高く、

必要とする土地面積も少なくて済みます。

我々は風力発電は、場所選びさえ間違えなければとても魅力的な投資物件だと

考えています。

 

最後に。

投資は、最終的にはあくまで自己責任ですが、売る側の

説明責任はしっかりと求め、後悔しない物件選びを行いましょう。

しっかりと納得のできる説明を受けて、購入判断を誤らない事が重要です。

そして、売り手が質問に対し的確な回答を得られない場合、自分で調べるか

または他の業者を探す方が賢明と考えています。

 

ソルセルは仲介者として、太陽光発電、小型風力発電に拘らず、

よりお客様に適した投資をお勧めしていきます。

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