3都市で発電量比較をしてみた。

土地付き太陽光発電の投資や売却、運用に関するブログ

北海道、東京、沖縄の3都市で太陽光に有利なのは・・・?

 

これ、『沖縄!』と言いたいところなんですが、少し違うんです。

 

確かに、日昇~日没までの時間が一番長い。という意味では沖縄がダントツです。

しかし、太陽光の出力を決める要素は、もちろんそれだけではありません。

 

通常、ソーラーパネルメーカーの出す太陽光の発電シミュレーションには、

・地域の日射量

(NEDO提供1981~2009年の29年間の観測値の平均値。設置確度と方角別に日照時間を織り込んだデーターあり。)

・平均気温。

・直流-交流変換時のロス

の3つから算出されます。

 

この他にも

・設置場所の日当たりの良し悪し

・電気回路の設計

・電線でのロス

がありますが、このロスに関しては各販売会社の設計担当に委ねられているのが現状です。

 

今回はソーラーパネルメーカー依存となる地域の日射量と平均気温のみで比較しています。

『北海道は太陽光発電に向いている。』

『山梨県が太陽光の発電量なら一番』

など聞いたことはないでしょうか。

この話はあくまで設置確度を25度で統一してその他の機器の構成条件は同じとして比較した場合の例です。

 

 

実際には地域ごとにソーラーパネル設置の最適確度が存在し、北海道の場合は30度設置。

沖縄の場合は10度の方が発電量が多くなります。

 

 

 

札幌-東京-沖縄太陽光発電量比較まとめ表

 

 

 

 

【沖縄での発電所傾斜角10度と30度の比較】

太陽光発電量グラフ 那覇 設置角度30度 太陽光発電量グラフ 那覇 設置角度10度

 

 

 

 

 

【東京での発電所傾斜角10度と30度の比較】

太陽光発電量グラフ 東京 設置角度30度 太陽光発電量グラフ 東京 設置角度10度

 

 

 

 

 

 

【札幌での発電所傾斜角10度と30度の比較】

太陽光発電量グラフ 札幌 設置角度30度 太陽光発電量グラフ 札幌 設置角度10度

 

 

 

 

この『ソーラーパネル設置の最適確度』は、実際太陽の高さによって大きなバラつきがあります。

夏場は水平に近づき、冬場は急角度の方が太陽光による発電量が多くなります。

また、緯度が0から遠くなれば急角度になり、緯度が0に近くなれば水平に近づきます。

 

日本では、最適設置角度は沖縄で17度、札幌で37度くらい。

ソーラーパネルの設置角度は20~30度設置にした方が良い。

という結論に落ち着きそうですが、実際は、10度で設置するケースがほとんどです。

 

その理由は、限られた土地にたくさんのソーラーパネルを設置するための苦肉の策でもあるといえます。

10度の設置と30度の設置では、必要となる土地の面積は2倍近くになる事もあります。

一方で発電量の違いは東京で約6%です。

そのため、全体効率で考えたときに、10度の設計の方が条件が良くなり、10度の設計にすること

が多いのです。

 

積雪の多い地域では、30度、45度の設置が殆どで、そうすることにより、出力もアップしますが

なにより大きな理由は雪が落ちやいという理由です。

関東の分譲太陽光や、メガソーラーになると、10度の設置になっていることが多いです。

これは、土地の価格も高く、限られた土地の中に、ソーラーパネルを多く設置するためです。

そうすることで、極力コストを下げて費用対効果の高い太陽光発電所の開発をしています。

 

このように、どの場所がソーラーに良いのかは一概に結論付ける事はできません。

設置場所のみならず、その場所に合わせた設計がなされているかが非常に大切です。

 

太陽光発電所の収益性は、その土地に合わせた最適な設計がなされているかどうか。

が一つのキーである事もしっかりと考えて投資を検討したいですね。

 

 

 

 

ソルセルでは、太陽光発電の情報提供を通じて、適切なご判断のお手伝いをしております。

➤公開物件をみる

 

 

 

その他、過去ブログもぜひご覧ください。

➤投資家様向けのブログ

土地付き太陽光投資物件のご紹介

条件を選択すると、物件情報一覧が表示されます。

コメントを残す

物件紹介